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2016年6月28日 (火)

2016 神鍋山野草を愛でる会 6月例会 上山高原 Ⅱ

名のごとく神鍋高原を中心に活動を続けている会ですが、足を伸ばして山滴る好時期の新温泉町上山高原を観察しました。

霧ヶ滝渓谷へ                   ヤマジサイ
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シオデ                       マタタビ
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ギンバイソウ(蕾)                ハナイカダ
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オカトラノオ                   ウリノキ
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オニシモツケ                  アオホウズキ
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            猿壷(さるぼ)の滝
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霧ヶ滝の沢筋での弁当タイムを入れて約4時間、神鍋高原には見られなくなった花があったり滝の数々に上山高原の懐の広さを感じました。

渓流沿いの環境に適した植物が多く、夏時期に訪れるとさらに楽しめるでしょう。

また春先の花が実をつけ夏秋を迎えて生長していくのも楽しみです。

 

 

 

2016年6月27日 (月)

2016 ジャガイモ収穫

6月も後半、3月末に植えたジャガイモのメークインを収穫しました。
梅雨の合間を縫って晴天の日に掘りあげます。

植えたのはメークイーンと男爵系のキタアカリの2種、2kgと3kgの種芋をカットして植え付けました。

蔓が枯れたら収穫適期        ゴロゴロメークイン
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伊佐屋菜園は地番に「土手外」名があるということは昔は堤外です。
堆積された良質の土で石もなく、水はけもよいことが自慢で、ジャガイモ生育環境に適しています。
ただ、ナス科であるジャガイモはトマトやナス・ピーマンの仲間、連作障害に気をつかいます。

埴輪形                  タコ形
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ハート&手裏剣形           これで半分
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発芽が少なかったり、天敵テントウムシダマシや疫病に負けることなく、生育は順調でよい形のものが穫れました。
メークインは煮物やシチューに、男爵系のキタアカリはポテトサラダやコロッケに使います。
植えて3ヶ月で2kgの種芋が数十kgとなり、長期保存もきき栄養満点の優等野菜です。
次にお天気がよいときに残るキタアカリを収穫します。
 

2016年6月26日 (日)

2016 但馬山友会 高山

6月の後半例会は京丹後市の高山(702m)、丹後半島の最高峰です。
標高は低いものの、場所柄府内屈指の豪雪地帯で、大規模なブナ林が見られます。

小野小町像           小町公園
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                スイレン
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アサザ                  コウホネ
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梅雨まっただ中で心配しましたが、CL&SLの心がけと運で、曇りながら時折晴れ間ものぞきます。
丹後北部の遠方にもかかわらず参加者は50人、役員も驚く盛況ぶりです。
 
ウオームアップ             ネムの花
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 ホタルブクロ               ヤマアジサイ
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登りは小町公園から、狭い舗装路を80分歩いて内山ブナハウスへ。
驚いたのは但馬の山と様相が違い、登山道には下草やササが生い茂っています。
鹿が繁殖していないことは、電気柵の低い通電線の位置を見てもわかります。
その代わりに猪が幅をきかせあちこちに土を掘り起こしているのが見られます。
鹿がいないということはヤマビルも気にする必要がありませんでした。

イノシシのヌタ場            ブナハウス内山
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内山集落跡              ブナ林
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内山地区は当初16戸あった農家が昭和初期には7戸に、昭和10年には1戸になり、碑にあるように昭和48年に最後の1戸も下山したとあります。
我が町の阿瀬金山廃村の状況と似ています。
 
ちょっと急登            樹林帯の尾根道
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少し先の内山集落跡から駒倉峠へ、クサリとロープ場からブナの林と笹や下草が生い茂る尾根道を登ります。
途中に少がし拓けた場所から市街地の展望が得られものの、高山山頂も北方向に金剛童子山が望めるもののさほど眺めのよいところはありませんでした。

山頂標識                金剛童子山
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50人の集合写真            竹の花
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山頂から少しそれたところに京都府下最大の大ブナがあり、幹周り3.65m、高さが23mとのこと。
氷ノ山や蘇武岳・扇ノ山の大ブナを見慣れているのでさほどの感動も生まれません。
 
府下最大の大ブナ
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東谷ブナ林分岐             あちこちにロープ
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20度を示す温度計
P6260051気温は20度とさほどではありませんが、湿度が高く暑がりの私は例によって大汗をかいてしまいました。
小町公園を出発したのが9時40分、ブナハウス到着が11時、山頂着が12時の適切なペース配分でした。
登山道を隠すほどの下草が茂り、久しぶりに山らしい山を歩いた感じがしました。
 
小町公園横には小野小町の墓があり、丹後には数奇な運命の美人・貴人の女性伝説が多く残っています。
丹後に伝わる丹後七姫伝説 ← をクリックでどうぞ。
 
次回例会は7月10日(日)に扇ノ山(1310m)、「深緑のブナの原生林を歩きましょう」として、登り3時間、下り2時間の行程が予定されています。
また遠征参加者の訓練登山の場として設定されています。
今日がいっぱいいっぱいだった私には無理かも・・・・。
 

2016年6月24日 (金)

2016 但馬山友会遠征登山

今年で31回を迎える遠征登山は希望者が多かった「尾瀬ヶ原・至仏山」に決まりました。

尾瀬ヶ原と至仏山

P0407040201s「♪夏が来れば思い出す・・♪」の歌で知られる尾瀬は、湿原や湖沼・樹林など自然が織り成す変化に富んだ美しい景勝地で、国立公園に指定されています。

今回登る至仏山は日本百名山のひとつで花の宝庫と呼ばれ、眼下に尾瀬ヶ原を一望できます。
日程は、7月29日(金)夜出発、車中泊と山小屋2泊の余裕を持ったコース設定です。
 
毎年のように遠征登山に参加していた私ですが、今回は参加を見合わせました。
昨年の槍ヶ岳以降膝の調子が思わしくないからです。
お医者にも「左膝に関節痛と右足にむくみがあるので、今年は高い山や遠征登山はやめたほうがよい」とアドバイスされています。
参加者は35名でツアー成立、人気の山と湿原らしく女性の参加が多いとのことです。
 
短い夏に咲きそろう花々や美しい湿原に魅力を感じますが、今年は「留守番連絡役」を務めます。
日帰りの中低山はなんとかついて行けるので、日々の訓練を続けながら体力の回復に努めることとします。
   
 

2016年6月19日 (日)

庭の草花 2016 6月編 Ⅱ

近畿北部に位置する関係で梅雨も始まりが遅れ、前線が南にあるときはさほど降りません。
後半になると土砂降りもあるものの長続きせず、梅雨明けを迎えます。
冬時期風雪が多いマイナスを少しだけ取り戻した気分になります。

 

オトギリソウ               キキョウ
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ダリア                        ハンゲショウ

 

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                         アジサイ

 

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ゴテチャ                      ミニトマト
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斑入りギボウシ(蕾)           ナンテン
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アガパンサス                 モモイロタマスダレ                   

 

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クロマメ(育苗)                  レモン

 

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ユズ                        ポポー
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スモモ                       スダチ
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ガーベラ                  ベンケイソウ

 

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キョウカノコ                    ヒペリカム

 

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毎年この時期に楽しませてくれる、クチナシとハマユウの白い花が咲きませんでした。
生育環境だけでなく虫や病気などいろいろな条件があるのでしょう。

 

 

 

梅雨時期に多い九州や四国・中国地方など南部の豪雨災害には心が痛みますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年6月15日 (水)

2016 神鍋山野草を愛でる会 6月例会 オオキンケイギクの除去

「神鍋山野草を愛でる会」例会は原則第2と第4日曜日となっていて、14日(火)に神鍋山周辺散策と「オオキンケイギク」駆除作業が行われました。

(いずれの写真もクリックで拡大してお楽しみください)
クマノミズキ                   ナガハノモミジイチゴ(キイチゴ)
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サイハイラン              ナニワズ(実)
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イワガラミ                    オカトラノオ(蕾)
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ウツボグサ

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アクシバ                       シバグリ(白い雄花と手前は雌花)

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ヤブレガサ
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ホタルブクロ              スズサイコ

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ササユリ                 ヤマアジサイ

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サンキライ(実)            ウメガサソウ
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神鍋山山頂から高原を望む

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クララ                       カワラナデシコ

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「オオキンケイギク」は北米原産のキク科の植物、鮮やかな黄色で観賞用として輸入されました。

繁殖力が強く在来種に悪影響を及ぼす可能性があり、2006年に「特定外来生物」に指定され栽培や販売は処罰対象となりました。

オオキンケイギク除去作戦

 


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根こそぎ駆除したオオキンケイギク

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いつの頃からか「オオハンゴンソウ」とともに神鍋山でも目立つようになり、昨年から「愛でる会」メンバーを中心に駆除作業が行われています。

昨年の効果がでてより少なくなりましたが、今後も駆除を続けていく必要がありますね。

 

 

 

 

 

 

2016年6月12日 (日)

2016 但馬山友会 小野アルプス

6月12日(日)の例会は小野アルプス、少し遠出となるのでバスをチャーターして向かいます。
梅雨時期でもあり、曇りで午後から少雨の予報。
リーダーの判断で予定のコースを逆まわり、雨にならないうちに滑りやすい紅山岩登りが先となりました。

小野カントリー横にある鴨池をスタートして→紅山の岩登り→惣山(小野富士)で昼食→アンテナ山→総山→アザメ峠→鴨池へもどる周回コースで、小野アルプスの西半分、約4時間半のコース設定です。
 
                 コース図
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鴨池公園到着                   女池のハス
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林間の道                      紅山岩場登り口 
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迫力ある岩場                   山頂でホッと一息
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紅山(183m)の岩場は下から見るとびびるほどの傾斜で、オレンジ色の岩が分布し名の由来となっています。
慣れれば恐怖心は減るのでしょうが、滑り落ちると下まで転げて大けがは間違いありません。
ロープも鎖もないのですが岩がでこぼこしていて滑りにくいのが頼りで、手足を使う3点支持で登ります。
35名が連なって登るさまは、他所から見ると絵になるかも知れませんが当人達は必死です。

あちこちに咲くササユリ        惣山から紅山を望む
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最高峰の惣山(小野富士)でも199m、低山歩きのハイキングコースですが、紅山の岩場登りはこのコースのハイライトとして印象に残るでしょう。


南西方向:権現湖・高砂             南東方向:明石
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ニューザック
P6120061予報通りお昼過ぎから少しずつ雨が落ちてきて、コース終盤の2時前、傘が要るようになりましたが、苦になるほどのことはなく、蒸し暑さを和らげてくれました。
20日前に再発した膝痛も治療と訓練が効いたのか、無事完歩することができました。

前日に届いた娘達の父の日プレゼントのザックも初お目見えです。
前年プレゼントのストックとともに、あちこちガタが来ている父を後押ししてくれました。 
感謝  <(_ _)> )
 
次回は26日(日)に丹後半島最高峰の「高山702m」が予定されています。
梅雨のまっただ中、今回以上に降雨リスクが増えますが、CLとSLの運と心がけに期待しましょう。
 
 
 

2016年6月10日 (金)

大衆演劇と食事会

府市場老人クラブ恒例の食事会が今年は演劇鑑賞も加わりました。

場所は奧城崎シーサイドホテル、「日本の渚百選」及び「快水浴場百選」に選ばれた青く美しい竹野浜海岸内にあります。

シーサイドに立地             海開きを待つ竹野浜
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田植えが終わった「さなぼり」時期にこのホテルの恒例行事である大衆演劇は座長新川博也 「新川劇団」 でこの地では初公演だそうです。
劇団の総数は全国で130劇団以上存在し、全国各地にある大衆演劇専用公演の劇場・または、健康ランドやホテルなどで劇団員一行が時代劇を主とした公演をしているそうです。


まずまずの入り込み             公演横断幕
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まずは会食                 幕間風景
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3日で演目が変わり、この日一幕目は人情芝居、幕間、二幕目は舞踊歌謡ショーと続きます。
演じる役者と観客との距離が近く、芝居の内容も分かりやすく、臨場感溢れる雰囲気が生まれます。
以前新世界朝日劇場で観たことはありますが、鍛えられた芝居芸・歌や品のよい踊りの所作、眼ぢからに圧倒されました。

府市場老人会の次なる行事は6月25日、国府地区老連グランドゴルフ大会の参加が予定されています。
( 山歩き現役の私は当分グランドゴルフに登場することはありません )
 

2016年6月 9日 (木)

上郷橋補修工事 進行中

2月~3月の事前工事のあと、4月9日から本格的な補修工事が行われていて、完工は7月9日の予定です。

工事期間は歩行者と自転車を除く車輌は全面通行止めになるため、上郷区や出石に向かうには数百メートル上流の新鶴岡橋に迂回することになります。

補修工事に取りかかる前の状態は、2月15日の記事「上郷橋 橋梁補修工事」 ← をクリックでどうぞ。


24時間全面通行禁止               両側の親柱もリニューアル
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付け替えられ高くなった防護柵           進む工事               
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わが家から200m足らずが上郷橋、伊佐屋菜園は橋の西詰めを下ったところにあります。
警備誘導員さんが通常は3名、休日は2人が歩行者や自転車を誘導されているのを菜園から見上げています。
 
鉄筋コンクリート以上の強度を持つPS桁橋(プレストレスト・コンクリート橋)に架け替えられたのが65年前の昭和36年でした。
幾たびかの台風や大水で一部損壊したり、老朽化のための補修工事がなされました。
今回は架橋後初の全面補修工事です。

完工まで残り1ヶ月、路面が舗装されると見違えるような橋に生まれ変わることでしょう。
桜堤から南方向の須留岐山・進美寺山・但馬妙見山をバックに、河畔林を背にした絵になる上郷橋がまもなく見られるようになります。
 

2016年6月 8日 (水)

庭の草花 2016 6月編 Ⅰ

6月梅雨入りも宣言されました。

日本には四季のほかに1ヶ月半「梅雨」という季節があるとも言われます。


キョウカノコ                      アルストロメリア
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ベンケイソウ                     ホタルブクロ
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ガウラ(ハクチョウソウ)              アスチルベ
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チョウセンアサガオ                 ゼラニウム
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サボテンの一種(鉢植)           ツユクサ
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光と熱そして水分は木々や草花、野菜の生育にとって大切な要素です。
 
 

2016年6月 6日 (月)

古きよき時代 豊岡高校18期 古希記念同窓会

我々の高校在籍が’63年から’67年。
’50年代から'60年代にヒットしたアメリカや イギリスなどのポピュラー音楽を「オールディーズ( Oldies) 」と呼んで、中高年に根強い人気があります。
当時日本人歌手がこれを日本語で歌ってヒットしていた時代で、舟木一夫、橋幸雄、西郷輝彦の御三家の青春歌謡も巷にあふれていた時代でした。

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そんな世代もはや古希を迎え、記念同窓会が城崎で開かれました。
資料によると35年前の'81年の第一回から数えて9回目、今回は地元但馬と関西・関東の各支部36人の皆さんにお世話になりました。
 参加者は先生5、男子64、女子59、合計128人。
遠くは北海道からY君、いやドイツ在住で里帰りしていた声楽家のO君も参加しています。

わが3年9ホームはなんと15人の最多出席、名簿を見ると京都に住むM君以外は地元但馬在住でした。


       
                 屋外で集合写真
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乾杯!                         ご出席の恩師5氏   
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乾杯後は各テーブルに分かれて、食事を楽しみながら懇談です。
絵描きのK君の苦労作、卒業前の顔写真入りの名札で確かめながら記憶をたどります。
顔を合わせるだけですぐに半世紀の時空を超えて昔話に花が咲くのが同窓生です。
食べ飲みながら、しゃべる、「あれから50年」この言葉があちこちで飛び交っています。

校歌「群山の♪・・」 四番まで大合唱
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お開きの時間となり、恩師を囲んで当該クラスの出席者が記念撮影します。
厚かましくも私は、1年、2年、3年の全学年でクラス写真を撮ってもらいました。

1947年(昭和22年)生まれは267万人で、前年の1946(昭和21年)は157万人、直近の2015年(平成27年)生まれは100万8000人、当時の状況は「推して知るべし」ですね。
  当時の豊岡高校全体図 (小山譲 画)
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学校は寿司詰め、受験も就職も結婚も?競争に明け暮れたような気がします。
教室は前から後まで席が並び、横移動ができずに出入りは前方だけ、理科や家庭科などの特殊教室が普通クラスに模様替えされ、教室にある栓をひねるとシューッとガスが出たとの笑えぬ話しもありました。
 
年金を受給する世代になると年金問題が、医者にかかるようになると医療費問題、これから要介護世代になると介護問題が取り上げられ目の敵にされます。

物故者は一割強の60数名とのこと、高度経済成長を担い団塊第二世代を育て上げ、親の介護の苦労話しも聞きます。
競争時代には損したような気がしましたが、ノーサイドの今は仲間が多いことはすばらしいことです。
 
古きよき時代 (The good old days) を共有した仲間に 「再見!」
 

2016年6月 5日 (日)

2016 伊佐屋菜園 6月編 Ⅱ

ニンニク・ニラ・ネギ・ラッキョウ・・・。
昔から刺激性が強く臭気があるため、酒と同様に仏教の出家修行者には禁じられているそうです。
そういえば上郷のもみじ寺頼光寺ボタンで有名な隆国寺の山門横に「不許葷酒入山門」と刻んだ碑が立っています。
「葷酒(くんしゅ)山門(さんもん)に入(い)るを許(ゆる)さず 」、酒と同様に禅宗の修 行に差し障りがあるから禁ずるとの意味です。

わが家は「葷」を好むこと甚だしく、菜園でこの4種は欠かせません。
6月になるとまずニンニクを、次いでタマネギ、ラッキョウを収穫します。
ラッキョウは2年育てると分けつが進み小粒のものが多く採れます。
そんなことから、毎年2畝を順繰りに植えて収穫しています。

堀たてのラッキョウ            漬け込み完了
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修行の妨げになるといわれた「葷」もいまや健康野菜として広く認められています。
そんなことを考えながら「酒」のほうも怠らない伊佐屋です。
「不許葷酒入山門」を「許されざれど、葷酒山門に入る」と読んでしまう私には禅寺の修行は無理ですね。
 

2016年6月 4日 (土)

2016 伊佐屋菜園 6月編 Ⅰ

6月に入り気温の上昇とともに作物が成長します。
4月始めにトンネルで育苗したスイートコーン・エダマメ・サトイモが大きくなり、インゲンはもう食べられるようになりました。

トンネル育苗            インゲン
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スイートコーン               エダマメ
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サトイモ(小野芋)
20160604_165158コーンや枝豆は早世種でもあり、他所より半月くらい早く食べられます。
スイートコーンが大好きな孫達とビールのおつまみにと枝豆を待っている娘1。
自家消費オンリーの伊佐屋菜園にとって上得意です。
求められたり誉められたりするから頑張れるのですね。




2016年6月 3日 (金)

豊岡高校18期 3年9ホーム

1年、2年と書くと次は3年生でしょう。
半世紀前の話なので不確かなところがあるのはお許しください。

クラス担任はK先生で、男子生徒ばかり53名。
K先生もユニークで有名な方ですが、生徒も粒ぞろいの個性が集まっていました。
大学受験を目指すものがほとんどですが、さしたる緊張感もなくのんびりとした雰囲気で、ホームルームがやたら盛り上がりました。
思い出の一つは豊高祭のパレードに仮装で参加したこと。
テーマは「失われた世代」で、戦後の日本で見られた「浮浪者」「乞食」「傷痍軍人」「下肢障害者(いざり)」「進駐軍兵士」などに扮して行進しました。

            豊高祭パレード(失われた世代)
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市内の業者さんの倉庫で、廃品回収された衣装の中から借りてきたものがほとんどでしたが、クラスのほぼ全員が参加しています。
圧巻だったのは今は亡きN君の「いざり」姿でした。
キャスターが付いた板に乗って腕でかいて進むさまは、演技と思えない迫力がありました。

鉢伏合宿勉強会

Scn_0001 そんなクラスでも夏前になると勉強気運が盛り上がり、鉢伏民宿で行われた「合宿勉強会」に多くが参加しました。
学力が伸び悩んでいる生徒を支援すべく、計画された合宿に40名程度の希望者を数名の先生が担当されました。
授業はなく先生は個人学習を支援されていたのと一部テストがあったり、夜は小学校校庭で火を囲んで歌ったこともありました。

珍しいことなのか、新聞社の取材もありました。
一つところで生活し勉強することで、強い連帯感が生まれたように感じます。
それぞれの受験に役だったことでしょう。


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K先生が退官されるとき、3年9ホーム生徒が集まって「退官のお祝い会」を開き、記念品として鞄を送りました。
先生から豊高校歌の自筆の色紙とテレフォンカードをいただきました。

テレフォンカードは旧制豊岡中学の校舎であり当時我々も学んだものの昭和47年焼失した旧校舎の写真です。
もう一枚は文化祭記念歌の印刷されていて、1番「平和の誓い胸に秘めつつ いまここに 自治の砦を築くのだ」、2番の「自由の鐘を打ち鳴らしつつ ふるさとに 文化の華を咲かすのだ」の格調高い歌詞に、軍国日本が終わりを告げ、自由で平和な社会が訪れた喜びと新制高校発足時の意気込みが感じられます。

K先生が豊岡高等学校の前身である旧制豊岡中学校旧制中学校に在学時、勤労動員作業の帰りに生徒6人が亡くなる「楽々浦学徒殉難」があり、70年を超えて今なお追悼を続けられています。
敗戦間もない被爆地の広島大学(旧広島高等師範学)で学ばれたことも組合活動や平和運動に力を入れてこられた理由でしょう。
先生も生徒も個性派が多く印象深いこともあって、今回の「古希記念同窓会」の出席者は一番多いと聞いています。
 

2016年6月 2日 (木)

元気になりました

今朝のハル
P6020016_2 2週間前から体調がすぐれなかったハルが元気になりました。
今朝も約1時間しっかり散歩ができました。   
食欲も戻り、メリハリ?のきいたよい「うんこ」も出るようになりました。
口にするのは水だけで10日間よく頑張りました。
この歳で「恋患い」でもないでしょうが、悪いものを食べたわけでもなく原因は不明です。
最後は自然治癒力に賭けるしかないですね。

少し痩せましたが、夕方の散歩のあとしっかりドッグフードを食べ、締めの牛乳を飲んで小屋に入りました。

2016年6月 1日 (水)

豊岡高校18期 2年10ホーム

2年のクラス替えは進学か就職かを基準に行われたように思います。
場所は北側校舎の1階でかつ西側でした。
隣の教室に「専攻科」といって、高校を卒業したお姉さんが学んでいました。
(当時は但馬に短大もなく、さらに教養を身につけるべく修業年限は1年でした。これも我々が卒業した翌年に募集停止されました)

男子校でもないのに全員男子で53名担任はO先生、中学校から転勤されて初めての担任でその前は長崎の高校で勤務されてたとお聞きしました。
化学が専門でクラスのことも熱心に指導していただき、その後仕事でもお世話になりました。
ただ教室は超満員で横移動ができず、教室の出入りは前からだったように思います。

この年の重大行事、修学旅行は北九州へ。
国鉄で長崎駅へ、バスに乗り換えて長崎市内や原爆記念公園を見学し、雲仙で一泊。
翌日は熊本城・水前寺公園を見学後、阿蘇山を観光して、別府温泉で泊まりました。
夜には別府港から船に乗って翌朝神戸に着きました。
車中で前年に大ヒットした舟木一夫の「高校三年生」や「修学旅行」、橋幸夫の「恋をするなら」など青春歌謡の数々を歌ったのを覚えています。

当時の和魂ホール(達徳会名簿から)
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クラスには優秀な生徒が多く、結構勉強が盛んだったのと生徒自治会の役員としても活躍していました。
私はといえば勉強もほどほどに、部活もせずにもっぱら川で魚釣りをしていました。
今となると部活で得られる先輩と後輩の縦つながりが得られなかったのが悔やまれます。
   
  

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