2016 松葉ガニ漁解禁
11月6日松葉ガニ漁が解禁になりました。
5日夜、豊岡市の津居山、香美町の香住と柴山、新温泉町の浜坂と諸寄の5港から、底引き網漁船計49隻が出港し、6日午前0時の解禁と同時に一斉に網を入れ、7日浜坂港の初セリには雄ガニ一匹33万円の値が付いたそうです。
同時期に解禁となった越前ガニ「極(きわみ)」は最高37万円、鳥取港で「五輝星(いつきぼし)」が過去最高の1匹130万円の値が付いたと報道されました。
宣伝・景気づけも兼ねるご祝儀相場ですが、なんともはや・・・・・。
我が家の食卓にも美女松葉ガニ
お腹に抱いた卵(外子)と甲羅を剥がすと出てくる卵巣(内子)がとても美味しいのが特徴です。
金沢ではコウバコガニ、福井ではセイコガニと呼んでいます。
子どもの頃、秋から冬時期のおやつは、これが多かったことを覚えています。
近くに魚屋さんはありましたが、津居山港で水揚げされたカニを汽車で運び、国府駅からリヤカーで行商するおばさんから求めるのが常でした。
当時は10円~15円だったように思います。
そんな我が家の食卓に松葉ガニが並びました。
大きさと値段は秘密で、タグは付いていませんが柴山港で水揚げされたものです。
この日を期して、但馬は一気にカニモードとなり、京阪神からのカニすき目当てのお客が訪れます。
スキーやボード客と合わせて但馬の風土が生んだ貴重な観光資源です。
漁期は松葉ガニが来年3月20日まで、セコガニは資源保護のため今年12月末まで。
« 2016 神鍋山野草を愛でる会 11月例会 | トップページ | 豊岡市 歴史文化遺産ウオーク »
「但馬物語」カテゴリの記事
- ユリノキと台風23号(2024.05.31)
- 北近畿豊岡自動車道延伸(豊岡出石インター)(2024.02.16)
- 承久の乱 雅成親王(2022.01.27)
- 鳥追いと七草がゆ(豊作と無病息災を願う)(2022.01.07)
- 写真集「但馬の100年」が出版されました(2021.12.12)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
解禁になって前の道路が週末度に多いです。
昨日は高速道路も下りが多かったです!
投稿: 栄治 | 2016年11月13日 (日) 11時45分