2016 但馬山友会 浜坂二山縦走
少し山をやる人なら植村直己と加藤文太郎の名と業績を知っていて、彼等の故郷但馬から来たというと何処に行っても親しみを持って接してくれます。
新温泉町浜坂と言えば大正から昭和の初めに活躍した登山家加藤文太郎の出身地です。
今年は加藤藤文太郎が厳冬期に槍ヶ岳の北鎌尾根で亡くなって80年、その足跡を訪ねて
2014年に登った観音山に続いて、城山176m・千々見山263mを登りました。
青空に僅かな雲が浮く山歩きにとって絶好の天気とはいっても8月、気温の上昇が心配されます。
青空に僅かな雲が浮く山歩きにとって絶好の天気とはいっても8月、気温の上昇が心配されます。
まずは矢城ヶ鼻灯台へ 最初の急登
灯台から城山への急登は一箇所のみ、山裾の木陰の道を巻くように進みます。
地元諸寄の方々でしょうか草刈りがしっかりされていて、途中の「加藤文太郎ふるさとの碑」や展望所城山園地まで快適な山歩きができます。
ヤブラン カワラナデシコ
キセワタ ツリガネニンジン
センニンソウ シュロソウ
加藤文太郎ふるさとの碑 城山山頂から浜坂の海
途中に鳥や蝉の声を聞き、山野草にも出会いながら、諸寄港や岩美の海の展望を楽しみます。
城山園地で昼食タイム 諸寄の海
次は千々見山に向けて一般道を登山口のある諸寄駅に向かいます。
263mの低山ですが、登山口の標高が約14mでその差250m。
途中の愛宕社まではジグザグ道、その後は灌木を縫うように尾根伝いの急登です。
千々見山の急登
気温は35度、シャツからもタオルも汗でびっしょりで、小まめに休憩をとり水分補給に心がけます。
約1時間のゆっくり歩きで千々見山山頂到着。
さすがにバテバテの様子でした。
千々見山山頂 宇都野神社へ下るロープ場
宇都野神社への下りも登りに負けないくらいの急坂ですが、随所にロープが設置されています。
加藤文太郎縁の山として「加藤文太郎山の会」や有志の方々の奉仕によるもので、草刈り、倒木の整理や目印テープ、滑りやすいところにステップも切っていただいています。
ふるさとの山を愛し、山仲間を応援する心遣いに頭が下がりました。
おかげで35度を超す炎天下の中、37人が無事登り終えることができました。
以前記事にしましたが、加藤文太郎山の会を中心に山の日制定・加藤文太郎没後80年を記念して「第2回 浜坂三山縦走大会」が企画されています。
但馬山友会次会例会は9月4日(日)、舞鶴市と高浜町にまたがる若狭富士で知られている青葉山へバス旅行です。
青葉山については昨年5月の青葉山 下見編 をクリックでどうぞ!
青葉山については昨年5月の青葉山 下見編 をクリックでどうぞ!
申込受付は終わりましたが、席に若干の余裕があるそうです。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
昨日は大変お世話になりました
ありがとうございました
コケイラン?の花はシュロソウだと思います
赤紫はよく見ると蕚ではなく花そのもののようです
シュロソウだと思いますが、、、
讃岐
投稿: 讃岐 | 2016年8月22日 (月) 16時47分
讃岐 さま
ご指摘ありがとうございました。
仰るとおりで訂正しました。
家にいても暑いなら外で体を動かし、ご褒美のビールを楽しみに
汗をかいています。
投稿: izayamikii | 2016年8月22日 (月) 19時47分