風物・歳時記

2024年11月 7日 (木)

異常現象?(カメムシ編)

11月に入ってもカメムシの大量発生は出ていません。
カメムシは成虫のまま越冬するため、秋が深まり気温が下がるとより暖かいところに避難します。それで洗濯物やカーテン、納屋やガレージの奥にある袋や布などに逃げ込むのです。 昨年の11月4日の記事「カメムシの大量発生」← クリック してご覧ください。
異常だった昨年が記憶に刷り込まれているのです。

ほかに柿やすもも・スダチが全く成らないのも特異な年です。多少の成り不成りはよくあることです。これほどまでとは初めての経験です。
そういえば、富士山の初冠雪がいまだに記録されないのも、異常な現象です。

富士山の山頂付近が6日、雪で覆われた。朝日新聞社機で上空から確認した。例年、「初冠雪」は甲府地方気象台が目視で確認しているが、この日は山頂付近が雲で見えず、発表は見送りとなった。
1894年の観測開始以降、最も遅い観測は1955年と2016年に記録した10月26日。発表されれば、最も遅い観測となることは確実で、気象台は「地球温暖化が一因」とみている。(朝日新聞11月7日朝刊)

夏が長い分秋が短く感じられます。といっても冬が厳しく長いわけでなく、地球温暖化の影響で北兵庫も年々雪が少なくなっています。

 

 

 

   

2024年10月 1日 (火)

異常気象?(遅れて咲く彼岸花)

ふつうはお彼岸の前後に咲く花が、今年は10月に入った今満開を迎えています。

伊佐屋菜園(A)の土手 & 上郷堤防下
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異常に暑かった気温のせいでしょうか?草刈りが終わるのを待つかのように一斉に咲き出しました。
この花が咲く条件は、日平均気温が20~25度ということで、普通はちょうど秋の彼岸頃ですね。
今年は9月末になって最低気温が20度前後まで下がったので、一気に花を咲かせたようです。






   


 

  

2024年9月 7日 (土)

2024 異常な年(柿の不作)

稲刈り時期ですが、今年は昨年より穫れたと言う話しを聞きます。不作よりも凶作に近いのが果物です。
富有柿が3本は花が咲いて実がつくもヘタ虫の影響で落果し残った実もすべて落ちてしまい「実の一つだに無きぞかなしき」状態です。
一昨年もそこそこになって、昨年はなりすぎで処分に困るくらいでした。

一方、スモモが3本、花ユズ1本、スダチ1本が全くといっていいほど実を付けません。スモモは初夏、スダチは夏から秋に収穫し、ユズは冬時期に実が黄色くなった物を収穫します。近所の果樹も同様な状態です。これほど実のなるものが不作の年はありません。

庭の果樹 & スダチ
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富有柿 & スモモ
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カキ、スモモ、スダチが豊作だった昨年の反動で、不作となることはあるものの、これほどとは驚いています。
天候の影響もあるのかも知れません。専門家である果樹園では、こんな話しは聞きません。
収穫量をコントロールしたり、天候に合わせた対策を打っているのでしょう。伊佐屋はもっぱら来年の福を待つのみです。

 

 

 

 

      

2024年6月21日 (金)

2024 夏至の夕陽

一日の時間がもっとも長い日が夏至です。この日を境に、だんだんと日が短くなっていきます。日の出は4時46分、日の入りは19時16分です。14時間30分ですね。冬至となると10時間を切ります。

伊佐屋の多目的広場から眺めた「2024夏至の夕陽」です。飛行機雲も映りました。
真西との角度は北へ15度ずれて、明日から少しずつ西に戻って春分を過ぎると今度は南に動きます。

伊佐屋多目的広場からの夕陽
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左の時刻は伊佐屋地域の日没(山に沈んだ時間)です。
これも昨年の父の日プレゼントのスマートウオッチです。
今日一日10870歩を記録しています。

これも父の日プレゼントのレジャーチェアーに座って、西方向を眺めながら一杯飲(や)ると、菜園仕事の疲れが吹っ飛びます。


 

 

 

 

 

 

 

    

2024年1月14日 (日)

七草がゆと故郷めし

今週の「しんぶん赤旗日曜版」連載の「日本全国故郷めし」に、この粥が紹介されていました。
作者は漫画家・魚乃目三太さん、全国の読者から寄せられた思い出に残る故郷めしを連載されています。今回の投稿者は、京都市左京区のKさんから、「七草がゆと鏡開き」です。
♪唐土の鳥が日本の土地へ渡らぬ先に、七草なずな・・・♪

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              (しんぶん赤旗日曜版1月14日号)

7日になると、普段は包丁を持たない父が、七草のようなものを取りそろえ、♪唐土の鳥が日本の土地へ渡らぬ先に、七草そろえ・・・♪と歌ってテンポ良く切っていたのを覚えています。たぶん父は祖父母から受け継いだのでしょう。

近年我が家の7日の朝は、このかゆから始まります。

伊佐屋三木のblog「七草がゆと鳥追い歌」← クリックしてご覧ください。

しんぶん赤旗日曜版は、自民党の主要派閥の政治資金パーティ券の裏金疑惑を報じ、上脇神戸学院大学教授の告発につなげました。
その後、検察の捜査もあって自民党の「政治とカネ」が裁かれています。
報告文書を一つ一つ付き合わせて、苦労しながら闇の中の真実を暴いた記者達の大手柄でした。

魚乃目三太氏の「戦争めし」
Dsc_0001_20240114112601 一方,魚乃目三太氏は、アジア・太平洋戦中、戦地や内地で人々の体験を食を題材にした作品で知られています。暖かみのある画風で、無謀な戦争により命や家族を失った兵士と庶民の悲惨さと苦しみを描いています。

しんぶん赤旗日曜版は、家族揃って楽しめる新聞を目指して、エンタメ記事も力を入れているそうです。
この漫画への投稿者の多くは、私と同世代と思われます。
今年は母の25回忌の連絡が寺からありました。4人の子供を、貧しくともひもじくないように育ててくれた父と母の苦労が偲ばれます。
古きよき時代の語り部として、「日本全国故郷めし」の連載に期待しています。




 

  

2023年12月26日 (火)

終活年賀状

年賀状を書く時期になりました。
近年「今年を以て新年の挨拶を控えさせていただきます」という年賀状が増えてきました。
私も7~8年前に出したものの、読んでない方もいて、翌年は普段どおり出す羽目になりました。

大慌て賀状納めの詞(ことば)足す」大阪府 小倉三歩 (朝日川柳 12月21日)

郵便料金の大幅値上げが検討されているとのニュースに反応したのがこの川柳です。

総務省は12月18日、 2024年秋頃に25g以下の封書(定型郵便物)を現在の84円から110円に、50g以下も94円から110円に値上げして1区分に統合する。 はがきも従来の63円を85円に値上げする方針。

今年は「この度、思うところがあって、年賀状に関してはこれで最後にいたしたいと存じます。これまでのおつきあいに感謝しております。良い一年になりますように。」とストレートに書くつもりです。

これが届いた方、お付き合いをやめたいのは年賀状です。交流はLINEやPCメールもあります。こちらは無料です。ご理解ください。

なお、私の安否確認は「伊佐屋三木のblog2」をご利用ください。 <(_ _)>


 

 

2023年11月13日 (月)

2023 神鍋高原初冠雪

兵庫北部は予報どおり未明から大雨に見舞われ、豊岡市に大雨警報が発令されました。
神鍋山野草を愛でる会のメンバーを経由して、今朝の奧神鍋ゲレンデが冠雪した写真が届きました。
我が家からも蘇武岳・妙見山が白くなっています・

栗栖野から & 奧神鍋方向
13419  13424
5日前の8日に氷ノ山に登って往く秋を楽しんだばかりです。
明日14日に「神鍋山野草を愛でる会」の最終観察会と納会が予定されています。
朝の最低気温は今日よりも若干低めです。蘇武岳や妙見山など高山の冠雪が残っているでしょう。







2023年11月10日 (金)

カメムシ 捕獲器

最近人に会うと大発生しているカメムシが話題になります。
ガムテープや防虫スプレーの他に、味付け海苔の容器やペットボトルが効果的との話でした。

ペットボトル:切り離して、漏斗型にしてテープで止め、近づけて容器に落とす
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海苔容器:かぶせて、紙を差し込んで、ひっくり返して蓋をする
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どちらの容器も滑るためカメムシが這い上がれません。
底に灯油を入れておく人もありますが、蓋をして置けば時間が経つと死んでしまいます。
蓋がなければラップでOKです。
集まったカメムシの身を守る悪臭が容器の中に貯まり、ついにはお互いを滅ぼしてしまうそうです。

凍殺スプレー
Pb100017_20231110134101こちらは手が届かないところに使います。
凍殺とは可哀想な気がしますが・・・・。

これから寒さが増すことで、目につくことが少なくなります。
ただ死んでしまうのではなく、何処かや何かに入り込んで冬を越すのです。
油断なりません。

 

 

 

 

     

 

     

2023年11月 4日 (土)

カメムシの大量発生

今年は、カメムシが大量発生しています。成虫のまま越冬するため、秋が深まり気温が下がるとより暖かいところに避難します。それが屋内、衣類、カーテン、袋類、車内になるのです。
とくに山間部などでは大挙して押し寄せます。
温暖化が進む近年、大発生は今年の猛暑が影響しているものと思われます。

窓のカーテン & 集団で日向ぼっこ
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カメムシの特徴は、なによりも刺激すると臭い分泌液を出すことで、その嫌な匂いはしばらく残ります。
他に3mmの隙間があると進入する、雑草が茂っていると繁殖しやすい、暖かいところが好き、白っぽくて明るいものが好きなどです。

7878288_3l1 発生が少ないときは、パンフレットなどに乗せてそっと外へ出していましたが、大発生となると温情をかけるわけにはいきません。
刺激しないように、ティッシュにくるんでゴミ箱へ、ガムテープでくっつけて捨てるのもありです。
部屋ごとにガムテープを置いている家もあるとか。
味付け海苔が入っていた広口のペットボトルをかぶせて、紙を差し込んで虫を誘導し蓋をするのも効果的です。
近くにホームセンターが2店、ドラッグストアが2店あるのですが、どこも防虫・殺虫剤の棚は空っぽです。蜂スプレーだけが残っていて、さすがにガムテープはたくさんあります。
やむなくホームセンターのネットショップで、屋内で使うため殺虫成分のない「凍結スプレージェット」を購入しました。


当地方を始め山陰の雪国には「カメムシが多いと雪が多い」という説があります。
先日神鍋高原に長年住む友人がこれを信じていて、「58-59豪雪」に窓にびっしりとカメムシがついていたといいます。

気象庁の予報では、今年の冬は雪が少ないとありました。
猛暑の夏にカメムシが増えても、カメムシに気象予知能力があるはずもなく、気象庁を信用しましょう。
    

2023年10月22日 (日)

2023 晩秋の円山川鮎漁

は年魚のため秋も深まる時期になると、産卵のために、群れで川を下り始めます。それを狙うのが投網漁です。この近辺で「投網の名人」と知られる釣具屋を営むT君の出番です。
その後、浅瀬についた鮎は、鉤針のついた竿で鉤を曳きずる漁(ゾロ掛け)で釣られます。
産卵後は「落ち鮎」と呼ばれ、雌雄とも黒みを帯び、腹部に婚姻色と呼ばれるオレンジ色の帯が目立つようになります。
「鮎ハンター」達の飽くなき追尾を逃れた鮎だけが河口近くで産卵し、その生涯を終えるのです。


獲物を探す鮎ハンターの目 & 網打ち(望遠のため手ぶれしました
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網をたぐって & 網から外す
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獲物のお裾分け & 今晩のおかず(雌鮎に卵、雄鮎に白子)
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実は伊佐屋君は小学生の頃から鮎釣りに惚けていて、中・高の試験中も川に出ていたとの伝説?が残っています。その後足を洗い、40年前にUターンしてからは、趣味は山歩きと菜園仕事に精を出すようになりました。それでもハンターと近所なので、好物のお裾分けを頂きます。

かって円山川本流下流域の上郷橋は鮎漁の聖地でした。往時を偲ぶマイブログ記事が残っています。

◎ 2012年10月21日 (日)  「鮎漁の終わり」    ← クリックして投網の名人芸をご覧ください  (記事の左端「←」(戻るボタン)  でもとに記事に戻ります。

◎ 2023年 6月1日(木) 「円山川鮎漁の解禁」  ← この記事で上郷橋周辺の鮎漁の盛衰を知ることができます。



 

   

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