山岳保険の点検
但馬山友会も前身の「但馬自然保護協会」から数えて40数年となります。
会員に入れ替わりもあるものの年々歳を重ね、一方で新入会員にも中高年の方が増えてきました。
例会出席の顔ぶれを拝見しても会もメンバーも歳を重ねてきたことに気づきます。
今まで大きな事故は無かったものの、リスクは年々高まってきます。
会として事故やケガの責任を負わない旨規約に明示していて、個々の登山スタイルに合わせて傷害や遭難に対応しなければなりません。
「事故責任は自己責任」ということで自分を再点検してみました。
会員になることが求められ、年会費1,000円が要ります。
ほとんどの方は「ハイキングコース」で対応できます。
本格的な冬山やロッククライミングをやる人は「登山コース」を選ぶ必要があります。
②JRO「JRO(日本山岳救助機構合同会社)」山岳保険
国内の山であれば、フィールドや季節、道具の有無などを問わず、どんな登山スタイルでも補償されますが、レスキュー保険に特化しています。
遭難事故に遭った際、捜索・救助に要した費用のみを対象としています。②と同様レスキューに 特化しています。
私が現在加入しているのはシンプルプラン「F033」です。
私の登山スタイルは、団体では但馬山友会・加藤文太郎山の会のほか小グループや個人の山行もあります。
低山ばかりでなく、北や南アルプスの高山も登るので、捜索・救助費用も必要です。
(団体で登る遠征登山は、費用に保険料が含まれています)
ただピッケルやアイゼン利用やザイル等本格的な登山用具を使うことはありません。
ということで、①の「ハイキングコース」タイプⅡのコスパが良さそうです。
山岳事故だけでなく、保障は少額ながらも一般傷害にも適用されます。
年会費は1,000円、今期の保険料は6,430円、さっそく申込手続きしました。
● 傷害死亡・後遺障害 300万円
● 救援者費用 500万円
● 個人賠償責任 1億円
● 傷害入院保険金 3,000円
● 傷害手術保険金 規定におうじて
● 傷害通院保険日額 1,500円
年度初めの切り替え時期です。
まずは資料請求して検討をお奨めします。
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コメント
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山には危険がたくさん潜んでますからね。
事故責任は自己責任とは納得です。
投稿: 栄治 | 2017年2月28日 (火) 07時27分