餌をあさるコウノトリ
散歩の帰りに家の近くの八代川で2羽に出会いました。
今年近くの山本巣塔で生まれ巣立った2羽はそれぞれ事故などで死んでしまい、一年前に巣立ったものでしょうか。
周囲に田んぼがあるのですが、我が家もそうですが稲刈り後は水を入れていません。
水田が乾かないと春の耕耘を遅らせ米作りの障害となるので、昔から「湿田=じる田」に苦労してきました。
水田が乾かないと春の耕耘を遅らせ米作りの障害となるので、昔から「湿田=じる田」に苦労してきました。
いまでも土作りのため秋の耕耘をしたくても、春にトラクターが入れなくなるからと見送る圃場があります。
一方安全で美味しい米作り、コウノトリ育む農法で冬季湛水を実施している圃場もあります。
きまぐれな人間の都合で増減する田んぼとは別に、安定している川沿いの湿地は餌場として欠かせません。
あちこちで出会うコウノトリですが、コウノトリ郷公園によると施設で飼育しているのが96羽で、屋外にいるのが80羽です。
まだまだ少ないようですが、近親交配や鳥同士の争いなど過密による問題も生じ、放鳥拠点を養父市や朝来市に広げています。
広くて人が少ない田舎ですが、コウノトリにとって住みやすい環境にはなっていないのでしょう。
« 9・19 いけんの日 | トップページ | とよおかの城郭コース 轟城 »
「但馬物語」カテゴリの記事
- ユリノキと台風23号(2024.05.31)
- 北近畿豊岡自動車道延伸(豊岡出石インター)(2024.02.16)
- 承久の乱 雅成親王(2022.01.27)
- 鳥追いと七草がゆ(豊作と無病息災を願う)(2022.01.07)
- 写真集「但馬の100年」が出版されました(2021.12.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント