山の日 来日岳奉仕作業登山
8月11日は2年前に制定され今年から祝日となった山の日。
但馬山友会の例会行事として、来日岳567mの奉仕作業登山を行いました。
山に親しみ山に感謝する気持ちを持って、馴染みの来日岳(くるひだけ)の登山道にある石仏の修復・ゴミ拾い・登山道の整備です。
普段から草刈りや倒木除去などの作業をされている地元の来日区の方々との共同作業となりました。
地元の方々と打ち合わせ 登山道の石仏
傾いた石仏 台座の基礎を固め
レベルを確認 本体の安置
山頂までの登山・下山道に88体が設置され、札所番号と寄進者の地区と名が記してあり、長年登山者を見守っていらっしゃいます。
風雨や積雪で風化が進み、傾いたり破損したものが見られます。
本格的な修復作業はかってなかったそうで、地元の方々と分担しておよそ25体の修復が行われました。
来日岳山頂 竹野町・海岸方向
円山川河口:城崎方向 豊岡市街地方向
来日岳は南から北へ流れる円山川の河口付近に位置し、△形の見目のよい山で、どこにいても北を教えてくれます。
また秋になると雲海観測場所として有名で、放射冷却で川霧が一面に立ちこめるさまは秋の風物詩として知られています。
標高567mといっても河口の登山口は0メートル、正味の高度差となりコースタイムは2時間強かかります。
標高567mといっても河口の登山口は0メートル、正味の高度差となりコースタイムは2時間強かかります。
山に感謝!の横断幕 周辺整備が終わった八畳岩
そうめんの差し入れ スイカの差し入れも
山頂までは車で登れることから、冷えたそうめんやスイカ・凍ったお茶ボトルの差し入れをいただきました。
スコップや唐グワ・ショベル・ノコギリ・ゴミ袋持参で参加した会員は30数名、真夏の炎天下、山に親しむだけでなく感謝の気持ちを表すよい汗をかきました。
終了ミーティングで来日区の区長さんから感謝と労いの言葉をいただき、来日岳が一層身近な山となりました。
二度に渡る下見で、修理箇所の確認などの事前作業や地元区との調整など担当役員さんにはいろいろお世話になりました。
次会例会は8月21日、登山家加藤文太郎ゆかりの地浜坂の城山と千々見山の二山を登ります。
浜坂二山縦走 下見編 ← をクリックでどうぞ。
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コメント
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以前から一度登ってみたい山ではあります。
雲海がなんせすごいですからね。
前職時代にお世話になった上司の方が
この村の方なのでよくお話を聞きましたね。
すばらしい景色の山です。
投稿: 栄治 | 2016年8月13日 (土) 07時29分