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2017年1月 6日 (金)

戸惑う高齢者

高齢者の定義は75歳以上、それまでは準備期間として「准高齢者」とする。

日本老年学会がこんな提言を出しました。
いままでは高齢者は65歳以上とされていましたが、以前と比較し加齢に伴う衰えが5~10年遅く、若返りが見られるとのこと。
従来の高齢者である65歳から74歳までは、仕事に就くかボランティア活動をする後押しするよう提言しています。
 
自分を例にとっても今年70歳を迎えるいまも、高齢者であるという認識は希薄で、府市場区の老人クラブに入会し活動に参加してもどうもしっくりきませんでした。
ただ、体力・筋力など運動機能は確かに老化し治療も受けています。
 
一方、パソコンやインターネットを駆使したり、好奇心も旺盛で頭と体を使いながら学ぶという姿勢は衰えず、物忘れに戸惑いながらも老化はまだ先のように思えます。
「体は高齢者だけど意識は中年」といったところでしょう。
 
退職した方からのご挨拶に、サミュエル・ウルマンの詩「青春」が引用されます。
青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。
ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない
理想を失うとき初めて老いる。(略)
「心の若ささえ失わなければ、青春は続けられる」というのです。
 
それはさておき、昨年末内閣府が高齢者を「70歳以上」とする提案をおこなった後の「75歳以上」の提言です。
「年金カット法案」を強行し、「弱肉強食」を進める安倍政治です。
高齢者の定義引き上げが、年金支給年齢の引き上げや社会保障の切り下げの口実とならぬよう気をつけなければなりません。
 
 

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コメント

伊佐屋三木殿
お初にメールします。18期生掲示板リンク先からたどり着きました。まめに発信の件、敬意とともに関心致します。貴兄の論調も納得でき私も物心ついた歳からkeep left寄りもしくはcentre left思考です。というよりは仏教が提示する縁起の発想からの関係を大事にしていこうと思っています。これからも拝見させていただきます。
で、差し支えなければ本名はどなたさまでしょうか。

ということは親父殿は来年はれて(?)高齢者となります。
たしかに僕がその歳まで元気なのだろうか?
と疑問に思ってしまうことも。。。
親父殿はPCなどその方面ではかなりの高齢者ですが
その他さまざまなことでは僕より若いのかもしれません。
その体力面も(笑)
ある程度勢いで動物的本能?というか思うがまま?
そのまんまのほうが元気なのかも(笑)

岡本さま

コメントありがとうございます。
正体は個人メールにお送りしました。
これからもよろしくお願いします。

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