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2016年8月28日 (日)

植村直己冒険賞20周年記念イベント

植村直己冒険賞制定20周年を迎え、土曜・日曜の二日間にわたって記念イベントが開催されました。
・27日(土) 記念講演会  『次に晴れればそれでいい』    ゲスト 荻原次晴 さん
・28日(日) 植村直己記念スポーツ公園ではリレーマラソン。
         植村直己冒険館とその周辺では「交流イベント」。
 
会場正面                      賑わう屋台村
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川渡りや木登りなどの冒険チャレンジゾーン、夏休み工作体験のクラフトコーナー、花苗の販売、ステージではブルーグラス演奏、フルート演奏が行われました。
 
ロープを使って木登り       川渡り
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                   クラフトコーナー
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                 カントリーミュージックとフルート演奏
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屋台村では、手打ちそば・餅つき・焼きそば・フランクフルト・弁当・神鍋スイカの販売など、どれも格安で提供され、家族連れを中心に盛り上がっています。 
 
豪快 シカ肉・豚肉のいぶし焼き         人気の餅つき
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          直己さんの出身地上郷区自慢の手打ちそば
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      「加藤文太郎山の会」もPRと浜坂「よねとらのちくわ」を販売
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リレーマラソン
20160828_110044 一方、植村直己記念スポーツ公園でリレーマラソンが開催され、32チームが競い合っていました。
心配されたお天気もなんとかもって、夏休み最後の日曜日を多くの家族連れが訪れていました。
 
冒険賞が制定されてもう20年経ったのですね。
郷土の登山家・冒険家を顕彰し続けるだけでなく、その笑顔と冒険の心を未来につないで行かなければなりません。

2016年8月27日 (土)

2016遠征登山 尾瀬ヶ原・至仏山 反省会

7月29日~8月1日にかけて行われた「2016 但馬山友会遠征登山」の反省会が行われました。

30日の尾瀬ヶ原散策は雨にたたられましたが翌31日は晴天で、百名山に数えられる至仏山登山を楽しみました。
 
健闘を讃え乾杯!               尾瀬ヶ原の朝靄と至仏山
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今回は写真データを動画風に編集したDVD(山旅編と尾瀬の花々編の2部構成)の配布と映写が行われました。
またKさん撮影のムービーも流されたり、プリントされた写真の交換もあり、デジタルとアナログが混在しています。
 
今年で31回を数える遠征登山ですが会員の高齢化もすすみ、体力に見合った山選びなど見直す時期に来ているように思われます。
一方「口は歳をとらぬ」の言葉通り、楽しかった山旅の思い出に盛り上がった反省会でした。
 

2016年8月23日 (火)

2016 神鍋山野草を愛でる会 8月例会 Ⅱ

厳しい暑さが続きますますが、今日の地蔵盆を過ぎると朝晩は涼しくなるでしょう。

我が家もハクサイ・高菜(かっぱ菜)の苗作りのため種を播きました。
8月後半の例会は神鍋渓谷を観察です。
熱心な野草ファンが道の駅神鍋高原に集まりました。

「神鍋山野草を愛でる」のブログ写真はすべてマウスON&クリックで拡大し、右上の×印をクリックすると戻ります。
  アップの写真をお楽しみください。

神鍋渓谷公園                   ツノハシバミ
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ハグロソウ                      カタバミ
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イワタバコ
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ミズヒキ                 ヒメキンミズヒキ
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マツカゼソウ(シカ忌避植物)           神鍋の「大正池」
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ホツツジ                  二ッ滝
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ナツエビネ
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春や初夏咲いた花が実をつけていて、秋の深まりと共に熟し、厳しい神鍋の冬を耐えまた春を迎えます。

今日拾ったゴミ

 

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「有ったはずのものがない」「僅かに残っているだけ」。

定期的に観測を続けていると鹿被害の深刻さを痛感します。
人による持ち去りは目立たなくなったものの、野草が生きる環境は一層厳しくなっています。

会員のOさんは右手には火ばさみ、左手にゴミ袋を必ずもって参加されます。
以前目だったゴミも確実に少なくなっています。

懸命に生きる可憐な山野草に人間の生活ゴミは似合いませんね。

 

2016 伊佐屋夏物語

夏休みとお盆休暇を利用して、お墓参りに娘家族が帰ってきました。
それぞれ4泊~5泊で田舎生活を体験して帰りました。
海・山・川で遊び新鮮野菜に果物をしっかり食べて、子供たちは豊かな自然を満喫したことでしょう。
 
             京丹後市小天橋海水浴場
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            伊佐屋多目的広場のBBQ 
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             久須部川の「滑床」で川遊び
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             最後の夜は大花火大会
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8畳二間をぶち抜いて騒ぎまわったり、居間は夏休みの宿題や自主勉強で占拠されます。
 
「孫有り 遠方より来たる 来てよし、帰ってよし」
 
爺々も去年まで海でも川でも一緒に遊んでやりましたが、守り役としてのお役はご免となり、案内人兼運転手か留守番役を仰せつかるようになりました。
 
 
 

2016年8月21日 (日)

2016 但馬山友会 浜坂二山縦走

少し山をやる人なら植村直己と加藤文太郎の名と業績を知っていて、彼等の故郷但馬から来たというと何処に行っても親しみを持って接してくれます。
新温泉町浜坂と言えば大正から昭和の初めに活躍した登山家加藤文太郎の出身地です。
今年は加藤藤文太郎が厳冬期に槍ヶ岳の北鎌尾根で亡くなって80年、その足跡を訪ねて
2014年に登った観音山に続いて、城山176m・千々見山263mを登りました。

青空に僅かな雲が浮く山歩きにとって絶好の天気とはいっても8月、気温の上昇が心配されます。
 
まずは矢城ヶ鼻灯台へ          最初の急登
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灯台から城山への急登は一箇所のみ、山裾の木陰の道を巻くように進みます。
地元諸寄の方々でしょうか草刈りがしっかりされていて、途中の「加藤文太郎ふるさとの碑」や展望所城山園地まで快適な山歩きができます。
 
ヤブラン                    カワラナデシコ
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キセワタ                       ツリガネニンジン
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センニンソウ                    シュロソウ
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加藤文太郎ふるさとの碑            城山山頂から浜坂の海
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途中に鳥や蝉の声を聞き、山野草にも出会いながら、諸寄港や岩美の海の展望を楽しみます。
 
城山園地で昼食タイム               諸寄の海
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次は千々見山に向けて一般道を登山口のある諸寄駅に向かいます。
263mの低山ですが、登山口の標高が約14mでその差250m。
途中の愛宕社まではジグザグ道、その後は灌木を縫うように尾根伝いの急登です。
 
               千々見山の急登         
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気温は35度、シャツからもタオルも汗でびっしょりで、小まめに休憩をとり水分補給に心がけます。
約1時間のゆっくり歩きで千々見山山頂到着。
さすがにバテバテの様子でした。
 
千々見山山頂                   宇都野神社へ下るロープ場
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宇都野神社への下りも登りに負けないくらいの急坂ですが、随所にロープが設置されています。
加藤文太郎縁の山として「加藤文太郎山の会」や有志の方々の奉仕によるもので、草刈り、倒木の整理や目印テープ、滑りやすいところにステップも切っていただいています。
ふるさとの山を愛し、山仲間を応援する心遣いに頭が下がりました。
おかげで35度を超す炎天下の中、37人が無事登り終えることができました。
 
以前記事にしましたが、加藤文太郎山の会を中心に山の日制定・加藤文太郎没後80年を記念して「第2回 浜坂三山縦走大会」が企画されています。
・2016の浜坂三山縦走の詳細と申込書(word文書) は 
申込締め切りは9月23日です。
 
但馬山友会次会例会は9月4日(日)、舞鶴市と高浜町にまたがる若狭富士で知られている青葉山へバス旅行です。
青葉山については昨年5月の青葉山 下見編 をクリックでどうぞ!
申込受付は終わりましたが、席に若干の余裕があるそうです。
 
 

2016年8月18日 (木)

旧高橋村 開拓団集団自決

豊岡市立日本モンゴル民族博物館で企画展『満州「大兵庫開拓団と高橋村』が開催されています。
敗戦直後の昭和20年8月17日、現地のホラン川に飛び込むなどして298人が犠牲となりました。

日本モンゴル民族博物館                企画展パンフ
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一宮神社の「殉難者之碑」
Img_20160819_0002_4 豊岡市但東町旧高橋村の開拓団103世帯、479人が大陸に渡り、ソ連軍侵攻や現地人の 襲撃に遭い、敗戦直後の8月17日、現地のホラン川に集団入水しました。
大人子供を合わせ298人が犠牲となり、病死なども含め345人が大陸で命を落としました。
 
当時の資料や関係者の証言、現地の写真などが展示されていて、開拓団が大陸に送られた時代背景や高橋村が開拓団に選ばれた理由、開拓の様子や集団自決の状況、引き揚げ後の村民の生活が展示されています。
 
関係者の証言で、集落毎に戸数を割り当てられ否応なしに移住が決められた様子がわかります。
国策によって強制された開拓団の悲惨な状況が伝わってきて、あらためて計画の無謀さと冷酷さを感じます。
 
①戦争遂行のため食糧増産を満州の地に求め、主要食料を十分生産できる「適正農家」とそうでない「過小農家」に分け、「過小農家」に満州への分村を求めています。
 
②年表を見ると高橋村が対象として指定されたのが昭和18年秋で約400戸が満州に渡ったのが昭和19年春でした。
その頃イタリアは降伏し、南方での敗北が続き敗戦が色濃くなっています。
さらに、補充団員25名が送られたのが昭和20年4月でドイツが降伏する直前です。
 
③開拓団に避難命令が下った8月13日から過酷な逃避行が始まり、敗戦を知り暴徒の襲撃に遭うなどして苦難の上、4日後には呼蘭河で集団自決を決行しています。
 
④生存者にも厳しい拘留生活と、帰国した119人にも生活の苦労が待っていました。
 
満蒙開拓団の悲劇は残留孤児問題も関連してある程度知っていましたが、かくまでとはとあらためて不明を恥じました。
71年経って体験者が少なくなり風化しつつある今こそ、戦争の悲惨さ・残酷さ伝えることの大切さを痛感しました。
                               
企画展『満州「大兵庫開拓団と高橋村は9月20日まです。
兵士としてではなく、開拓民として村単位で蒙った戦争被害の実態を是非知って欲しいものです。
 
 

2016年8月16日 (火)

戦没兵士の手紙  伊佐屋物語

昨日の記事で伯父・叔父の戦死に触れました。
伊佐屋四男 薫 昭和13年 2月23日 北支(中国北部)山西省 保定にて戦死
伊佐屋次男 伊和夫 昭和14年 5月20日 北支(中国北部)河北省 石家荘にて戦死。
(珍しいことに長男は昭和5年、ブラジルに移民として渡っています)
 
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戦地から妻や父母に宛てた手紙が残っています。
次男でありながら跡を継ぐことになり、愛知県大府で教員をしていた伊和夫伯父の手紙に戦地で詠んだ詩が添えられています。
 
将校でもあり、反戦と言うほどでもないので軍事郵便の検閲もされなかったのでしょう。。
東洋鬼(トンヤンクイ)、日本鬼子(リーベングイズ)と呼ばれ中国人に怖れ憎まれた日本軍人も個人としては優しく家族思いで非戦の心を持っていたことがわかります。




(避難民)

姑娘(くーにゃん)哀れ 老婆と共に
紅色の夜具を抱えて何処まで逃げる
麦畑ははろばろ雲まで続き
曠野は凍り凩荒ぶ
短き髪も千々に乱れて
さんさんと憂ひの顔にふりかかる
今宵の宿 明日の糧
縁者は遠く 黄昏せまる
心迷ひて後ふり向けば 
鼻を鳴らして飼犬続く
日軍迫れば匪徒(フェイトー)散れども
日軍去れば匪徒また来る
痛々し!彼女等の胸に
温かき春の女神の訪れるのは
いついつの日か!!
 
(子供)

母親に抱かれたる
支那の幼き子供
来々と手をさし向けば
微笑みもて母親は渡しくる
無表情なれど怖れもせずに
まじまじと吾がひげ面を視まもる
笑え笑えとゆすり居れば
妻と共に留守居せる
吾が子偲ばれ
不覚なり 泪頬に溢れんとする
 
 

2016年8月15日 (月)

戦後71年 敗戦の日

8月15日はアジア・太平洋戦争の終戦記念日とされ、戦没者追悼行事が行われます。

ところが15日は天皇が日本国民に向けてラジオ放送された日でしかなく、日本政府がポツダム宣言受諾を英米に回答したのは8月14日とされます。
無条件降伏を受け入れた大日本帝国の敗北は、絶対主義天皇制と日本軍国主義の敗北で、単なる「終戦」ではなく正確に「敗戦」と呼ばれるのが筋だと思います。
国際的には降伏文書が調印された9月2日が連合国の「戦勝記念日」と設定されています。
 
それはともかくこの戦争でアジア・太平洋地域で2,000万人以上、日本国民も310万人の死者がでています。
 
伯父と叔父の墓碑
P8120140_2 私の家でも、日中戦争の最中13年と14年に、伯父と叔父の二人を中国大陸で失いました。
戦死も初期だったことで、地区を挙げての慰霊を受け、妻は「靖国の妻」、祖父母は2人の息子をお国に捧げた「靖国の父と母」として、靖国神社臨時大祭に招かれています。
府市場区墓地の中でひときわ立派な墓碑が並び立っていて、子供の頃は誇らしくもありました。
 
一軒の家に2人、13年と14年に連続しているのはまれで、残された妻と幼な子、父母の秀蔵・民恵の悲しみは想像を絶するものでしょう。
授与された勲章や靖国の英霊としての扱いも、戦死の悲哀が誉れに替わるはずはありません。
 
敗戦から71年、アジア諸国への「植民地支配と侵略」の歴史から学ぼうとせず、再び「富国強兵」の道を歩もうとする安倍政治に強い危惧を抱きます。
また最近の若者の認識にも中国や朝鮮などに対する「嫌・反・憎」の気運が目立つようになりました。
中学・高校の歴史の授業は明治で時間切れ、口では反省を唱えながら昭和の歴史をほとんど教えてこなかった責任も重大です。
 
排外・愛国を強調し強い国を目指すトランプはアメリカだけに居るのではなく、日本にもいま育ちつつあることに不安を覚えるのは私だけではないでしょう。
 
 

2016年8月11日 (木)

山の日 来日岳奉仕作業登山

8月11日は2年前に制定され今年から祝日となった山の日。

但馬山友会の例会行事として、来日岳567mの奉仕作業登山を行いました。
山に親しみ山に感謝する気持ちを持って、馴染みの来日岳(くるひだけ)の登山道にある石仏の修復・ゴミ拾い・登山道の整備です。
普段から草刈りや倒木除去などの作業をされている地元の来日区の方々との共同作業となりました。
 
地元の方々と打ち合わせ         登山道の石仏
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傾いた石仏                  台座の基礎を固め
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レベルを確認                  本体の安置
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山頂までの登山・下山道に88体が設置され、札所番号と寄進者の地区と名が記してあり、長年登山者を見守っていらっしゃいます。
風雨や積雪で風化が進み、傾いたり破損したものが見られます。
本格的な修復作業はかってなかったそうで、地元の方々と分担しておよそ25体の修復が行われました。
 
来日岳山頂              竹野町・海岸方向
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円山川河口:城崎方向           豊岡市街地方向
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来日岳は南から北へ流れる円山川の河口付近に位置し、△形の見目のよい山で、どこにいても北を教えてくれます。
また秋になると雲海観測場所として有名で、放射冷却で川霧が一面に立ちこめるさまは秋の風物詩として知られています。
標高567mといっても河口の登山口は0メートル、正味の高度差となりコースタイムは2時間強かかります。
 
山に感謝!の横断幕           周辺整備が終わった八畳岩
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そうめんの差し入れ         スイカの差し入れも
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山頂までは車で登れることから、冷えたそうめんやスイカ・凍ったお茶ボトルの差し入れをいただきました。
スコップや唐グワ・ショベル・ノコギリ・ゴミ袋持参で参加した会員は30数名、真夏の炎天下、山に親しむだけでなく感謝の気持ちを表すよい汗をかきました。
 
終了ミーティングで来日区の区長さんから感謝と労いの言葉をいただき、来日岳が一層身近な山となりました。
二度に渡る下見で、修理箇所の確認などの事前作業や地元区との調整など担当役員さんにはいろいろお世話になりました。
 
次会例会は8月21日、登山家加藤文太郎ゆかりの地浜坂の城山と千々見山の二山を登ります。
浜坂二山縦走 下見編 ← をクリックでどうぞ。
 
 
 

2016年8月 9日 (火)

2016 神鍋山野草を愛でる会 8月例会 Ⅰ

厳しい暑さが続きますが、愛でる会の活動は休みません。
会長の口癖、「花は待ってくれない」のです。

今回は神鍋高原周辺の観察ですが、1時間近く降った朝の雨が周りを冷やしてくれました。
道の駅周辺や民宿街の各所に夏合宿の若者の声が響きます。
コートでは大学のテニス大会やグラウンドでは西日本医系大学ラグビー大会の熱戦が始まっています。
これからお盆まで神鍋高原がもっとも賑わう時期です。

ツリガネニンジン                 キキョウ
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クサボタン                     ハギ
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コオニユリ                   キセワタ 
             
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モリアオガエル                 ヤマジノホトトギス
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真夏にもかかわらず愛でた野草は多種多彩でした。
秋の七草もほとんどが咲きそろい、一足早い秋を感じさせてくれます。

次回例会は7月23日(火)、神鍋渓谷を観察します。

 

 

 

2016年8月 6日 (土)

2016 氷ノ山 1,510m

8月に入ると毎日うだるような暑さが続きます。

菜園も午前と夕方に限って、夏草取りや秋に向けた種まきや苗作り作業を続けます。
あまりの暑さに、一番涼しいところを探しに出かけました。
兵庫県最高峰の氷ノ山1,510m、道中はともかく一番涼しいはずです。
 
膝と腰の両方が不安なこともあって、リハビリを兼ねて今まで登ったことのない大段ヶ平(おおだんがなる)コースを選びました。
標高1,080mの登山口まで林道を利用すると山頂まで高度差430m、コースタイムは1時間40分。
「もっともやさしいファミリールートです」と案内板に書いてあります。

大段ヶ平                     中央右に神大ヒュッテ
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登山口                        コース説明
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ブナが続く登山道                リョウブの花が満開
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このコースは途中に大屋町避難小屋、さらに神大ヒュッテがあり、東尾根からのコースと合流します。
楽ちんコースですが、雪解け後の6月はスズコ(ネマガリ竹の子)を採取するため人が集まります。
 
オオカメノキ                    大屋町避難小屋
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オトギリソウ                     神大ヒュッテ
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ヒュッテから大段ヶ平を見下ろす        湿原沿いの道
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タニソバ                       ギンバイソウ?
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ツルリンドウ                     キイチゴ
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山頂                          避難小屋は23度
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鉢伏方向                      氷ノ山越え方向
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鳥取若桜町方向                   三の丸方向
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この日は「加藤文太郎山の会」が夏の遠征登山に向けての訓練で登ってくるのを聞いていたので、山頂で待ちました。
こちらは福定から氷ノ山越コースで、コースタイムは約3時間です。
健脚揃いであっても気温の高さと最後急登をあえぎながら登ってきました。
ほとんどのメンバーと顔見知りで、気安く声をかけていただきます。
今年は八ヶ岳、赤岳鉱泉から硫黄岳→横岳を経て最高峰赤岳に登る予定で、2年前但馬山友会が登ったコースとほぼ同じです。
違うのは「加藤文太郎山の会」は、夜行バスで来て一気に赤岳山頂を目指す健脚ぶりです。
 
氷ノ越しから最後の登り        賑やかになった山頂
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アキアカネを呼ぶ                  アサギマダラは「花より時計」
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会の皆さんは東尾根コースを下山されるので神大ヒュッテまでご一緒しました。
下りになると膝が痛み出すのを30分間頑張ってついていきました。
遠征の訓練とは言え本番並みのペース配分で気合いが入っているように思えました。
昨年と今年、2回の遠征を辞退しましたが、来年ご一緒できるよう精進せねばなりません。
 
ウバユリ                  今日の氷ノ山(別宮の棚田から)
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2016年8月 3日 (水)

庭の草花 2016 8月編

梅雨も明け夏本番になり、庭や畑の草花のいろどりも多様になってきました。

 

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ヒメヒオウギスイセン(キンギョソウ)      ヒオウギ
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ホトトギス                    オイランソウ

 

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ダリア                        キキョウ

 

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                       トレニア

 

 

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                  ゴーヤ

 

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スーパーベル                    ブルワリア

 

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スダチ                       ハナユズ

 

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ミニトマト                  ノウゼンカズラ

 

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ヒャクニチソウ                  キバナコスモス

 

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オミナエシ                      リアトリス

 

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アルストロメリア                    ミソハギ

 

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カセンソウ                       イザヤヒカリ(花)
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府市場集合墓地に隣接する伊佐屋菜園Bの一部を花畑にして、嫁さんが面倒を見て主に墓地のお供えに使っています。

 

 

 

 

?の花の名をご存じの方、教えてください。

 

また花の名が間違っているのも教えてください。

 

イザヤのコシヒカリも出穂期から開花期を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年8月 1日 (月)

赤西渓谷 森林セラピー体験編

山友(やまとも)のお勧めもあって森林セラピー体験プログラムに嫁さんと参加してきました。場所は宍粟市赤西(あかさい)渓谷、今年6月にオープンした兵庫県初のセラピー基地です。

森林セラピーパンフ          体験プログラム
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森林セラピーについて『医学的な根拠に裏付けされた「ストレスを低減させる」「免疫機能を向上させる」など森林浴効果のことです」「森林を利用して、心身の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目的としたものです』と書かれています。

「道の駅はが」で受付              赤西渓谷セラピー基地
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まずは疲労度測定              ルートマップ
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まず血圧と疲労度を測定、自律神経の強さやバランスを自律神経測定器で調べ、プリントアウトされた値を確認します。
セラピーを受けた後に測定して効果を確認します。

コースとプログラム説明             いざスタート
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ただ森を歩くのではなく、呼吸法の指導を受け五感を使ったセラピープログラムを体験します。

川沿いのセラピーロード            発見!
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タニソバ                       ウバユリ
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クサアジサイ                   ルイヨウボタン(実)
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アゲハの一種?                ハリギリの葉
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渓流のせせらぎを聞く              冷たさを体感
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ツチアケビ                    タケニグサ
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天然杉の巨木「先代杉」             巨木の脇で「森林スリープ」        
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                    森のパワー
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「森林ウオーク」で森とシンクロ       アキアカネとシンクロ
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セラピー弁当              おいしさ山もり弁当 お品書き
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コースタイムは約2時間、基地に帰って、自律神経測定器を使って変化を調べます。
最後のメニューはセラピー弁当。
きれいに盛りつけされ、宍粟の恵みがいっぱい詰まったヘルシー弁当と黒豆茶。
具材も海老と鰆以外すべて宍粟で穫れたもののようです。
 
森林セラピニストの資格を持った公認ガイドさんは、さすがに樹木や野草、虫や鳥にも詳しく、五感をとぎすますことの大切さを熱心に教えていただきました。
 
利用する側は「疲労度」「自律神経のバランス」などと特に難しく考えることもないと思います。
「森に入ってその息吹を感じ、樹木に触れ、野草を愛で、水と親しみ、蝶や虫を見つけ、鳥がさえずるのを聞き、自然の恵みを美味しくいただく」ことで身も心も元気になってくるのです。
 
赤西渓谷は紅葉時期が特にすばらしいとのこと、季節を変えて訪れてみたい魅力的な場所です。
帰りは近くの原不動滝を'見学し、楓香の湯で汗を流した充実の一日でした。
宍粟市 森林セラピーについては しそう森林王国観光協会 のホームページで。
 
 
 

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