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2017年8月 1日 (火)

但馬山友会 遠征登山 谷川岳 Ⅱ

登山日の29日は朝から雨が降り、止むような空模様ではありません。
バスでロープウエイ駅に向かい、7時の始発に乗車しました。

土合口駅                      ロープウエイ乗車
P7290062 P7290071
 
外は雨                      天神平駅1319m
P7290062_2 P7290064_2
 
44名で記念撮影                 撮影ポイントも無人                
P7290073_2 P7290080
昨日も雨、今日も朝からの雨で木道や階段は滑りやすく、小股で慎重に登ります。
ぬかるみも覚悟しましたが、岩場が多く思ったほどではありませんでした。
一番人数が多く経験者が少ない4班を先頭にして、Mリーダーが先導しました。
 
登山開始                       厳しい段差の階段
P7290096   P7290119
 
♪見えぬあたりが♪山頂方向         滑りやすい階段
P7290101 P7290128
熊穴沢避難小屋までが約1時間、これから岩場やクサリ場の厳しい道が続きます。
 
雨が止むとガス                  熊穴沢避難小屋
P7290134 P7290141
 
来た道、ロープウエイ駅方向          順番待ちのクサリ場
P7290157  P7290162
 
慎重にクサリ場を登る          束の間の絶景を楽しむ
P7290163_2  P7290224
 
五里霧中                      肩の小屋(1912m)到着
P7290243 P7290257_2
8時前にスタートして約3時間、ほぼ予定通り山頂下の肩の小屋に到着しました。
休憩するまもなく、すぐにトマノ耳とオキノ耳に向かいます。
どちらもさほど時間はかかりません。
「トマ」とは手前、「オキ」とは奧を言うらしく、双耳峰らしく「耳」と名付けています。
 
ニッコウキスゲがお出迎え           トマノ耳(1963m)
P7290266_2 P7290273
まずはトマノ耳で班ごとの記念撮影、展望はまったくありませんが、山頂を踏むと苦労が報いられたような気がします。
さらに最高峰、オキに耳へ少し一度下って登り返します。
オキノ耳もさらに狭く、班ごとの記念写真となりました。
 
最高峰オキノ耳((1977m)         班ごとに記念写真
1_2 2_2
3 4_3
 
肩の小屋で昼休憩               満員で雨の中の昼食
P7290342 P7290343
昼食後山頂出発が12時50分、下りは滑りやすい上に足腰の疲れがあって慎重さが求められます。
経験が浅く体力に不安がある女性には男性がマンツーマンでサポートするなど、チーム登
山のよいところです。
 
森林限界の下り                 岩場の下り
P7290181_2 P7290189
 
見上げると雪田も                 ロープウエイ天神平駅P7290346_2 P7290349_2
先頭4班が天神平駅に着いたのが15時20分、所要時間2時間30分、予定どおりです。
さしものゴアテックスレインウエアも一日降られると、中までびしょ濡れはやむを得ないところです。
今回は日帰り登山なのでこれで済むものの、縦走であれば荷物も多く、カッパ・衣類・靴が濡れると翌日の行動が制限されます。
簡単な着替えをして、バスでこの日の宿泊地水上温泉、水上館に向かいました。
 
頑張った仲間と自分にカンパーイ!
Img_8691
厳しい条件下で、無事山頂を極めることができました。
気心が知れた山仲間同士のチームワークがなにより頼りでした。
毎年1歳づつ大きくなるのと、常連から比較的経験が浅いメンバーに入れ変わりも進みます。
過渡期を迎え、32回続いた遠征も山やルートの選定、日程などいろいろ検討が必要です。
 
谷川岳は新潟と群馬の県境に位置し、日本海側と太平洋側気候の境目として豪雪や季節風の影響を受けることで知られています。
期待していた360度の大展望は得られませんでしたが、「雨には雨の楽しみ方がある」。
厳しい気象条件ゆえに谷川岳周辺は高山植物の宝庫と言われ、しっとり露を含んだ多くの野草たちが迎えてくれました。
次の記事「谷川岳の花々」で紹介します。
 
 

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