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2016年7月26日 (火)

2016 神鍋山野草を愛でる会 7月例会

7月12日の例会は雨で中止、今日も朝から雨、10時前から雨雲が切れる予報でした。
6月末の上山高原観察以来1ヶ月ぶりの集まりです。
回復基調ではあるものの当初の予定を変更し、神鍋高原道の駅周辺の観察に変更しました。

道の駅神鍋高原 山野草展示パネル         ヒルガオ
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ツユクサ                  コマツナギ
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ヌマトラノオ                オカトラノオ
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ヒマワリ畑                    
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種類は少ないものの雨にしっとり濡れた花々はそれぞれ魅力的でした。
次回例会は8月、いよいよ真夏。花にも人間にも厳しい季節となります。
 

 

 

 

2016年7月24日 (日)

浜坂二山縦走 下見編

8月例会で浜坂三山のうち、城山176mと千々見山(ちぢみやま)263mの二山縦走が予定され、担当リーダーとしてサブの3人と一緒に下見してきました。
  
浜坂と言えば大正から昭和の初めに活躍した登山家加藤文太郎の出身地で、不撓不屈の岳人加藤文太郎を顕彰することにより、その偉業を町内外広めようと「加藤文太郎山の会」が活動されています。

梅雨明け後、初めての夏らしいお天気で青い空と所々に浮かぶ白い雲と紺碧の海が広がっていました。

浜坂漁港から城山を望む             矢城ヶ鼻から千束断崖を望む
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集合は漁協、城山登山道へを城ヶ鼻灯台へ向かい、折り返して城山へ。
ここから急な階段登りですが距離も短く、近畿自然歩道をのんびり歩きます。
海沿いの遊歩道を歩くと休憩ポイント城山園地に到着します。

ツリガネニンジン             ヤマホタルブクロ
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加藤文太郎ふるさとの碑           キツネノカミソリ
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城山園地から諸寄港             城山山頂から浜坂サンビーチ
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カワラナデシコ                  キンミズヒキ
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城山山頂の眺めはよいものの草が茂っていて、城山園地で昼食をとることに決めました。
ここから諸寄港と諸寄の町が眼下に見下ろせます。
小学生でしょうか港内をまわる遠泳大会が行われていて、太鼓やかけ声がこだましています。
 
昼食後は城山遊歩道入り口まで下ってJR諸寄駅へ。
駅でトイレ休憩の後、龍満寺横から千々見山へ登ります。
駅の標高が14m、千々見山山頂が263mということは標高差は250mとなります。
山頂までの距離が短いことで、どうしても急登とならざるを得ません。
途中の愛宕社からロープ場や急登が続き、ストックもザックに収めることを指示する必要があります。

千々見山山頂                  城山方向の眺め
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下りは宇都野神社への近道コースを選びます。
登り以上の急坂ですが、加藤文太郎山の会の皆さんが必要箇所にロープを張っていただいています。
尻餅くらいはつくかも知れませんが、危険箇所はなく約30分で神社に到着します。
もう一の下山ルートは千々見山山頂から南の登山口へ、林道を下るコースがありますが2.2kmと距離が長く、真夏の日差しに照りつけられます。
これは雨天でぬかるんだときのエスケープルートとします。

ハマナスの実
P7230040 前半の城山コースは日陰が多く、海沿いの展望のよい快適歩きですが、千々見山コースは急登や急坂・ロープ場が続くことで夏場は結構苦労するでしょう。
「楽あれば苦あり」、変化に富んだ魅力的なコースです。
ということで、コースレートは当初の「初級」ではあとでブーイングがでるので、「初級+(プラス)」として「急登・ロープ場有り」の注意書きをいれるつもりです。
 
また、登山終了後は「加藤文太郎記念図書館資料室」の見学や温泉施設「ユートピア浜坂」の利用を呼びかけることにします。
 
 
 

2016年7月22日 (金)

2016 浜坂三山縦走

先週所用で浜坂を訪れたとき、喫茶店に貼ってありました。
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「山の日」制定と、加藤文太郎没後80年を記念して、浜坂三山(観音山、城山、千々見山)縦走が開催されます。
今回で2回目、参加目標は200人で昨年の3倍強。
全町をあげての取り組みです。
 
今年は健脚向きのAコース(三山縦走)とBコース(観音山、城山)とに分けられ、体力や目的に応じた歩き方ができます。
 
2015 浜坂三山縦走 の様子は  をクリック
 
・2016の浜坂三山縦走の詳細と申込書(word文書) は 
申込締め切りは9月23日です。
 

2016年7月20日 (水)

2016 インゲン豆の在来種 七夕豆

インゲン豆の在来種である七夕豆を播く時期となりました。

私も25年以上前から作り続けていて、収穫した若莢をあげると何軒かから「美味しいから作りたい」と種の請求があります。
以前この豆について、ひょうごの在来種保存会から取材を受けたりしました。
 
雨の中の取材                   在来種のHP記事
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つい最近発行された「ひょうごの在来作物」にも記事が載っています。
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七夕豆と呼ぶこともあって7日前後に播いていましたが、出来がよくないことがわかってから20日以降に播くとこにしています。
収穫は2ヶ月後で、インゲンと同様で若莢を生薑醤油で食べたり、ごま和えや天ぷらにしても美味しくいただけます。
熟れて収穫した豆は乾燥させてそのままでも餡にしても美味しく食べられます。
 
昨年収穫した種(左は小豆)          播種完了
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◎田舎元気本舗 但馬の調査報告 「七夕豆」 ← クリックでどうぞ!
◎伊佐屋三木のblog 「七夕豆 インゲンの在来種」 ← クリックでどうぞ!
 
 

2016年7月17日 (日)

2016 府市場観音まつり

7月17日は祇園祭の宵山で知られていますが、当地ではこの日が観音さまの縁日に当たることから、お祭りが行われます。
観音堂はわが家の北隣で、区内西側5隣保が交替でお世話することになっていて、今年は4隣保が当番でした。
昔は公民館が建てられている旧堤防上にありました。
近くの伊佐屋菜園の地番は「土手外」となっていることで、堤防が大きく移動しているのがわかります。
昭和14年に府市場出身の篤志家の寄付で現在地に移築されました。

観音堂                        祭壇
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観音菩薩は地蔵菩薩とともに身近な仏様で、特に般若心経の最初に登場することで知られています。
私の子供のころは、夜店が数店並び、盆踊りも行われたことがありました。
親戚を呼び合ってご馳走を食べる習慣もありましたが、今はお参りの人も少なく、僅かに10名程度の観音講メンバーによる西国三十三所御詠歌がお供えされる程度です。
 」
               ご本尊 観音菩薩           
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脇侍 弘法大師              脇侍 不動明王
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但馬では養父市「広谷観音まつり」が有名で、昭和初期には賑わっていたものが一時廃れました。
その後復活して、山車が練る曳山(ひきやま)巡行や華やかな傘踊り、造り物の展示でにぎあっています。
調べたところ当村のご本尊は千手観音で、高さは約90cmほど、気高いお顔が印象的です。
但馬で観音様は、城崎町温泉寺と新温泉町相応峰寺のご本尊がともに十一面観音で、時代も古く有名です。
 
三十三年毎にご開帳の秘仏も霊験あらたかかも知れませんし、西国三十三カ所の観音さまもありがたいかも知れませんが、身近におわし毎年お顔を拝がめる観音様こそ大事にしたいものです。
 

2016年7月14日 (木)

神鍋リンゴのスモークチップ

知人のTさんから立派なリンゴの丸太が届きました。

P7140122_2神鍋で栽培されているリンゴの木で、よく乾燥してあります。
燻製を作る燻煙材には広葉樹が適していて、ヤマザクラ・ナラ・リンゴ・クルミなどが使われます。
以前ヤマザクラのチップを大量にいただきいまでも大切に使っています。
それぞれ特徴がありますが、専門家のご意見を聞いてミックスして使っています。
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リンゴ材は昨年仲間入りし、この種の加工が得意な友人のA君にチップにしてもらます。
真夏や真冬は気温の関係上、「熱と煙の芸術」である燻製には向きませんが、すこし涼しくなったら始めることにします。

2016年7月10日 (日)

2016 但馬山友会 扇ノ山

「深緑のブナの原生林を歩きましょう」但馬山友会7月例会は鳥取県境扇ノ山1,310m。

当初の予定は新温泉町「上山高原から左馬殿道へ谷川を横切るスリルを味わいながら畑ヶ平高原へ、その後扇ノ山を山頂を目指し、大ズッコ・小ズッコを経て下るコースでした。
7月に入って但馬でも大雨が続き、徒渉が困難とのことで変更されました。
聞けばこの日のためにCL&SLは3度の下見をしていただいたそうです。
 
①マイブログ写真はマウスON&クリックで拡大します
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上山高原避難小屋横広場集合        今回の登山コース
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小ズッコ経由の登山口             登山開始
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芦生杉の巨木                  ブナの林を進む
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展望所                       雲の下に鳥取市街地
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「ウエルカムゲート」をくぐると         山頂到着
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楽しいお弁当タイム               雲に隠れる氷ノ山山頂
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指を立ててアキアカネを呼ぶ          成功!
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手作り横断幕                   50人がハイチーズ
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下山場所:鳥取側河合谷登山口       兵庫(新温泉町)と鳥取(国府町)境 
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ヤマアジサイ                   ショウマの一種
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オオカメノキ(ムシカリ)の実         ヤマジノホトトギス
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ヒヨドリバナ                    「渡り蝶」アサギマダラ
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カキラン(蕾)
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この例会は7月末からの至仏山・尾瀬ヶ原の遠征登山の訓練登山とされているのと、私のようなお天気次第の日和見組も加わって総勢50人の大グループとなりました。
 
雲りときどき晴れの予報通り、さほどの展望は得られませんでしたが、深緑のブナ林の中をウグイスやホトトギス・カッコウの声を聞きながら少ないながらも山野草を楽しみました。
遠く沖縄や台湾から渡って来る「渡り蝶」のアサギマダラにも出会うことができました。
アサギマダラの好物ヒヨドリバナが盛りだったことも出会いを生んでくれました。
 
出会いと言えば、登山の途中大学の後輩K君に偶然出会うことができました。
昨年高校を退職してから「西神戸山の会」に入って山歩きを続けているようで、昨夜は扇ノ山山頂避難小屋で一泊したそうです。
(ホームページを確認すると、歴史ある会で7月の例会案内 に入っていました)
’60年代末から’70年始め激動の時代、平和と社会正義を求めた青春を共有した友が山歩きをしていることは嬉しいことです。
元気に山登りを続けていればどこかの山で会えるでしょう。
 
但馬山友会の活動は遠征登山の後、新たに制定された山の日(8月11日)に豊岡市にある来日岳の登山道整備と清掃が予定されています。
山歩きができる喜びと山への感謝の気持ちです。
 
 

2016年7月 9日 (土)

電話世論調査を受けました

昨日午後電話がかかってきて、自動音声にて参議院選に関する調査を受けました。
いわゆるRDD方式と呼ばれ、一般固定電話の中でコンピュータがランダムに選んだ番号に電話し、結果を集計する方法です。

RDD方式と本人特定がされないとの説明から本題に入ります。
覚えている質問は以下の項目で、回答は該当する番号をプッシュします。
・投票に行くか
・兵庫選挙区は誰に投票するか
・比例区はどの政党に投票するか
・「安保法案」は投票の判断に入れるか
・支持する政党はどこか
・性別は
・年齢は
 
朝日新聞の7日記事に選挙終盤情勢が載っていて、調査方法として書かれていたのが・・・・
「5、6日の両日、コンピュータで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国47都道府県を対象に調査。選挙区、比例区それぞれの投票先などを尋ねた。(略)」
私が受けたのは自動音声ですが、こちらは調査員によるものとされます。
携帯や050番号などは対象にないという偏りも指摘されますが、これだけでなくいろいろな情報や調査を勘案して情勢分析をするのでしょう。
 
私の回答は明快で、「富国強兵」「弱肉強食」の政治を行う現内閣の暴走と闘う政党、しかも長年鍛えられて主張がぶれない「ビンテージ党」に期待する回答でした。
「力あわせ、未来をひらく」 このポスターはわが家の倉庫に貼ってあります。
 

2016年7月 8日 (金)

グリー-カーテン 一石二鳥

省エネ・防暑対策で、グリーンカーテンが大流行です。
我が家は、ゴーヤ・朝顔・風船蔓・ツルムラサキを育ててみましたが、やはり遮光性と収穫の一石二鳥となるゴーヤに落ち着きました。

庭側から                 廊下側から
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ゴーヤの花                    受粉後のゴーヤの実
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独特の苦みは緑色のうちは強く、熟して黄色になると無くなります。
種子が成熟するまで鳥などに食べられないように、苦みで身を守っているといいます。
鳥からは身を守れますが、人間の尽きることのない食欲には通用しないようです。
 

2016年7月 7日 (木)

上郷橋補修工事 完工

4月17日から通行止めだった上郷橋の補修工事がほぼ終わり、車両通行止めが解除されました。

工事前の上郷橋 ← クリックでどうぞ!

期間中も徒歩及び自転車&農耕車はガードマンの補助のもと通行可能でしたが、車輌は数百メートル上流の新鶴岡橋に迂回していました。
             工事完了後の上郷橋
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この3ヶ月は24時間警備の方が立ってくれたおかげか、すぐ側の伊佐屋菜園菜園は鳥獣被害を免れていました。
スイカ・メロン・トマト・スイートコーンは狙われやすいので、網やテープを使った対策を考えます。
 

2016年7月 4日 (月)

庭の草花 2016 7月編

7月に入ると連日梅雨らしいお天気が続きます。
30度超で湿度が高く、雨雲が次々にやってきて強い雨を降らせます。

ネジバナ                 スイトピー
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イリオモテアサガオ                ゴーヤ
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多肉植物?                    ギボウシ
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オイランソウ                ノウゼンカズラ
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ダリア
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雷がやってくるといち早く犬のハルがそわそわして場所替えを催促します。
昔から雷は苦手で、安全なはずの小屋から出てスモモの木の下に移動してずぶ濡れになって助けを呼びます。
玄関横のガレージのマイカーの奧に移動すると落ち着きます。
歳をとるとその傾向が強くなりのも困りもので、近所迷惑になるので夫婦揃っての遠出がしにくくなりました。

2016年7月 1日 (金)

今日は半夏生

今日は「半夏生(ハンゲショウ)」と呼ばれ、七十二候の一つだそうです。
「夏至から11日目を言い、関西ではから半夏生にタコを食べる習慣がある」とスーパーのチラシに書いてありました。
モロッコ産と地元香住産のどちらの湯タコも258円(税別)と同価格でした。
タコを食べる理由としては、稲の根がタコの足のようにしっかりと張って豊作になりますように、という願いが込められていると言います。
 
伊佐屋菜園ではキュウリの最盛期で、7本の苗から毎日10本超の収穫があります。
キュウリとタコの酢の物が美味しいので、夜のメインはこれになるでしょう。
 
ハンゲショウ
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わが家の庭に咲くハンゲショウも盛りを迎えています。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために虫を誘う必要から このように進化したといわれています。
 
昨日6月30日は一年の前半の終日として、「夏越しの祓い」神事で茅の輪くぐりがニュースとなっていました。
後半の初日である半夏生も、前半の終日の祓い行事も、季節の動きや植物の変化を農事など生活と結びつける先人の知恵ですね。
 

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