モズの早贄(はやにえ)
梅やグミなどの尖った枝に見られますが、菜園の片付けをしていて竹支柱の枝先に見つけました。
冬に備えての備蓄だとか単なる本能だとか人間が憶測しますが、捉えた獲物のカエルや虫を食べるために木の枝に刺し、そのまま忘れてしまったのかも知れません。
つまり、たんなる忘れ物というのが伊佐屋説です。
蘇武岳・妙見山など1000m級の山が今朝白くなっていました。
11月に続いて2回目、古老曰く「山に三度降ると次は里に降る」、タイヤ交換、松の剪定、庭木の冬養生などまだまだ冬支度が残っています。
竹支柱の早にえ スモモの早にえ
<もずが枯れ木で>
作詞:サトウハチロー 作曲:徳富 繁 (1935年)
1 もずが枯木で鳴いている
おいらは藁(わら)をたたいてる
綿ひき車はお婆さん
コットン水車もまわってる
2 みんな去年と同じだよ
けれども足りねえものがある
兄(あん)さの薪割る音がねえ
バッサリ薪割る音がねえ
3 兄さは満州へ行っただよ
鉄砲が涙で光っただ
もずよ寒いと鳴くがよい
兄さはもっと寒いだろ
この歌が作られたのは、満州事変を経て日中全面戦争に向かう時期でした。
情景が思い浮かびます。
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コメント
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タイヤ交換しなくちゃ・・・(^_^;)
投稿: 栄治 | 2015年12月 7日 (月) 07時35分