但馬山友会 鳳凰三山紀行 Ⅱ
赤岳 地蔵岳 観音岳 薬師岳
↓ ↓ ↓ ↓
<御座石コース>
御座石鉱泉から鳳凰小屋まで標高差約1300mあるが、旭岳、燕頭山までの急登を上りきると後は緩やかな登りとなり、富士山、甲斐駒、八ヶ岳を眺めながらの楽しい登山となる。うっそうとした森の中、巨木も多く、苔むした岩の自然の庭園も素晴らしい。咲く花の種類も多く、初夏にはオサバグサ、コイワカガミ、 7〜8月にはセンジュガンピ、レンゲショウマ等、あげたらきりがない。このコースの良さは登山道が歩き易く、よく整備されており、道に迷うこともない。初心者と経験者を比較しても、かかる登山時間に大きな差はなく、鳳凰小屋まで辿り着くことができる。(鳳凰小屋HP 登山案内から)
前日夜遅く但馬各地に寄りながら出発、舞鶴若狭自動車道から北陸道へ、米原から名神高速、小牧JCTから中央自動車道を韮崎ICまで順調に走り、予定より一時間早い到着となりました。
大型バスとはいえ、窮屈さと揺れで睡眠不足は否めません。
予想どおりの好天に麓から見上げる地蔵岳がまぶしく輝いています。
総勢29人がリーダーとサブリーダーを先頭に4班に分かれて元気に出発しました。
総勢29人がリーダーとサブリーダーを先頭に4班に分かれて元気に出発しました。
全但大型バス 御座石登山口
中間地点の燕頭山まではほとんど林の中の急登が続き、時折八ヶ岳が見える程度です。専ら下を向いてあえぎながら登りますが、お陰で可憐な野草たちに出会えました。
南アルプスは北アルプスと較べて、雨が多く暖かいので深い森が広がっています。
2,500mを越す高山に現れるはずの森林限界も定かでなく、木にぶら下がって空気中の水分を取り込んで単独で生きるサルオガセも各所で見られます。
花崗岩のザレ場を登る 鳳凰小屋
小屋の収容人員は150人、テント場は45張りだそうですが 、16時頃には超満員、ハイシーズンで梅雨明け後の週末で好天とあって無理はありません。
予想どおり、布団一枚に2人が割り当てられました。
結果として予備?の屋根裏布団部屋に数名が移動し、少し余裕ができました。
小屋の内外とも超満員、テラスや屋外で語らったり、たそがれや満天の星を楽しむこともなく、バス旅や登りの疲れで7時頃には (-.-)Zzzzz・・・・ でした。
翌日はオベリスクで名高い地蔵岳に登り、最高峰観音岳から薬師岳へ縦走し、夜叉神峠を経て登山口に下るコースタイム8時間のロングコースが予定されています。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
いつもながらにすごいですよね。
その体力には脱帽です。
暑い盛り、お体にはご自愛ください。
投稿: 栄治 | 2015年8月 1日 (土) 07時43分