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2017年8月29日 (火)

2017 伊佐屋菜園 初秋編

但馬の夏は、梅雨明けが早く気温の高い日が続きました。

8月に入ると迷走台風5号の影響もあって、お盆過ぎまで雨が多かったように思います。
「雨が欲しい」と嘆き、降ればふったで「もう要らん、日が照って欲しい」と愚痴が聞かれます。
自分や作物に都合のよいお天気などありはしないのに・・・・・・。
 
伊佐屋菜園も夏野菜が終わり、ピーマンとナス・遅まきのキュウリがあるくらいです。
夏野菜は片付けが大変で、枝や茎・蔓を乾燥させて畑で焼却し、焼却した灰は肥料「草木灰」として使用します。
(野焼きの例外として、菜園で出る残渣は人に迷惑をかけない範囲で許されます)
秋になって一段と成長するものは、サトイモ・ショウガ・クロマメ・サツマイモです。
 
夏野菜が片付いた伊佐屋菜園A
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美味しい秋ナス                 ネギ・ピーマン・シシトウ
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サトイモ                       ショウガ
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アズキもまずまず            彼岸頃に収穫する七夕豆
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キャベツ苗の植え付け               ニンジンの種まき
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移植用のイチゴポット苗            ハクサイ・レタス・タカナノ苗づくり
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               菜園Aにミニ倉庫を組み立て設置しました
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ネット通販で1万円強、炎天下に熱中症に注意しながら組み立てました。
液肥や肥料・石灰、メジャーやカッターナイフ、菜園ハンドブックなどの小道具を収容するのに便利です。
樹脂製で軽くてさびないのが特徴で、強風と積雪に負けなければ私よりも長持ちしそうです。
 

2017年8月24日 (木)

2017 遠征登山 谷川岳 反省会

7月28日(金)~30日(日)にかけて行われた「但馬山友会遠征登山 谷川岳」の反省会が行われ、平日夜にもかかわらず、参加者の8割の35名が参加しました。
 
開会前に写真データを動画風に編集したDVDの映写が行われました。
当日雨のため防水カメラを持っているMoさんと伊佐屋が撮影、山友会花博士のNiさんの監修、伊佐屋が新旧2台のパソコンを駆使?して作成しました。
ソフトは「windows movie maker」で中味を、「簡単デザイン工房」でDVD表面を作成、どちらもフリーソフト、無料でダウンロードできます。
 
elegant君とlovelyちゃんが奮闘      楚々と咲くシモツケソウが主人公
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DVDは山旅編9分、花旅編5分の2部構成で作成されています。
山旅編では滅多に経験できない雨中登山の思い出をあらたにしました。
花旅編では、厳しい気象条件ゆえに「高山植物の宝庫」と言われる谷川岳です。
紹介した花だけで52種、皮肉にも我々を苦しめた雨が高山植物を引き立てていました。
 
会長の挨拶に「山には四つの楽しみがあります。山頂を踏むこと、山や周りの景色を楽しむこと、花や森・鳥など生き物と親しむこと、最後は仲間と親しむことです。
今回雨のため景色は望めませんでしたが、他の三つをしっかり楽しむことができ、互いを思いやる素晴らしいチーム登山でした」の言葉がありました。
会食では班ごとにまとまり、谷川岳の思い出に話が弾みました。
 
Miリーダーの発声で乾杯           全員が感想・意見を述べました
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32回を数える遠征登山ですが、今回夜行バスをやめ、前日に出発し宿泊、翌日登山としたり、難易度で2コースに分けることもためされました。
体力の低下によるリスクが増えることと、自力開催による役員の負担も軽視できなくなりました。
開催時期や方法、体力に見合った山選びなど見直す時期に来ていると思われます。
 
 

2017年8月22日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 8月22日例会 神鍋

7月と8月の例会は月1回、顔を合わせると「お久しぶり」の挨拶となります。
21日(日)から暑さがぶり返して、暑がりの私は水とタオルをダブルで用意します。

シカによる食害もあり、当初予定していた神鍋渓谷から溶岩流に変更されました。

トウバナ                ヒメヒオウギズイセン
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クズ                        ゲンノショウコ
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ノコンギク                    ツユクサ
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ミヤコグサ                    ヤマノイモ(雌花)
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ボタンヅル                     ミツバフウロ
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オトギリソウ                   フユイチゴ
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ミョウガ                      ハグロソウ
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アケボノシュスラン               ミツバウツギ(実)
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ハナイカダ(実)                 マタタビ(実)
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ミヤマイラクサ                   ツリバナ(実)
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イワタバコ                     オオナルコユリ(実)        

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ハンショウヅル                 ホドイモ
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カノツメソウ                    キツネノボタン 
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マツカゼソウ                   フシグロセンノウ
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キンミズヒキ                     ミズヒキ
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ツルリンドウ               八反の滝からの登り          

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立秋も過ぎ花から実に、冬や春にむけて準備している木々や野草も見られるようになりました。

9月から第2第4火曜の2回開催に戻ります。
花が少ない時期ですが、京丹後市のジオエリア、八丁浜から琴引浜を歩きます。

 

 

2017年8月20日 (日)

2017 但馬山友会 郷路岳

8月11日が「山の日」に制定され、昨年は地元の山に感謝の気持ちを込めて、来日岳登山道の石仏を修理しました。

今年敢えて「山の日」を外したのは、二つの理由からです。
まず盆前の11日は墓掃除や親戚家族を迎える準備に大変忙しい時期であること。
そして8月中旬という時期は、飛騨や信州・北陸などの高山ならいざ知らず、全国一の気温を記録することもある但馬近隣は登山に適さないこともあります。
 
とはいうものの、「お盆が明け一段落した時期、比較的低山で無理のないところ」として、豊岡市但東町「郷路岳620m」が年間計画で選ばれました。
但馬山友会で登ったことがない数少ない但馬の山であり、以前から気になっていた山でした。
ハガキには<但馬の中央、風格ある山容>として、「なだらかな自然林の主尾根をあるく。山頂付近から丹後や丹波の海や山が展望できる」と案内されています。
 
郷路岳                                          登山口                      
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             自然林の主尾根を登る
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この山近くを林道郷路線が走っていて、簡単に山頂を踏むことができますが、主尾根や山頂は「兵庫の森林浴50選」に指定され、豊かな自然が残っています。
今回は林道を使わず、意外と知られていない郷路岳の魅力が感じられるルートでした。
 
シロオニタケ                    林道と展望所を横に見て林間を進む
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もうすぐ山頂                    設置された看板と三角点
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福知山方向 三岳(みたけ)         東・西床尾山左奥にかすむ粟鹿山
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木陰でランチタイム                 集合写真横断幕
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8月に入って雨の降らない日がないくらい不安定なお天気が続いていましたが、この日は晴れで33度を超える暑さがぶり返しました。
参加は42名、汗だくになりながら久しぶりの山歩きを楽しみました。
 
林道横の防災無線広場で展望を楽しむ    京丹後の依遅ヶ尾山・金剛童子山
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東に大江山連峰                  北北西方向:高竜寺ヶ岳
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林道整備がなされたことで、本来の登山道が埋もれてしまった感じの郷路岳ですが、リーダー・サブリーダーの皆さんが標識整備、目印テープの設置など何度も足を運んで頂きました。
このご苦労が今後に役立ってくれることでしょう。
 
ガイドブックに載っていても地元に大事にされない山は、いずれ道を失い消えてしまいます。
これを機に持続的な整備を続けて頂き、多くの登山者が利用されることを期待します。
これは地元栗尾の皆さんだけでなく、但馬山友会の課題でもあるでしょう。
 
琵琶湖から比叡山を望む
Photo_9 次回例会は9月3日(日)バス利用で「大比叡(848m)縦走登山」です。
大津坂本から比叡山の表参道を登り、最高峰大比叡を経由して、京都きらら坂まで下ります。
豊岡市出身の中島金一郎さんにボランティアガイドをお願いしていて、琵琶湖や京都市内の展望も楽しみです。
バス定席45名を超え、補助席まで使うことになりそうです。
下見で雨に遭ったので厄払い済み、よいお天気になりますように・・・・。
 
 

2017年8月15日 (火)

戦後72年 敗戦の日

昨年の記事「戦後71年 敗戦の日」を再録します。

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8月15日はアジア・太平洋戦争の終戦記念日とされ、戦没者追悼行事が行われます。

ところが15日は天皇が日本国民に向けてラジオ放送された日でしかなく、日本政府がポツダム宣言受諾を英米に回答したのは8月14日とされます。
無条件降伏を受け入れた大日本帝国の敗北は、絶対主義天皇制と日本軍国主義の敗北で、単なる「終戦」ではなく正確に「敗戦」と呼ばれるのが筋だと思います。
国際的には降伏文書が調印された9月2日が連合国の「戦勝記念日」と設定されています。
 
それはともかくこの戦争でアジア・太平洋地域で2,000万人以上、日本国民も310万人の死者がでています。
 
伯父と叔父の墓碑
P8120140_2 私の家でも、日中戦争の最中13年と14年に、伯父と叔父の二人を中国大陸で失いました。
戦死も初期だったことで、地区を挙げての慰霊を受け、妻は「靖国の妻」、祖父母は2人の息子をお国に捧げた「靖国の父と母」として、靖国神社臨時大祭に招かれています。
府市場区墓地の中でひときわ立派な墓碑が並び立っていて、子供の頃は誇らしくもありました。
 
一軒の家に2人、13年と14年に連続しているのはまれで、残された妻と幼な子、父母の秀蔵・民恵の悲しみは想像を絶するものでしょう。
授与された勲章や靖国の英霊としての扱いも、戦死の悲哀が誉れに替わるはずはありません。
 
敗戦から71年、アジア諸国への「植民地支配と侵略」の歴史から学ぼうとせず、再び「富国強兵」の道を歩もうとする安倍政治に強い危惧を抱きます。
また最近の若者の認識にも中国や朝鮮などに対する「嫌・反・憎」の気運が目立つようになりました。
中学・高校の歴史の授業は明治で時間切れ、口では反省を唱えながら昭和の歴史をほとんど教えてこなかった責任も重大です。
 
排外・愛国を強調し強い国を目指すトランプはアメリカだけに居るのではなく、日本にもいま育ちつつあることに不安を覚えるのは私だけではないでしょう。
 
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北朝鮮とアメリカの恫喝合戦が続いています。
現体制の継続を保証させたい金正恩が、国連安保理の決議を無視して、核やミサイルの開発を進めています。
アメリカのイラク侵攻→フセイン政権の崩壊から学んだのです。
 
日米韓を敵視する金正恩ですが、安倍政権の最大の応援者でもあります。
安倍内閣が富国強兵・憲法改正・国政私物化などで批判を浴び、支持率が落ちそうになると決まって、核実験・ミサイル発射で「将軍さま」が助け船を出します。
そのたびに安倍内閣が軍事脅威を強調し、「防衛体制」の必要性を楯に求心力を取り戻しているのがよくわかります。
 
過去の戦争いや歴史において、他国からの脅威を理由に有事体制を強め、衝突へと突き進んできました。
米朝両国に自制を求めると同時に、前提条件を廃し、直接対話するのが緊張緩和の第一歩です。
疑心暗鬼に駆られる際限ない戦争準備に較べてこれほど崇高な政治行為はありません。
 
大学の先輩で石見銀山ガイドの会会長のAさんがよく引用するユネスコ憲章前文の冒頭。
 
戦争は人の心の中で生まれものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
さらに、ここがポイントだと続けて・・・・・
 
相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信の為に、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。・・・・・・
対話を重ねる中でお互いを知り、理解することから始まります。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」といいます。
 
 

2017年8月11日 (金)

庭の草花 2017 8月編

8月も半ばとなりました。

台風5号の影響か、イマイチ気圧配置が夏型になりません。
例年なら、南または南東海上に太平洋高気圧があって日本付近を覆い、大陸に低気圧が位置するいわゆる南高北低の気圧配置になります。
 
ミソハギ                   オミナエシ
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ヒペリカム                      アルストロメリア       
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キバナコスモス                   ワレモコウ
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ディアトリス                                 ゴーヤ
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キキョウ                      ヒオウギ
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ダリア                        オイランソウ
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ホウズキ                  イリオモテアサガオ
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トレニア                       ノウゼンカズラ
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2017年8月 9日 (水)

チームF1B 高地トレーニング決定

府市場区を中心とするランニングチーム「チームF1B」は、当初のランニング主体から山登りも重要行事となりました。

昨年は白馬三山縦走 、人気のルートである大雪渓は通行禁止となったので、栂池自然園から小蓮華岳経由の縦走となり、初級組は白馬大池泊まりで往復、健脚組は白馬岳登頂後白馬山荘に泊まり、白馬三山縦走を果たしました。
いろいろいろいろ検討の結果昨日のミーティングで、2度目の涸沢・奧穂高岳に決定しました。
 
涸沢の紅葉(2009)              奧穂直下の穂高岳山荘(2011)
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1日目は全員「涸沢小屋 」に泊まり、日本屈指の紅葉を楽しみます。
翌日健脚組は奧穂高岳(3190m)に登頂し、前穂高岳(3090m)へ縦走し、「岳沢小屋」に泊まり、「嘉門次小屋」に泊まる初級組と翌日合流します。
 
チームF1Bの活動も8年目を迎え、山小屋2泊とし少し行程に余裕を持たせたのが変化です。
メンバーは40歳代が1人、50歳代が3人、60歳代が2人の6人構成です。
 
11月に70歳を迎える私は、2015年の西鎌尾根からの槍ヶ岳 を最後に、膝と腰の不安から体力不足と認定され、初級組に格下げとなりました。
 
今回の初級組は私一人ですが、涸沢は2009年・2011年に次いで3回目となります。
上高地では小説氷壁の舞台「徳澤園」、冒険家植村直己さんが居候していたことがある「西糸屋山荘」に次いで、伝説の「嘉門次小屋」に泊まるのも楽しみです。
小屋での飲み過ぎに注意し、「山の粧い」を楽しみながら涸沢・上高地を散策し、健脚組を待つことにします。
 
 
 

2017年8月 6日 (日)

言うまいと・・

「You might think but today's hot fish.」、中学生の英語授業でしたか、川柳「言うまいと思えど今日の暑さかな」の英訳だと教えられました。

同じうようなものが寒さにもあって、「You might think but today's some fish.」。
 
今日の豊岡市の予想気温です。
 
なんと15時頃が「39度」となっています。
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体温を超えて、ぬる目のお風呂の温度です。
近畿で豊岡市は最高気温を記録することが多く、岐阜県多治見市、埼玉県熊谷市、群馬県館林市と並んで全国でもトップクラスです。
 
台風5号の影響もあるのでしょう。
菜園仕事は5時半から朝食を挟んで11時前まで、昼食後はお昼寝です。
 
39度を記録するであろう空模様      こちらもバテバテ
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明日8月7日は「立秋」で暦ではこの日から秋、でも実際の秋を感じ始めるのは9月初め頃からです。

「You might think but today's hot fish.」!!

 
 

2017年8月 3日 (木)

但馬山友会 遠征登山 Ⅲ 谷川岳の花たち

「花の百名山」の作者田中澄江さんのことばです。
 
高山植物が何故平地の花より美しいか。地味の痩せた岩礫地帯に、風雪をしのいで精一杯に咲くからだと聞いた。どうぞ、それらの花を見たかったら、 せっせと汗をながしてそれらの花の咲いているところまで登っていって会ってほしい
 
日本海側と太平洋側の気候の境にあって、冬は豪雪と季節風の影響を強く受けます。
また季節のよいときでも、すぐ雲が湧いてきて晴天が長続きしないといいます。
雨の中しっとり濡れた谷川岳の花々が私たちを迎えてくれました。
(写真はMさんと私の2人が担当しました。花の名は取りあえずわかるものは入れておきます。間違いもあるかも知れませんが徐々に完成度を上げます)
 
ヨツバヒヨドリ                    クガイソウ
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エンレイソウ(実)                  ミヤマシノブ                    
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ミヤマセンキュウ                 ジョウシュウオニアザミ
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エゾアジサイ                   ヤグルマソウ
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アカモノ                      オオバギボウシ
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ヒロハユキザサ(実)              シモツケソウ
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ヒメシャジン                    ミネウスユキソウ
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カラマツソウ                  ジョウシュウキオン
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イワスゲ                      ミヤマホツツジ
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コメツツジ                                              オオバツツジ 
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ギンリョウソウ                   ミヤマシシウド
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クルマユリ                     ミネカエデ
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                      ウラジロナナカマド
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クロヅル                      ヤマハハコ
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ハクサンボウフウ                 ミヤマアキノキリンソウ
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ニッコウキスゲ                  コイワカガミ
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ミヤマキンポウゲ                 ウサギギク
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トマの耳からオキの耳を結ぶ稜線は高山植物が多く、ハクサンフウロやミネウスユキソウ
が出迎えてくれました。
 
エゾシオガマ                   ミネウスユキソウ
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ハクサンフウロ                  ヤマブキショウマ
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イワオトギリ                   オンタデ
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                      タカネコンギク
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コバイケイソウ                  タテヤマウツボグサ
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オニシオガマ                ノリウツギ
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花を撮る写真家は、霧吹きスプレーでしっとり感を出す人もいると聞きます。
雨のおかげで、そのままの写真が撮れました。
 
肩の小屋でHさんが記念Tシャツを購入し、翌日身につけていました。
背中には「魔の山なんて 誰が言う 味わい深し 谷川岳」と書かれています。
 
これで「但馬山友会 遠征登山 谷川岳レポート」 を終わります。
 
 

2017年8月 1日 (火)

但馬山友会 遠征登山 谷川岳 Ⅱ

登山日の29日は朝から雨が降り、止むような空模様ではありません。
バスでロープウエイ駅に向かい、7時の始発に乗車しました。

土合口駅                      ロープウエイ乗車
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外は雨                      天神平駅1319m
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44名で記念撮影                 撮影ポイントも無人                
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昨日も雨、今日も朝からの雨で木道や階段は滑りやすく、小股で慎重に登ります。
ぬかるみも覚悟しましたが、岩場が多く思ったほどではありませんでした。
一番人数が多く経験者が少ない4班を先頭にして、Mリーダーが先導しました。
 
登山開始                       厳しい段差の階段
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♪見えぬあたりが♪山頂方向         滑りやすい階段
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熊穴沢避難小屋までが約1時間、これから岩場やクサリ場の厳しい道が続きます。
 
雨が止むとガス                  熊穴沢避難小屋
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来た道、ロープウエイ駅方向          順番待ちのクサリ場
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慎重にクサリ場を登る          束の間の絶景を楽しむ
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五里霧中                      肩の小屋(1912m)到着
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8時前にスタートして約3時間、ほぼ予定通り山頂下の肩の小屋に到着しました。
休憩するまもなく、すぐにトマノ耳とオキノ耳に向かいます。
どちらもさほど時間はかかりません。
「トマ」とは手前、「オキ」とは奧を言うらしく、双耳峰らしく「耳」と名付けています。
 
ニッコウキスゲがお出迎え           トマノ耳(1963m)
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まずはトマノ耳で班ごとの記念撮影、展望はまったくありませんが、山頂を踏むと苦労が報いられたような気がします。
さらに最高峰、オキに耳へ少し一度下って登り返します。
オキノ耳もさらに狭く、班ごとの記念写真となりました。
 
最高峰オキノ耳((1977m)         班ごとに記念写真
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肩の小屋で昼休憩               満員で雨の中の昼食
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昼食後山頂出発が12時50分、下りは滑りやすい上に足腰の疲れがあって慎重さが求められます。
経験が浅く体力に不安がある女性には男性がマンツーマンでサポートするなど、チーム登
山のよいところです。
 
森林限界の下り                 岩場の下り
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見上げると雪田も                 ロープウエイ天神平駅P7290346_2 P7290349_2
先頭4班が天神平駅に着いたのが15時20分、所要時間2時間30分、予定どおりです。
さしものゴアテックスレインウエアも一日降られると、中までびしょ濡れはやむを得ないところです。
今回は日帰り登山なのでこれで済むものの、縦走であれば荷物も多く、カッパ・衣類・靴が濡れると翌日の行動が制限されます。
簡単な着替えをして、バスでこの日の宿泊地水上温泉、水上館に向かいました。
 
頑張った仲間と自分にカンパーイ!
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厳しい条件下で、無事山頂を極めることができました。
気心が知れた山仲間同士のチームワークがなにより頼りでした。
毎年1歳づつ大きくなるのと、常連から比較的経験が浅いメンバーに入れ変わりも進みます。
過渡期を迎え、32回続いた遠征も山やルートの選定、日程などいろいろ検討が必要です。
 
谷川岳は新潟と群馬の県境に位置し、日本海側と太平洋側気候の境目として豪雪や季節風の影響を受けることで知られています。
期待していた360度の大展望は得られませんでしたが、「雨には雨の楽しみ方がある」。
厳しい気象条件ゆえに谷川岳周辺は高山植物の宝庫と言われ、しっとり露を含んだ多くの野草たちが迎えてくれました。
次の記事「谷川岳の花々」で紹介します。
 
 

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