2017 但馬山友会 郷路岳
8月11日が「山の日」に制定され、昨年は地元の山に感謝の気持ちを込めて、来日岳登山道の石仏を修理しました。
今年敢えて「山の日」を外したのは、二つの理由からです。
まず盆前の11日は墓掃除や親戚家族を迎える準備に大変忙しい時期であること。
そして8月中旬という時期は、飛騨や信州・北陸などの高山ならいざ知らず、全国一の気温を記録することもある但馬近隣は登山に適さないこともあります。
とはいうものの、「お盆が明け一段落した時期、比較的低山で無理のないところ」として、豊岡市但東町「郷路岳620m」が年間計画で選ばれました。
但馬山友会で登ったことがない数少ない但馬の山であり、以前から気になっていた山でした。
ハガキには<但馬の中央、風格ある山容>として、「なだらかな自然林の主尾根をあるく。山頂付近から丹後や丹波の海や山が展望できる」と案内されています。
郷路岳 登山口
自然林の主尾根を登る
この山近くを林道郷路線が走っていて、簡単に山頂を踏むことができますが、主尾根や山頂は「兵庫の森林浴50選」に指定され、豊かな自然が残っています。
今回は林道を使わず、意外と知られていない郷路岳の魅力が感じられるルートでした。
シロオニタケ 林道と展望所を横に見て林間を進む
もうすぐ山頂 設置された看板と三角点
福知山方向 三岳(みたけ) 東・西床尾山左奥にかすむ粟鹿山
木陰でランチタイム 集合写真横断幕
8月に入って雨の降らない日がないくらい不安定なお天気が続いていましたが、この日は晴れで33度を超える暑さがぶり返しました。
参加は42名、汗だくになりながら久しぶりの山歩きを楽しみました。
林道横の防災無線広場で展望を楽しむ 京丹後の依遅ヶ尾山・金剛童子山
東に大江山連峰 北北西方向:高竜寺ヶ岳
林道整備がなされたことで、本来の登山道が埋もれてしまった感じの郷路岳ですが、リーダー・サブリーダーの皆さんが標識整備、目印テープの設置など何度も足を運んで頂きました。
このご苦労が今後に役立ってくれることでしょう。
ガイドブックに載っていても地元に大事にされない山は、いずれ道を失い消えてしまいます。
これを機に持続的な整備を続けて頂き、多くの登山者が利用されることを期待します。
これは地元栗尾の皆さんだけでなく、但馬山友会の課題でもあるでしょう。
琵琶湖から比叡山を望む
大津坂本から比叡山の表参道を登り、最高峰大比叡を経由して、京都きらら坂まで下ります。
豊岡市出身の中島金一郎さんにボランティアガイドをお願いしていて、琵琶湖や京都市内の展望も楽しみです。
バス定席45名を超え、補助席まで使うことになりそうです。
下見で雨に遭ったので厄払い済み、よいお天気になりますように・・・・。
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