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2015年12月27日 (日)

鎌倉山 行者道周回コース

積雪時期を迎えた但馬の山はほぼクローズ状態。

宍粟の山も同様でこれからは播磨・阪神地域に向かうことになります。
新春恒例のチームF1B初登りの下見に加西市鎌倉山に出かけました。
ふるさと兵庫100山にもあげられていて、特に行者道がお奨めとのこと。
チームF1Bの過去の初登りを調べると、2012年は高御位山、2013年明神山、2014年小野アルプス、2015年は白髪岳でいずれも阪神・播磨・丹波地域です。
暮れのミーティングでは和気アルプスを候補に挙げていてましたが、行き帰りに時間がかかるので、日の長い時期に考えます。


 
加西市観光まちづくり協会 「鎌倉山ハイキングマップ」
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ルートは行者道にこだわって、マップの一番下の「是行者道」の石柱からスタートして、左回りで石仏を巡り鎌倉山山頂まで縦走し行者道終点の「是鎌倉山」の石柱まで下ります。
是 行者道の石柱        愛宕神社
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自然林の道                普賢菩薩               
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加西の町並み              釈迦如来象
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目指す鎌倉山頂             快適な尾根歩き
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小天井460m            役行者石仏
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行者道と呼ぶように、二行者石仏から始まり不動明王、普賢菩薩、弥勒菩薩、釈迦如来、役行者、孔雀明王と如来・菩薩・王が勢揃い、おまけに断崖の岩場には大峰山風の「東ののぞき」、「西ののぞき」まで名がついています。
案内によると、古くから神々のふるさととして信仰されていて、江戸期には修験道として楽しまれた。明治期になって普光寺によって鎌倉山に連なる峰々に行者道が開かれ、近年地元の力でハイキングコースとして整備されたそうです。

東ののぞき
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柳峠315mまで下る          鎌倉山山頂 453m
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展望案内板                双眼鏡が備え付け
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鎌倉山山頂から南方向の眺め
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北方向:多可町             笠形山
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西方向:七種山・雪彦山         孔雀明王像
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山頂には孔雀明王が鎮座し、南は明石海峡・淡路島、姫路港まで見渡せます。
北には多可町の町並みや笠形山、西には西播磨の峰々が望めます。
出発してからゆっくり歩きで2時間半、昼休憩を取っていたら普光寺から登ってきた常連さんと出会い、この山で初めての会話を交わしました。
西脇在住の方で、交通事故に遭ってからリハビリを兼ねて毎日周辺の山に登っているそうで、土曜日は鎌倉山と決めているとのことです。
土曜日で晴天ながら年末の忙しい時期にのんびり山登りもないのか、本日お会いした最初で最後の人でした。
下りは西ののぞきに立ち寄りながら植林帯のジグザグ道を鎌倉寺・鎌倉神社を経て、「是鎌倉寺」の石柱がある登山口へ。

西ののぞき                 断崖に磨崖仏
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鎌倉寺                    鎌倉神社
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9月の槍ヶ岳から 右足全体の腫れと左膝間接痛に悩まされていて、11月の須留岐山以来の山行です。
こちらもリハビリを兼ね膝のサポーターとダブルストックが手放なせません。
 
1月9日に予定している新春登山は、もう一つの候補加西アルプス、善防山~笠松山のどちらかになります。
どちらも魅力的な山ですが、新年を迎え神仏に祈りを捧げながら峰々を巡る「鎌倉山・行者道」を提案することにします。
 
 


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コメント

山歩きは良いですね。
体をいたわりながら、チャレンジしてください。
和気アルプス、良いですよ。
低い山ですが、アルプスを思わせる岩稜の縦走ができて。
地元のマニアが詳しい情報をネットに載せておられます。
検索するとすぐに出てくるでしょう。
昨日、山納めとして、夢前の明神山に登ってきました。
展望が良く、岩と戯れ、いい山ですね。
青春18切符ですが、新快速が便利なので時間を感じませんでした。
では、良いお年を。

金ちゃん

明神山・小野アルプスの紅山・高御位山など但馬にはない岩場が魅力です。
腰や膝の持病に加え脚の浮腫も気になりますが、体と相談しながら無理のない山歩きを続けたいものです。

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