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2016年4月10日 (日)

2016 但馬山友会 鋳物師戻山

4月例会の一山目の案内ハガキには・・・竹野・城崎をつなぐ県道途中に「鋳物師戻峠」があります。今回この名の由来となった「大岩」と、仮称「鋳物師戻山」を、古道を伝って探索します・・・と書かれています。

昭和61年に全面開通した県道9号豊岡竹野線ですが、以前は峠越えの険しい山道でした。
峠には鋳物師戻峠(いもじもどしとうげ)、途中のトンネルにも「鋳物師戻トンネル」と訳ありな名がつけられています。

<ルート> 
金亀院→古道→大岩→旧峠→鋳物師戻山(三角点)→旧峠→愛宕さん尾根→金亀院 
(登り2時間30分、下り2時間)

出発地:金亀院さんに60人が集合     散り始めた桜の下を古道へ向かう
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イカリソウ                    イカリソウ(白)
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古道の登り                    ヤマルリソウ
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竹野の町並みと竹野浜            クロモジ(餅花木)の花
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               伝説由来の大岩
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登る途中の案内板に「・・・ 木々の間から、今にも崩れ落ちてきそうな大きな岩が見えると思います。この巨岩は、全長19m、重さ100~140トンもあります。この岩の先には鋳物師戻峠(いもじもどしとうげ)があり、その名の由来は、昔、鋳物師がこの峠で大地震に出合い、頭上にある大岩が揺れるのを見て恐ろしくなり、後戻りしたという話によるとつたえられています。」と看板にありました。
近くで見るとその迫力にびっくり、これで地震でもあれば鋳物師ならずとも逃げ帰ることでしょう。
 
旧峠、山頂へ50分              短いながら急登も
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竹野出身のKさんから、子供の頃この峠を越えて4月に行われる温泉まつりに向かったとのお話しもお聞きしました。

山頂三角点 370m              リーダー手作りの集合写真横断幕
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ミツバツツジ                  愛宕神社の展望所
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竹野・猫先半島               金亀(きんこう)院さん
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大岩まで約1時間30分、さらに鋳物師戻山頂まで約1時間。
大岩付近に登る道は以前からこのコースにに注目されていた山友数名と今回のリーダーさんたちが何日もかかって、安全に歩けるよう整備して頂いたそうです。
また地元の方々もコースを整備して頂いたとお聞きしました。
これを機にこの山とルートがより多くに方に利用されることを願っています。

お天気もまずまずでランクは初級、初めて登る山ということもあって、参加者はなんと60人。
お寺の住職さんも区の方もびっくりされていて、下山後甘酒や珈琲の接待をいただくなど何かとお世話になりました。
 
次回例会は4月23日(日)、昨年雨のため中止となった「大江山(833m)」です。
 
 

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