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2016年4月25日 (月)

2016 コウノトリ 山本巣塔 心配ごと

「山本コウノトリ」の繁殖については2月27日の「2016 コウノトリ 山本巣塔 繁殖準備」と3月17日の「2016 コウノトリ 山本巣塔 抱卵開始」でお知らせしています。

わが家に比較的近く散歩道でもあるので孵化を心待ちにしていたところ、気になることが出てきました。
 
一つは、孵化する時期が過ぎていること。
もう一つは、25日早朝にカラスの侵入を許したことです。
 
昨日観察中の女性コウノトリウオッチャーにお聞きしたところ卵を抱きだしたのが3月15日ごろ、約1ヶ月で孵化するのを考えると時期が過ぎているのが心配とのこと。
もう少し観察を続けるそうですが、無精卵の可能性もあるそうです。
「いつまで抱くのですか?」とお聞きすると、「卵が腐ったりしない限り抱くかも」との返事。
ここのコウノトリは子作り上手で4年連続の孵化・巣立ちに成功していますが、昨年の2羽は巣立ち後事故で死んでしまいました。
今年は孵化に成功し、巣立ちまで無事であって欲しいと仰っていました。
 
山本巣塔                    抱卵中(25日朝6時)
P4250001_2 P4250006
 
もう一つの心配ごとはカラスの侵入事件です。
晴れの朝に見られる放射冷却で霧込む巣塔付近を歩いていたのが6時2分頃、突然親鳥が抱卵をやめて飛び立ちました。
そのあとカラスが巣に侵入し、なにやらあさっているようです。
2~3分経ってカラスが飛び立つとすぐに親鳥が帰ってきて、カラスを追っかけます。
数分間空中戦を繰り広げたのち、親鳥は巣に戻り抱卵を継続しました。
 
留守の巣塔(25日朝6時5分)        カラスが侵入(2~3分間) 
P4250020 P4250021

親鳥が帰巣(6時22分)            まとわりつくカラス
P4250027 P4250029
 
侵入したカラス                 抱卵を継続
P4250034 P4250048
 
留守した時間は約20分、カラスも親鳥も巣から卵を落とした様子はありませんでした。
卵の数や様子は今も不明で、知るのは両親とカラスの3羽だけです。
何ごともなければよいのですが、孵化が遅れているだけにこの一件は気になります。

※ 放射冷却で霧込んでいるのと黄砂の影響でこんな写真になりました。
 

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コメント

カラスはやはりいろんな意味で
天敵のようですね。
何か手を打たないと。。。終わりがあるんでしょうか?

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