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2017年6月30日 (金)

庭の草花 2017 夏越し編

今日は6月30日、一年の半分が過ぎたことになります。
陰暦6月晦日(みそか)に、罪やけがれを除き去るため茅(ち)の輪をくぐったり、人形(ひとがた)を作って身体をなでて清め、それを水に流したりする行事が行われました。
 
女代神社夏越の祓  ← 伊佐屋三木のblogの記事をクリックでどうぞ。
 
我が家の草花もすっかり夏バージョンになりました。
 
アブチロン                     オキザリス
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ネジバナ                       トレニア                     
ネジバナ                  トレニア
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イリオモテアサガオ                ガウラ
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                  アジサイ
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ノウゼンカズラ                   ヒペリカム
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ダリア                        キキョウ
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                    ホウズキ
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バラ                         ハマユウ
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カシワバアジサイ                 ユキノシタ
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2017年6月29日 (木)

Elegant pc  から Lovely pcへ

パソコンの移行が進んでいます。

2007年から10年間使っていた「Elegant pc」はDell製、studio 1555のCPUはCore2Duo 、メモリー4GB、HDD320GB、DVDマルチドライブ、webカメラ、 HDMI端子も搭載した優れものでした。
設定OSはvistaでしたが、わざわざxpにダウングレードして使い、後にwindows 7に載せ替えてもらいました。
 
             黒と濃紺が基調の最新鋭だったElegant pc
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                    満身創痍のElegant pc
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新しいLovely pc
P6250118優れものだったElegant pc も寄る年波に勝てず、開け閉めする蝶番が壊れたり、DVDドライブとSDカードが使用不能になり、外付けでカバーしていました。
 
困りものはカーソルがあちこちに跳ぶことで、おちおち入力ができません。
 
山ともから「パソコンの整理はできましたか?」のメールに、「現在進行形です。古妻と新妻が同居していて、未練と魅力の狭間で揺れ動いています」と返事すると、(笑)が返ってきました。
 
慣れ親しんだWindow7からWindow10の操作の違いに戸惑いながらも徐々に移行しているところです。
要らぬお世話ともいえる機能もありますが、古きを懐かしむだけでなく、新しきに慣れること
が求められます。
そして「Lovely」もそのうち我が家と私の流儀に慣れてくれるでしょう。
 
 

2017年6月25日 (日)

ノートパソコンを買い換えました

スマホの次はノートパソコンです。

スマホ以上にガタが来て、クラッシュの可能性もあり怖くなって買い換えました。
OS歴はWindows3.1から始めて、Windows95、Windows2000、WindowsXp、Windows7、そして今回のWindows10と続きます。
機種はデスクトップパソコンはNEC Xa7、NEC VALUESTAR86、ノートパソコンはH-P 、DELL(STUDIO15)を使い今回はFUJITSU LIFEBOOK( FMV AH53)にしました。
 
自動車と同じでOSで違いがあってもハードはいずれのメーカーでも似たようなものです。
スペックはintel core i7(2.6GHz)、メインメモリ8GB、HD1TB,ブルーレイドライブで、必要にして十分な2016秋モデルです。
 
elegantな先代ノートPC              lovelyなノートPC
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インターネット接続とメールアカウント設定は販売店にやってもらって、データ移行をしているところです。
他に「一太郎」以来使っているATOKの単語登録を受け継いだり、よく使うソフトのインストールやフリーソフトのダウンロードなど結構やることがあります。
かっての師匠にいろいろ教えてもらいながら、使い勝手のよいものに替えていくことになります。
 
スマホもパソコンもお金さえ出せば新品に替わりますが、人間の頭と体は交換がきかないのは悔しいかぎりです。
Windows10に戸惑いながらも、そのうち慣れてくるでしょう。
 
スマホと違いこちらは高くつきましたが、資料づくりやメールコミュニケーション、ブログ作成、写真の整理保存などなど、なくてはならないものとなりました。
但馬山友会の事務データも移行し、さっそく7月末の谷川岳遠征登山資料の仕上げに使っています。
 
 

2017年6月23日 (金)

沖縄戦「終結」の日に思う(再録)

今年も72回目の6月23日がやってきました。
沖縄戦について本土ではさほど語り継がれていません。
沖縄県民にとっても日本国民にとっても忘れてはならない日として、昨年載せた「沖縄戦」の記事をもう一度振り返ってみます。
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1945年の6月23日、沖縄戦で組織的な戦闘が「終結」したとされる「慰霊の日」です。
80日にもおよぶ地上戦で、住民の4人に1人およそ20万人もの犠牲者を出しました。
 
南方各地の占領地を失った日本に、アメリカ軍が沖縄に上陸し地上戦が行われました。
沖縄に配置された第32軍は、本土侵攻を遅らせるため住民を強制的に徴用し、多くの犠牲者を出しました。
すでに長年の徴兵で残されたのは中高年・女性・子供など非戦闘員でした。
沖縄県民にとって、日本軍は守ってもらえるどこるか、攻めてくる敵に対して全面協力を強制され、投降は許されませんでした。
 
本土も東京を始めとする大空襲や広島長崎への原爆投下で大きな被害を出しましたが、沖縄戦で住民が追い込まれたむごい「時間稼ぎ」の使命と悲惨な被害を知るにつけ、それを命じ実行させた罪の大きさは決して許されるものではありません。
その後アメリカの統治下に置かれ、「施政返還」後も基地に囲まれて生きる沖縄は過酷な状況に置かれます。
 
今審議中の安倍内閣が進める「安全保障関連法案」、一括という出し方も中味もすべて異常としか考えられません。
集団的自衛権の行使とは、他国への攻撃に対し、自国が直接攻撃されていなくとも実力を行使するものです。
 
もちろん憲法9条第2項によって他国を攻撃する交戦権は認められていません。
また集団自衛権の行使とは、ある意味で軍事同盟の要素を持ち、戦争に巻き込まれることを現実のものとします。
法案が通過し米軍への「支援」の状況が生まれれば、真っ先に狙われるのは米軍基地が集中する沖縄です。
 
昨年の沖縄知事選・地方選挙・衆議院選で党派を超えた「オール沖縄」が勝利したのは、平和と安全を願う県民自らが意思と行動を示したものでした。
 
<昭和20年6月6日、沖縄の海軍陸戦隊司令官大田実少将の海軍次官あて電報>
(電文は文語のため口語訳を引用)
 
「沖縄県民かく戦えり!」

「県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを!」

沖縄県民の実情に関して、報告は本来県知事より報告すべき事だが、県には既に通信力はなく、第三十二軍指令部(牛島中将の最高司令部)も通信余力がない。
県知事の依頼を受けたわけではないが、沖縄の現状を見過ごすに忍びないので、私大田司令官が知事に代わってご緊急に報告する。

敵が沖縄に攻撃開始以来、陸海軍とも防衛戦闘に精一杯で、県民を顧みる余裕は殆どなかった。
しかし、私の知る限り県民は青壮年の全てを防衛召集に捧げた。
残りの老幼婦女子は、相次ぐ砲爆撃で家屋と全財産を焼き出され、軍の作戦の邪魔にならない小防空壕に避難、しかも爆撃、風雨に晒される窮乏生活にあまんじた。
しかも若い婦人は率先して軍に協力し、看護婦、炊事婦はもとより、砲弾運び、斬り込み隊をを申し出る者すらあった。

所詮、敵が来たら老人子供は殺され、婦女子は拉致され毒牙にかかってしまうと、親子生き別れになり娘を軍営門に捨てる親もいる。
看護婦に至っては、軍移動に際し、衛生兵は既に出発した後なのに、身寄りのない重傷者を助けて、その行動は真面目で一時の感情で動いているとは思われない。更に軍の作戦大転換があり遠隔の住民地区が指定されると、輸送力がないのにもかかわらず、夜間、雨の中を自給自足しながら移動するものもいた。

要するに、陸海軍が沖縄に進駐して以来、県民は終始一貫して物資節約を強要され、ご奉公の心を抱き、遂に勝利する事無く、戦闘末期には沖縄島は形状が変わるほど砲撃され草木の一本に至るまで焦土と化した。
食料は六月一杯を支えるだけしかないという。

沖縄県民はこのように戦った。
沖縄県民に対して後世になっても特別の配慮をお願いする。
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糸満市では正午前から翁長知事や安倍首相も出席して追悼式が行われました。
玉砕前に沖縄県民に対して『沖縄県民斯ク戦ヘリ』の電文で「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」を願った海軍陸戦隊司令官大田実少将、その後の政治はこの言葉に応えているとはとうてい思えません。
 
 

2017年6月21日 (水)

スマホを換えました

スマホを最初に使ったのが2010年、その後一度買い換えて今度が3代目です。

通信キャリアはドコモで我が家のすぐ東側に35mのアンテナが立っています。
10数メートルくらいしか離れていないけど、こちらは「灯台もと暗し」の心配はないようです。
ただバッテリーが1日持たないので換えバッテリーを持ち歩あるく不自由さにとうとう辛抱できなくなりました。
 
3日前にDMで新料金プラン「docomo with」の案内が届き、すぐに機種変更を決めました。
指定機種を2年間使い続けると通話料が1500円割引され、新型スマホが実質無料になるプランです。
料金も見直し、月額支払い料はむしろ安くなりました。
同じアンドロイドOSなので使い方は変わらず、コンパクト型では大容量バッテリーと充実のカメラ機能が売りのようです。
 
Galaxy Feel                docomo with プラン
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もともとゲームや動画はしないので、大画面大容量携帯にはまったく興味ありません。
通話利用は少なく無料範囲内に収まっていて、フェイスブックやツイッターなどSNSは鬱陶しいので、コミュニケ-ションはSPメールとショートメールが中心です。
 
「絆」が大切といわれますが、双方向で必要以上に繋がりすぎるのも迷惑至極です。
その点ブログは単方向で、見るも書くも自分の意思なのです。
今をときめくLINEも無料を「武器」にやたら電話されたり、メールや写真を送りつけられるのもこれまた迷惑で、LINEアプリは入れていません。
 
かってビジネスで、「電話は必要なときに、要点をまとめて簡潔に」が基本でした。
今後も時流に背を向けたマイペース利用が続くでしょう。
 
機種は最初からGalaxyを愛用していてiPhoneの購入など一度も考えたことがなく、「嫌米親韓」といったところでしょうか。
docomoの使用期間を聞くと、なんと21年5ヶ月だそうで感謝してもらいました。
 
 
 

2017年6月17日 (土)

2017 但馬山友会 剣蛇ヶ岳

旧豊岡市に位置する剣蛇ヶ岳422mが6月後半の例会です。

2013年(へび年)8月19日干支に因んで登ってから4年ぶりです。
剣蛇ヶ岳(けんじゃがたけ)は豊岡市と京丹後市久美浜町の境にあってる抜群の眺めで知られていて、白雲山とも呼ばれています。
5月・6月と中級や健脚コースが続いたこともあって、気軽に登れる山を待ちかねていたのか参加者が78名、私が入会してからの記憶にない盛況ぶりです。
 
剣蛇ヶ岳                       集合はコウノトリの郷公園
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地元もびっくりの長の列            コース案内図と登山経路
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コウノトリの郷公園からで登山口まで30分、山頂まではよく整備された登山道を1時間強で登れます。
 
水澄不動尊から山頂まで1300m      林間の登山道
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丹後と但馬を分けるこさづ峠         あと一息
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イワガラミ                     ネジキ
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山頂は広場になっていて、一気に展望が広がります。
北方向は京丹後市や丹後町の景色が広がっていて、3月例会「ジオウオーク」のかぶと山、4月例会「依遅ヶ尾山」も見えます。
 
参加者のうち90歳を超える大先輩Yさんのお顔も見え、毎日ウオークで鍛えた元気な足取りでした。
京丹後市の女性4人も体験入会され、下山後入会を決められました。
 
山頂到着                      山名表示
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西、南方向に広がる但馬の山々
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絶景に見とれる                  豊岡市街地と但馬空港
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久美浜湾、中央に小天橋、右は甲山     中央に依遅ヶ尾山
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ヤマボウシ                    ヒトリシズカ
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広い山頂広場で絶景を眺めながらのランチタイム、フキの佃煮や果物・お菓子などが次々とまわってきます。
山仲間の気のおけないところです。
下山後コウノトリの郷公園の自然観察コース散策が募集されると、元気もん42名が参加しました。
               約50分の里山散策
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リョウブ                      巣を見下ろせるのはここだけ(親と雛3羽)
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曇りのお天気で、林の多い登山路は涼しく、日陰の少ない山頂もさして苦になりませんでした。
顔を見るのが久しぶりの方も多く、あちこちで会話が弾み、前回の氷ノ山例会や7月の谷川岳登山も話題になっていました。
仲間と山を歩くことの楽しさを改めて感じた一日でした。
 
次回は7月9日(日)<目の神様を祀る歴史の山>、青倉山(811m)が予定され、コースレベルは「初級+」となっています。
梅雨時期で南但馬の山であることから、ヤマビル対策が必要です。
 
 

2017年6月13日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 6月13日例会

6月13日例会は少し遠出して、氷ノ山の山野草を観察しました。

といってもおなじみの養父側ではなく、西に回り込んで鳥取県若桜町から氷ノ山スキー場の「仙谷登山口」から谷を遡ります。

            氷ノ山登山 主要8コース
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集合場所の「道の駅ようか但馬蔵」から約1時間半、大屋を抜けて戸倉から若狭街道を北上し氷ノ山スキー場に到着しました。
かって賑わった国道29号線も並行して走る鳥取自動車道ができると通行量が激減し、廃止となったドライブインが目立ちました。

氷ノ山スキー場                  ちょっと怖い看板
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クルマバソウ                    モミジガサ
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ツリバナ 
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タチカメバソウ                   調査中
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ミヤマタニソバ                  サンヨウブシ(トリカブトの仲間)
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ブナ林                        宿り木はニレ科のオヒョウ
 
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落ち葉が甘く香るカツラ         残雪
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仙谷コースは氷ノ山登山ルートの中で多様な自然が楽しめる魅力的なコースです。
残雪も遅くまであって、他の山と較べて1ヶ月以上遅れた季節が楽しめます。

ミヤマケマン                   ホウチャクソウ
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フタリシズカ                    マムシグサの由来、
銭形の肌
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つくよねの棚田
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この例会の担当は5班、Yリーダーには下見を含めていろいろお世話いただきました。

この日の参加者は19人、神鍋周辺を離れた観察も大いに勉強になりました。

秋には丹後の観察も予定されています。

 

 

 

 

2017年6月 9日 (金)

辰鼓楼 平成の大修理

明治4年創建の時計台、但馬國出石の城下町のシンボルとして親しまれた「辰鼓楼-しんころう」のの大修理が計画され、修理前の第1回現場見学会に出かけてきました。

大手門から                     お城側から
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創建から140数年、昭和初期の大修理からも80年以上経っています。
見学に先だって出石振興局の田口さんから歴史の説明、建築士の福岡さんから建物の詳細図をもとに建物の概要と修理工事の説明がありました。
 
まず、田口さんから・・・・
 
「辰鼓楼は藩士の登城を告げていた」「辰の刻(午前8時)に太鼓をならし、形が鼓に似ているので辰鼓楼と名付けられた」とういう、結構信じられているガイドネタに対し、「創建の明治4年には出石藩も廃止され藩士もいなかった」「辰は刻(とき)という意味で、辰鼓という言葉は出石藩御用部屋日記にも残されている」との説明に少しびっくり。
 
・ 明治2年まで約280年間、1日12回鐘で時を告げていた昌念寺にかわって太鼓で刻を知らせるようになった
・ 明治14年、札幌時計台と同年に機械式の時計が設置された(初代オランダ製)
・ 明治27年、機械式の新時計に替わった(二代目)
・ 明治40年、屋根も当初のこけら葺きから瓦葺きに替わった
・ 昭和51年、電気式の時計に替わった(三代目)
 
福岡建築士さんから・・
 
・ 外壁は数度張り替えているが、主要な軸組は当初材で、大きな梁などは出石城の廃材が使われている(不要な穴が空いている)
・ 芯柱は塔のように突き抜けていなくて4階床下まで、コンクリート補強された基礎に下に約50cmの空洞があるのは当初は掘立柱だったのが腐食して接ぎ木や補強がなされたとおもわれる
・ 屋根は昭和59年に修理済みなので、基礎と軸組を残して半解体工法でおこない、外壁や4階窓は全面取り替えとなる
・ 基礎のコンクリート補強や鋼製筋交いなどの耐震補強、避雷設備、火災警報設備など耐久性が重視される
 
その後5人の組に分かれて1階から4階まで見学させてもらいました。
辰鼓楼の中に入ったのは初めて、階段に子どもの落書きがあったりして、昔は男の子の探検場所だったのでしょう。
 
1階内部                      接ぎ木された芯柱と基礎下の穴
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機械式時計のゼンマイ              ずっしり重い2個の錘(おもり)
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落書き                   錘をつり下げた穴
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               4階 電気式時計と鐘
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アンプ                        スピーカー
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消防団の半鐘も健在           消防信号ルール
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退役した機械式の時計の錘や歯車・鐘、現役の電気式時計設備など、今と昔が残されているのも興味深いものでした。
 
4階からの眺め                  昭和4年の修理(パンフレット)
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地元の方のお話しでは、「毎日、午前8時と午後1時に太鼓、夕方には釣り鐘の音が録音テープで流されている」そうです。
この日の見学者は58名、4階でテレビ局、見学後新聞社の取材を受けました。
寝る前にサンテレビの「NEWS PORT」で一瞬ですが、ヘルメット姿の私が登場したのを確認しました。
(翌10日付け毎日新聞但馬版にコメントも紹介されていました)
 
見学会は第2回7月15日、第3回9月9日、第4回は竣工前の10月7日に計画されていて、さっそくスマホのスケジュールに入れておきました。
 
 

2017年6月 8日 (木)

2017 コウノトリ 山本巣塔 足輪装着

孵化した2羽が順調に育っている山本巣塔のヒナに足輪が取り付けられました。

作業は8日9時半開始、終了は10時半頃でたまたま通行中に確認できました
6日に行われた豊岡市袴狭地区人工巣塔のヒナに次ぐ作業です。
見まもったのは私も含めて周辺住人8名、邪魔にならないよう気を遣いながら、近くで見学させてもらいました。
 
高所作業車がスタンバイ             時刻は9:45分頃          
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高所作業車を使用し巣に近づき、ヒナを箱に入れて下に降ろします。
親鳥はやむなく巣を離れ、近くで様子を見まもっています。
 
網で捕獲し箱へ移す              地面に降ろして作業
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下に降ろされたヒナは顔を塞がれていて、おとなしくしています。
2羽それぞれの身体測定・採血・羽毛採取(性別判定)を実施し、最後に足環が装着されました。
足輪はそれぞれの個体を確認する目印となるもので、左右両足に付けられます。
各個体の識別は「足輪カタログ 」で公表されています。
 
身体計測                      性別確定に使う羽毛採取
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足輪装着                      おとなしいヒナ
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巣に移動                      心配そうな親鳥
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ヒナの様子を確認                定位置で見守り
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ヒナといっても孵化したのが4月27日、見たところ1m近い体に育っています。
因みに6日の袴狭のヒナは 3,800グラムと公表されています。
2羽とも順調に生育しているようで、今月末には巣立ちの予定です。
性別なども近く発表され、我が家付近の田んぼで親鳥と餌を食べている様子が見られるでしょう。
 
 

2017年6月 6日 (火)

2017 大山夏山開き 飲ミニュケーション編

大山登山と山開き神事のたいまつ行列を済ませると一件落着と行かないのが、このグループの凄いところです。

実は下山した後入浴を済ませ、5時前から宴会の前半が始まり、たいまつ行列見学は中休み、このあと後半戦が始まりました。
 
宴会場                        まずは乾杯から           
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登山中冷やしておいたビールは飲み頃、料理長を自認する I さんにメーニュー決めや材料の下ごしらえまでしていただきました。
メインは焼きタン、具だくさんのトリ鍋、ホルモン焼きそばでそれぞれが調理を担当し、見事なできばえです。
 
これはほんの一部                焼きタン
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野菜たっぷり具だくさんのトリ鍋        I 料理長こだわりの目玉焼き
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所用があって夕方から参加したTさんが生けイワナと干しイワナを持参され、骨酒にしてそれぞれ味の違いを楽しませていただきました。
もちろんご自分の釣果で、新温泉町の○○滝渓谷はイワナの「魚影が濃い」そうです。
 
干しイワナをこんがり焼いて       骨酒
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こちらは生けイワナ               生けイワナも焼いて骨酒に
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               絶品ホルモン焼きそば
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前後半に渡り飲ミュニケーションが深まる中、料理はほぼ完食。
鍋の残りはうどんを入れて朝食となります。
夜も更けて10時、それぞれテントに引き揚げました。
51年前の夏山開きの時に購入したシュラーフも私と同様に色あせてきましたが、まだまだ現役として務めてくれました。
 
心地よい登山の疲れとたいまつ行列の感動、大満足の料理と各種のお酒、気のおけない仲間達の会話、これ以上ない贅沢な一日でした。
今回初参加で但馬山友会会員でもあるKさんと、「例会行事で企画したらどう」と話し合っていました。
毎年訪れていらっしゃる加藤文太郎山の会の山男3方にはとくにお世話になりました。
楽しい企画と気配りの効いた運営に感謝してます。
 
楽しかった 「2017 大山夏山開き 3編」 はこれにて終了です。
 
 

2017年6月 4日 (日)

2017 大山夏山開き たいまつ行列編

夏山開き前夜祭のお目当ての一つは夜のたいまつ行列でしょう。

今年で71年目を迎える伝統行事で、大神山神社奥宮からスタートして、ゴールとなる博労座特設会場まで1.4km、神の火を持つ2000人が参道を下ります。
その様は流れる炎の河といわれ、全国から観光客が訪れ、荘厳で神聖な炎に包まれた夜を満喫します。
  
全国最大級の壮大な権現造りの奥宮    延々と続く参道
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2107 ポスター                  カメラ三脚が場所取り
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西方向:大山寺橋から夕焼け         東方向:大山寺橋から三鈷峰~山頂
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たいまつは会場の案内所で500円で販売され、宿泊客は旅館で引換券が渡されます。
その数は約2000本、71年間続く伝統行事です。
18時30分頃、奥宮でザイル祭とあわせて神事が行われ、19時30分に御神火が点灯されてスタートします。
 
行列スタート              敷石の参道をくだる
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一夜かぎりの炎の河を収めようと撮影ポイントには、カメラマンが待ちかまえています。
下山の時通りましたが、午後2時頃から主ではなく三脚が撮影スポットで場所取りをしていました。
 
神官・僧兵・役員が先頭        一般参拝客           
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絶え間なく鳴らされるホラ貝の音とたいまつの灯油が燃える匂いの中、1時間を超えて行列が続きます。
博労座特設会場まで降りて、たいまつが集めれら燃やされます。
 
参道を延々と続くたいまつ          ゴールで集めて燃やされる
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朝日新聞記事(6月4日)
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明日は大山山頂で安全祈願祭が実施され、本格的な夏山シーズンの到来が宣言されます。
昨年は雨にたたられたそうですが、晴れ男の私のおかげ?で明日は快晴の予報。
楽しい山開きになりそうですね。  
我々は、明朝食事のあとテントを撤収して帰ります。
 
 
 
 
 

2017年6月 3日 (土)

2017 大山夏山開き 登山編

夏山開きで有名なのは中国地方の盟主大山(だいせん)1709m、日本百名山にも数えられます。

但馬山友会例会の氷ノ山ブンまわしコース9.5時間はとても無理と思案していたところ、加藤文太郎山の会の大山夏山開きにお誘いを受けました。
今年は6月3日(土)前夜祭、4日(日)が山頂祭にあたり、3日に登頂し、前夜祭のたいまつ行列に参加し、そのままキャンプ場に宿泊する予定です。
大山に初めて登ったのは半世紀前で同じ6月の夏山開きでした。
印象に残っているのは山頂からの弓ヶ浜の眺め、砂すべりの下山、たいまつ行列です。
 
大山町仁王堂公園から大山         2017夏山開きポスター
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3日(土)朝6時浜坂出発、8時には下山キャンプ場に到着。
駐車場とテント場確保のための早起きです。
(山開き前なのでどちらも無料です)
 
下山野営場                    ベースキャンプ設置完了
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大型テントのほか3張り、調理&食事用テントを一気に張り終えて、大山山頂に向かいます。
夏山登山口から3kmで山頂、コースタイムは3時間です。
 
夏山登山口                ♪階段は続くよ~♪
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半世紀前の印象と違い、ほとんど階段が設置されていて、段差は大きくとも滑ることはありません。
 
ツクバネウツギ                   ダイセンミツバツツジ
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やっと五合目                   六合から北東:三鈷峰・ユートピア小屋
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ユキザサ                  クルマバソウ
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マイヅルソソウ                   ヤマヤナギ
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                北西に弓ヶ浜がお目見え
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ダイセンキャラボクの若葉           ダイセンキャラボク純林
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北西:三鈷峰~山頂の展望
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イワカガミ                      ダイセンキスミレ
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木道が続く                     山頂が見えた
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朝のうちは雲が多めでしたが、加藤文太郎山の会の山男3人に導かれながら順調に高度を稼ぎ2時間40分で山頂弥山1709mに到着しました。
(最高点剣が峰1729mは、登山道崩落のため、立ち入りが禁じられています)
夏山開きを待ちかねたグループや高校生・学生・家族連れが登っています。
 
後輩達の記念写真               高輩達の記念写真
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島根大学ワンダーフォーゲル部の恒例行事は大山夏山開き。
この日の後輩達は約20人、少し寂しい感じです。
聞けば部暦58年、3Kが当たり前だった山岳部のしごき事件から、楽しく山を歩く(ワンダーフォーゲリング)ことを主眼とするワンゲル部が各所に創設されました。
先輩後輩区別ない民主的な運営と火を囲み山の歌を歌う楽しい雰囲気がうけて女性の入部者も多く、60人超の大所帯だったと記憶しています。
いち早く入部した友人に誘われて夏山開きに参加したのが1966年、なんと51年前でした。
結局私が入部したのは、校内クラス対抗野球大会の大活躍?で誘いがあった準硬式野球部でした。
 
山頂からの大展望
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山頂避難小屋はトイレと休憩場所があるのとシーズンは売店も利用できます。
絶景を眺めながらゆっくりランチを楽しみました。
 
下りは6合目を過ぎて分岐を右に行者コースへ、階段状に丸太が組んであるので滑ることはありませんが、急な下りがずっと続きます。
元谷を下り大神山神社奥宮を経て参道を下山しました。
登り3時間弱、下りは2時間強、急な下りに膝は辛かったでしょうが、なんとかコースタイムに近い登山でした。
 
三鈷峰・避難小屋、砂すべりを仰ぐ    ダイセンクワガタ 
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今回使った靴は娘達からの父の日プレゼント、SIRIOのハイカット登山靴のほか、トレッキング用のミッドカットで軽量のMERRELLが破れてきたので、SALOMONを希望しました。
昨年はMILLETのザック、一昨年はBLACKDIAMONDのストックと年々衰える父の足腰と気力を後押ししてくれてます。
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2017年6月 2日 (金)

2017 伊佐屋菜園 トウモロコシ考

1日夕方から竜巻注意報が発令され、雷とともに久しぶりの雨が降りました。

朝起きた様子だと、深夜から明け方まで降り続いたのでしょうか?
昨日まで散歩道や畑で会う人の挨拶は、「一雨欲しいですね」の一言でした。
温度と湿度の両方が揃い、畑の作物も稲も一段と成長するでしょう。
 
伊佐屋菜園で目立つものがトウモロコシです。
米と小麦とともに世界三大穀物で、用途は家畜の飼料が最も多く、コーンスターチ(デンプン)や油・燃料としても注目されています。
最近の好みは昔のトウモロコシではなく、甘みの強いスイートコーンがほとんどです。
早生種「ハニーバンタムピーター235」を4月始めからトンネルで育苗し、GW開けに移植します。
 
移植して1ヶ月                   株元からの脇芽はそのままに
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オス穂               メス穂
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マルチで地温を高めていることもあって、通常より半月以上早い6月末に収穫できます。
一本立ちで育てたトウモロコシで収穫するの実は通常1本だけ、他の野菜と較べてなんともったいない感がします。
ただメス穂は数本つくので一番上の1本を残して、他は早めに獲って「ヤングコーン」として利用できます。
 
ジャガイモと同じく病気はほとんどなくて、アワノメイガがオス穂に産卵し、幼虫が茎に潜り込みさらに実に入り込んで食い荒らします。
販売するわけではありませんが、皮をむくと幼虫が食い荒らしているのは商品価値を失わせます。
不本意ですが対策としてオス穂がでかかった時に殺虫剤を散布したり、受粉が終わったオス穂を早めに切り取って被害を防ぎます。
 
円山川と国道に囲まれて被害が少なかった伊佐屋ファームも獣被害に遭うようになりました。
以前はカラスが穂先を突くくらいでしたが、最近は「府市場アナグマ」の類が実を茎から引きちぎって食い荒らすのが目立ちます。
対策は周りを網で囲ってめくり上げられないよう、マルチ抑え(トンボ)で押さえ込んで固定します。
敵は穴掘り名人ながらも深穴を掘ってまで侵入しないので被害が防げます。
 
中生種「ゆめのコーン」
20170531_0616065月も中旬に入ると中生の「ゆめのコーン」を播きます。
トウモロコシは別品種を近くに播くと交雑(キセニア)しやすいので収穫時期をずらす必要があります。
 
やたらコーンを作るのは子や孫たちが好きなのとイネ科の作物なので、ナス科・マメ科・ウリ科などと連作障害がなく、肥料の吸収もよく「輪作作物」として重宝しているからです。
そういえば同じイネ科の稲は太古の昔から同じ場所に作られる究極の連作可能植物ですね。
 
 

2017年6月 1日 (木)

2017 コウノトリ 山本巣塔 子育て中

その後、2羽のヒナが順調に育っているのが、遠目でも確認できるようになりました。
 
            山本巣塔の親鳥と2羽の幼鳥
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営巣→産卵→抱卵→孵化と続き、2ヶ月を過ぎる頃から次のステップは巣立ちです。
幼鳥が成長するにつれて、巣上をジャンプする行動が続き巣立ちとなります。
今月末頃には「巣立ち」が報告できそうです。
 
郷公園公園化で飼育されているコウノトリ95羽、野外コウノトリの数は約85羽と言われ、、今年成育中のヒナはなんと29羽だそうです。
元気に育って巣立ちを迎えて欲しいものです。
 
5月20日の記事「コウノトリ受難」で報告した島根県雲南市のヒナ4羽は、郷公園に収容され育てられることになりました。
 
 
 
 
 

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