2015 但馬山友会 蘇武岳・大杉山
秋も深まり、山の紅葉も目立ってきました。
但馬山友会10月例会後半の部は豊岡市日高町と香美町村岡区を東西に分ける、蘇武岳(1074m)・大杉山(1007m)コースです。
案内には「アップダウンがあり変化に富んだタフなルートです。カツラ、トチ、ブナの巨木群を縫って上るとブナ林が広がります。これらの紅葉が楽しみです・・・・・」コースレートは(やや上級)と書かれています。
一昨年6月例会で登った際はトチやブナ林の緑が印象的で、今回は紅葉を求めた秋バージョンとなりました。
ルートは万場スキー場から中の滝分岐を巨樹の谷→蘇武岳→四ツ山越え→大杉山→万場スキー場へもどる設定です。
秋行事が重なっているのと、「やや上級」の設定が効いたのか、参加者は少し少なめの28人でした。
中央が大杉山 、蘇武はその奧 登山口
夫婦カツラがお出迎え カツラの親分
カツラの巨木に近づくと涸れ落葉がキャラメルに似た甘い香りがします。
朝日新聞但馬版の記事で紹介されたように但馬高原植物園の田丸さんによると、「カツラは光合成をしてでんぷんを葉に蓄える。その葉が枯れることで化学反応を起こし、一種のブドウ糖に変わる。それが甘い香りのもとになっている」そうです。
トチの巨木 よく熟れたヤマブドウも賞味
巨樹の谷の急登 尾根筋に続くブナの紅葉
最後の登り 山頂到着
北には三川山 東は豊岡市街地
西方向:氷ノ山・鉢伏山・瀞川山・扇ノ山と香美町村岡区の町並み
山頂から市内が見渡せるのだから豊岡市側から蘇武岳の山頂が見えるのはずですが、900m超の四ツ山や大杉山に遮られ僅かに山頂付近が見えるだけで、麓から蘇武岳を視認できる人は多くありません。
絶景を眺めながら昼食タイム 下山開始
下山は備前山コースとの分岐を北へ、「四ツ山越え」のアップダウンを繰り返して、大杉山山頂(1007m)で神鍋高原全体を見下ろすビュースポットで休憩です。
山名の由来となった大杉を見上げます。
四ツ山越え 巨木 大杉
大杉山から神鍋高原、北東へ大岡山・矢次山・来日岳が連なる景色
ただひたすら下る
大杉山からは平地がなく、尾根に沿ってブナ林をひたすら下ります。
足元がすこし悪い谷沿いの道を登りに、しっかりした尾根沿いの道を下りに使う選択は正解でした。
朝日新聞但馬版の記事で紹介されたように但馬高原植物園の田丸さんによると、「カツラは光合成をしてでんぷんを葉に蓄える。その葉が枯れることで化学反応を起こし、一種のブドウ糖に変わる。それが甘い香りのもとになっている」そうです。
トチの巨木 よく熟れたヤマブドウも賞味
巨樹の谷の急登 尾根筋に続くブナの紅葉
最後の登り 山頂到着
北には三川山 東は豊岡市街地
西方向:氷ノ山・鉢伏山・瀞川山・扇ノ山と香美町村岡区の町並み
山頂から市内が見渡せるのだから豊岡市側から蘇武岳の山頂が見えるのはずですが、900m超の四ツ山や大杉山に遮られ僅かに山頂付近が見えるだけで、麓から蘇武岳を視認できる人は多くありません。
絶景を眺めながら昼食タイム 下山開始
下山は備前山コースとの分岐を北へ、「四ツ山越え」のアップダウンを繰り返して、大杉山山頂(1007m)で神鍋高原全体を見下ろすビュースポットで休憩です。
山名の由来となった大杉を見上げます。
四ツ山越え 巨木 大杉
大杉山から神鍋高原、北東へ大岡山・矢次山・来日岳が連なる景色
ただひたすら下る
大杉山からは平地がなく、尾根に沿ってブナ林をひたすら下ります。
足元がすこし悪い谷沿いの道を登りに、しっかりした尾根沿いの道を下りに使う選択は正解でした。
前夜の雨のあと気温が下がり、朝のうちは雲が出ましたが徐々に回復に向かい、山頂から下山までは秋晴れの穏やかなお天気でした。
登りタイムは3時間、1時間の昼食タイムから下りは2時間50分、快適な秋の気候にペース配分も適当で、予定よりも少し早い下山でした。
登りタイムは3時間、1時間の昼食タイムから下りは2時間50分、快適な秋の気候にペース配分も適当で、予定よりも少し早い下山でした。
<コースタイム>
万場スキー場駐車場 → 蘇武岳山頂 → 大杉山 → 万場駐車場
8:00 11:00 12:00 13:10 14:50
2年前に地元の有志によって整備されたルートですが、その後豊岡市のお奨めコースに紹介されたり、神鍋観光協会のパンフ(夏やま登山と秋やま登山の二種類)が発行されたりして、利用者も増えています。
また、西側の村岡区から登る大糠ルートも4年前に整備され、年2回の登山大会が企画されています。
登山者も増え道も踏み固められてきており、鹿の食害のお陰?で登山道も含めて山全体の見透しがよくなりました。
コース内の案内板や目印も随所に設けられていますが、タフなコースなので上級者以外の単独登山は避け、複数人での登山がお奨めです。
8:00 11:00 12:00 13:10 14:50
2年前に地元の有志によって整備されたルートですが、その後豊岡市のお奨めコースに紹介されたり、神鍋観光協会のパンフ(夏やま登山と秋やま登山の二種類)が発行されたりして、利用者も増えています。
また、西側の村岡区から登る大糠ルートも4年前に整備され、年2回の登山大会が企画されています。
登山者も増え道も踏み固められてきており、鹿の食害のお陰?で登山道も含めて山全体の見透しがよくなりました。
コース内の案内板や目印も随所に設けられていますが、タフなコースなので上級者以外の単独登山は避け、複数人での登山がお奨めです。
なお、このコースは12月~3月は入山禁止とされています。
次回は最終例会、11月8日(日)に丹後と但馬の県境にある大江山が予定されています。
次回は最終例会、11月8日(日)に丹後と但馬の県境にある大江山が予定されています。
« 2015 秋 朝来山 757m | トップページ | 神鍋山野草を愛でる会 10月例会 巨木巡り »
「但馬山友会」カテゴリの記事
- 2024 第24回但馬山友会総会(2024.02.25)
- 但馬山友会 レジェンド逝く(2023.10.19)
- 2023 但馬山友会 鉢伏山 1,221m(2023.09.25)
- 2023 但馬山友会 播磨妙見山 693m(2023.09.10)
- 2023 但馬山友会 高竜寺ヶ岳 697m(2023.08.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント