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2015年9月 9日 (水)

伊佐屋菓子店のお菓子 Ⅱ

銅鍋とへら                通い帳(掛け売り記録簿
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《《《 その他作っていたもの 》》》

◎ねりきり(生菓子),落雁(干菓子)
冠婚葬祭の為に作られる事が多かった。
祝い用に、鶴(白豆を煮た餡をなべに戻し、砂糖と水で戻す。
型にはめたものに、色粉を作って彩色する)、亀、鯛などが
作られた。
法事用に、蓮、大根、椎茸等、その他秋には菊も作られた。
菊は箸を下から挿し、まわしながら切り目を入れる。
黄色く色付けしたものをスノコに通して、花の芯に乗せて
作られた。
これを作る時は、よく「べろべろ」という民謡を歌いながら
作っていたとか。
ちなみに秀子おばさんは観世流の浪曲をよく聞いた。

◎さらし飴
もち米から作った飴。
直径2,3cmのこの飴を口に入れると、口の熱でほろほろと
とけて、水分が加わるとしわしわとなっていく。
昭和1桁の当時で、3個を1銭で売っていた。

◎かち割飴
麦芽糖を1斗缶買ってきて、煮て作る。
最後に水を入れるのがコツだった。
7月末に土居の氏神である川濯(かわすそ)さんにお参りに
来る人によく売れた。
鉄のみでかち割って売るこの飴は、べっ甲飴よりネチネチと
していた。

◎きな粉のねじり飴
〈作り方〉
1、水あめをとろ火で焦がさない様に煮る。
2.熱くした、きな粉を混ぜる。
3.薄く延ばして、堅くならない内に細く切り、両端を持って
  半回転させる。

◎金太郎飴
 言わずと知れた、切っても切っても同じ模様が出てくる飴。

◎カステラ
カステラの流し箱はあったのだが、土地の人の口に合わないのか
店頭に並ぶ事は無かった。残念!

《《《 問屋から取り寄せて売っていたもの 》》》

缶で取り寄せ、計り売りされたもの。
◎菊煎餅
菊の型した生地を、乾く前に柔らかめに半分折り返した煎餅。

◎胡麻煎餅
小麦粉、水、そしておそらく卵を入れてよく練ったものに、煎り胡麻
を入れて作った煎餅。店頭にたくさん吊り下げられた。

◎さざなみ
もち米が入ったような粉でできており、少し塩味だが、雪を被った
程度に砂糖を被っている。
真中に線があって、割る事ができる。

伊佐屋菓子店も含めた手辺村の様子は国府村府市場に生まれ、豊岡で印刷業を営み、昭和21年佐賀県伊万里市へ転居された菅村駅一さんの著書
匂うふるさと 手辺村繁盛記 に書かれています。

伊佐屋三木のblogにも記事にしているので、クリックしてご覧ください。 

匂うふるさと 伊佐屋菓子店 Ⅰ

匂うふるさと 伊佐屋菓子店 Ⅱ

※注

<太字の言葉をクリックしていただければ、それぞれの記事に移ることができ、画面左上の戻るボタン(←)で元の記事に戻ります>

 

 

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コメント

すべて耳にしたことがあります。
きな粉のねじり飴はよく食べました。

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