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2015年11月27日 (金)

餌をあさるコウノトリ

散歩の帰りに家の近くの八代川で2羽に出会いました。

20151127_160016_2
今年近くの山本巣塔で生まれ巣立った2羽はそれぞれ事故などで死んでしまい、一年前に巣立ったものでしょうか。
周囲に田んぼがあるのですが、我が家もそうですが稲刈り後は水を入れていません。
水田が乾かないと春の耕耘を遅らせ米作りの障害となるので、昔から「湿田=じる田」に苦労してきました。
いまでも土作りのため秋の耕耘をしたくても、春にトラクターが入れなくなるからと見送る圃場があります。
 
一方安全で美味しい米作り、コウノトリ育む農法で冬季湛水を実施している圃場もあります。
きまぐれな人間の都合で増減する田んぼとは別に、安定している川沿いの湿地は餌場として欠かせません。
 
あちこちで出会うコウノトリですが、コウノトリ郷公園によると施設で飼育しているのが96羽で、屋外にいるのが80羽です。
まだまだ少ないようですが、近親交配や鳥同士の争いなど過密による問題も生じ、放鳥拠点を養父市や朝来市に広げています。
広くて人が少ない田舎ですが、コウノトリにとって住みやすい環境にはなっていないのでしょう。
 

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