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2017年10月31日 (火)

深まる秋色 鉢伏山周回コース

29日(日)に予定されていた但馬山友会例会行事は台風22号の接近による荒天で中止されました。
案内には「少雨決行」とされていて、前日や当日の空模様では誰もが認めるところでしょう。
会の行事はバスや宿泊を伴わないものは、参加申込不要で当日集合場所に行くことで参加となります。

つまり天候を見て参加するという「日和見」が許される便利なシステムですが、そのぶん中止となると、集合場所にリーダーやサブが現地で待って、参加者に中止を知らせます。
誰が来るかわからないので、連絡のしようが無いからです。
そんなことで中止となった例会ですが、10月31日、高原の紅葉を楽しみたいと有志によって同一コースが企画され参加してきました。
 
最初のポイントはハチ北 昇竜の滝     ちょっと厳しい登りも
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                    紅葉が進む登山道
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高坪山の東屋から西方向 鉢伏山     南西には氷ノ山       
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南東に須留ヶ峰                  南に次会例会で登る藤無山
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東に妙見山                     北方向に蘇武岳さらに三川山
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朝のうちは風も冷たく雲が多めの天候でしたが、午後になると晴れ間が覗いてきました。
コースは「姫ボタル瀞川平トレイルラン」の内、鉢伏山を中心とし、滝・自然林・稜線と変化に富んだ健脚向けの周回ルート、有志17人が参加しました。
 
鉢伏山山頂から氷ノ山             氷ノ山へ続く長い稜線
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鉢伏スキー場はシーズンに向け造雪中   ハチ北スキー場を下る
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紅葉真っ盛りの稜線              リンドウ
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凩一号も記録され気圧配置は冬型で、氷ノ山初冠雪も期待しましたが、そこまで冷え込まなかったようです。
秋の季語で「山粧う」といいますが、赤や黄色に粧った高原の秋と360度の展望を楽しんできました。
 
次会例会は11月12日(日)に藤無山(1139m)が予定され、大屋スキー場登山口から山頂を往復します。
コースレートは初級、鉢伏山から見る藤無山はどっしりとした魅力的な山容でした。
 
 

2017年10月29日 (日)

小山譲 北海道風景パステル画展

マイブログで数少ない芸術カテゴリーです。

 

団塊世代なので小中高と同級生は多く、その中でプロの絵描きになった数少ない同級生で、隣村の上郷で「アトリエ小山」を営んでいる小山譲くんの作品展が始まりました。

 

 

 

 

                  案内ハガキ

 

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                      自宅兼ギャラリー

 

 

 

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台風22号の接近で昨日から降り続くあいにくのお天気ですが、出かける予定がなくなった方もいらっしゃるでしょう。

 

かくいう私も、但馬山友会の例会が雨で中止となって、さっそく一番乗りを果たしました。

 

 

 

 

 

                      展示作品

 

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昨年の個展の案内には、「貴方は 閑古鳥 の鳴き声を聞かれたことがありますか?・・・」の言葉で話題になり、マイブログにも「閑古鳥の鳴き声として記事にしました。

 

 

 

 

秋と冬の風景画や静物を題材にしたパステル展なので、肩が凝らず親しみがわきます。

 

作品は美瑛町の自然が目につくほか、釧路湿原や旧北海道庁・北海道大学のイチョウ並木・小樽運河などなど並んでいます。

 

 

 

 

 

● 期   間 : 10月29日(日)~11月5日(日) 8日間

 

● 時   間 : 午前9時~午後6時

 

● 場   所 : 日高町上郷653(頼光寺近く)

 

● 問い合わせ: TEL 0796-42-2970

 

 

 

 

 

 

「もみじ寺」として知る人ぞ知る頼光寺の紅葉はこれからですが、明日からお天気も回復すします。

 

頼光寺だけでなく、裏山の植村直己ふるさと公園も紅葉が楽しめます。

 

里山の散策がてらアトリエ小山にもお立ち寄りください。

 

 

今年は、閑古鳥が鳴きませんように・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月24日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 10月24日例会 神鍋高原

例会も残すところあと1回です。
10月後半は秋が深まりつつある神鍋高原で、キャンプ場周辺を観察しました。
イチョウ並木も色づき、ギンナンがあちことに落ちて異臭を放っています。

色づき始めたイチョウ並木            鈴なりのギンナン
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キチジョウソウ                   アオツヅラフジ(実)
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ナギナタコウジュ                  ヤマボクチ               
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コナスビ(花)                   コナスビ(実)
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チャ                         ベニバナボロギク
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ガマズミ(実)                    ムラサキシキブ(実)
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ツルアリドウシ(一両)             ヤブコウジ(十両)
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ゲンノショウコ(種と飛散後残った花柄) 
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一方美味しい実を成らし、動物たちに食べてもらうことで子孫をつなぐものもいます。

獣だけでなく、会員女性がクリやアケビなど木の実に執着するのも、「太古の昔に男達が猟をして獣を獲り、女達が木の実や山菜を採取した名残」かも知れませんね。 (^_-)

次回は11月14日(火)、最終例会は午前の観察の後、道の駅神鍋高原でランチを頂きながら、一年を振り返る「納会」が予定されています。

 

 

 

2017年10月23日 (月)

台風21号 油断大敵

「超大型で、非常に強い」と定義される台風21号は昨夜近畿地方に接近し、関東を通過し、東北南部に向かいました。
豊岡市には22日朝から大雨洪水警報が発令され、災害警戒本部(午後には災害対策本部に切り替え)も立ち上げられました。

うかつにもこの台風を甘く見て、新温泉町での登山行事に参加していました。
予報どおり雨が降り続き、山歩きどころではなくなって、途中で打ち切りとなりました。
 
豊岡市では、大被害をもたらした「2004年(平成16年)の台風23号に匹敵する危険性が予測される」として、総選挙・市会議員選挙の投票受付を午後4時に打ち切りを決めました。
それ以後は防災無線、兵庫防災ネットで、対象地域に避難所の開設、避難準備情報が相次ぎました。
 
22日の23時50分に、日高町の一部の地域に避難指示が発令されました。
その後私が住む「国府地区」にも避難勧告がだされました。
どちらも、過去に洪水被害を受けたところです。
我が家もハルはガレージに避難させ、雨戸を閉めてスマホからの情報に気をつけていました。
 
0時過ぎになると停電となり、周りの家を見ると我が家だけ、確認してみるとブレーカーの
メインスイッチが落ちていました。
原因を調べると、北からの強風と雨でサッシとトタン壁のつなぎ目から台所にある電源ボックスに水が浸み出しています。
外には出られないので、取りあえずタオルなどで中から応急処置をしてなんとか対応しました。
一晩中雨風の音と防災ネットからの情報、特に緊急エリア情報の警告音に悩まされながら
朝を迎えました。
円山川は水かさは減ったものの、増水の後がくっきり残っています。
伊佐屋菜園も、七夕豆を始め葉物野菜に暴風雨被害が出ています。
9月の台風18号に対しては、支柱やロープで補強していたのに油断していたのです。
 
上郷橋から円山川               23日朝10時の水位             
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強風で倒壊寸前の七夕豆と水浸しの菜園
20171023_101847_2折しも大被害をもたらした、11年前の23号と同時期となり、メモリアル行事も開催されています。
市役所は投開票事務と同時進行でさぞかし大変だったでしょうが、こまめな台風情報と早めの避難準備、避難勧告・避難指示と続き、過去の経験が大きく生かされています。
 
各戸に配備されている防災無線やインターネット・特にスマホの普及で、早く広範囲に情報が届くようになりましたが、我々市民も防災意識をしっかり持つことが求められます。
 
「のど元過ぎれば熱さを忘れる」と言いますが、熱くて苦い経験は忘れてはなりません。
「天災は忘れたころにやってくる」のです。
「油断大敵」、先人の教えを私も肝に銘じるとしましょう。
 
 
 

2017年10月18日 (水)

2017 涸沢・穂高紀行 Ⅴ (穂高で出会った花々)

この時期穂高の主役は紅葉です。
特にナナカマドの赤、ダケカンバの黄色、ハイマツの緑が織りなす様は見事です。
それに灰色の残雪と岩稜が加わり、さらに彩りを添えます。
秋も深まり花も終わりか、実になっていました。
そんな穂高で出会った花々を紹介します。
 
サラシナショウマ                 イワギキョウ
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チングルマ(花後)                                アキノキリンソウ
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イワツメクサ                     ヤマハハコ
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ナナカマドの実と葉               ミヤマカラマツ
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カニコウモリ                ガマズミ
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ノコンギク                      ハクサンボウフウ
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ゴゼンタチバナ(実)               ヤチトリカブト
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ヤマホタルブクロ                  メタカラコウ 
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センジュガンピ                   ゲンノショウコ?
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取りあえず名を入れましたが、間違っていたら教えてください。
 
ところで、チームF1B涸沢・穂高紀行のデータのDVDが完成しました。
ICTに詳しいT君がb、BGMを入れて12分の動画風に仕上げ、さらに各隊の専属?カメラマン3人の写真や動画データも収録しています。
これをもってチームF1Bの涸沢・穂高紀行を終わります。
 
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2017年10月17日 (火)

2017 涸沢・穂高紀行 Ⅳ (上高地へ)

< 三木隊  明神 嘉門次小屋から上高地へ 

ゆっくり睡眠をとった10月2日(月)、三木隊は明神池 穂高神社奥宮 にお参りし、梓川右岸の自然探勝路をゆっくり上高地へ向かいます。

紅葉はまだ進行中、今朝は重く雲が垂れ下がり、お昼から雨の予報です。
 
                     早朝の明神池
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嘉門次小屋の朝                 朝食
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穂高連峰への登山は通常は梓川の左岸を遡り、明神→徳沢→横尾と進むのが一般的ですが、右岸沿いにある岳沢登山口から登るルートも知られています。
明神池からは川の流れに沿って右岸を歩くと、ケショウヤナギ、ハルニレ、サワグルミが生い茂る木道歩きが楽しめます。
自然探勝路の木道は、梓川のせせらぎと湿性林とのバランスが取れた景色が見事です。
 
ニホンザルも歩く木道              梓川と湿性林が見事
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三木隊の記念写真                草紅葉
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途中岳沢登山口と合流しますが、合流時間の9時には間があるので先に上高地河童橋へ
向かいました。
 
                  上高地から岳沢を望む
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涸沢や蝶ヶ岳など東から見る景色と違って、南から岳沢越しに見る景色は新鮮なもので、看板と実物を較べながら山名を確認します。
 
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< 植村隊 岳沢小屋から上高地へ >
 
小屋出発の朝              穂高よさらば♪
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                   岳沢の紅葉
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                      上高地へ
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 岳沢登山口到着                 梓川と河畔林
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奧穂~前穂から岳沢ルート
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植村隊5名到着                  雨の河童橋
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9月29日(金)夜出発から30日、10月1日と好天が続きましたが、最終日の2日のお昼から予報通りの雨となりました。
 
2015年の槍ヶ岳も全日快晴でしたし、今回も晴天が続きました。
雨に降られた2014年の常念岳2016年白馬岳に参加し、槍と穂高に不参加だったのがBちゃん、どうやら彼が雨男のようです。
 
それはともかく感激が冷めないうちにと、11日に写真データ、もちろんお酒もつまみも持ち寄り反省会をしっかり行いました。
ICTが得意なT君が写真や動画データをDVDに収めて、近く配布してくれる予定です。
 
素晴らしいお天気に感謝するのはもちろん、企画段階から何度もミーティングを開き、飲みニュケーションを重ね絆を深めた仲間と、企画・運搬・案内のすべてにリーダーシップをとってもらった植村隊長に感謝です。
皆さんお疲れさまでした。
 
 

2017年10月16日 (月)

2017 涸沢・穂高紀行 Ⅲ (植村隊)

健脚揃いの植村隊5人は涸沢の紅葉を楽しむよりもピークを極めるのが大事として、10月1日(日)暗闇のなか4時には奧穂高岳へ向かって出発しました。
昨日に続いて快晴、ほとんど雲が見られません。

(写真はクリックで拡大して絶景をお楽しみください。拡大した写真右上の×ボタンで元に戻ります)

ヘッドランプとヘルメットで出発         ご来光 中央左が常念岳
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白出のコルから涸沢を見下ろす        小屋前のテント場
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山頂への途中ザイテングラートでご来光を拝みながら、穂高岳山荘には約2時間半で到着しました。
 
穂高岳山荘                   奧穂への急登、小屋の先は涸沢岳・北穂高岳
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20分の休憩後、日本第三位の高峰、穂高の盟主奧穂高岳3190mへ向かいました。
岩場の急な登りで混雑もあり、50分かけて午前8時に山頂到着です。
 
山頂間近 中央奥に槍ヶ岳          奧穂高岳3190m                
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富士山 右に南アルプスの山並み      右に乗鞍岳、奧に御嶽山
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ジャンダルム                    吊り尾根から前穂高岳へ
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吊り尾根を下る                  前穂高岳3090m
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奧穂までは順調に進んだものの、吊り尾根で膝を痛めた1名を分岐の紀美子平に残して、4人が午前11時、前穂高岳に登頂しました。
厳しさが続く慣れないコースでもあり、念のため休養を取ったことで回復しました。
 
途中で奧穂近辺で救助ヘリがホバーリングしていたのを見ました。
(翌朝の新聞にジャンダルムでの滑落事故が載っていました)
 
                  緊張の岩場・ハシゴ場
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岳沢小屋                     二峰登頂を祝うもお疲れ気味
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14時半に岳沢小屋に到着し、出発から10時間半の長丁場とハードなコースに、皆さんお疲れのようでした。
岳沢小屋では布団一枚があてがわれ、やっとゆっくり休むことができました。
涸沢とは違い、上級者コースなので、人が殺到することはないのでしょう。
 
 

2017年10月15日 (日)

2017 涸沢・穂高紀行 Ⅱ (三木隊)

涸沢小屋の夜は、「部屋は超満員。部屋から半身はみ出して寝ている人や廊下で寝る人はあちこちに、もっと凄いのは階段に腰掛けて寝ている人が数人います。テラスに出るとハーフムーンと満天の星、真上にオリオンの三つ星が輝き、明日の好天を保証してくれています。トイレから帰ってくると寝場所がなくなっているので、両横を押し広げて確保します。
 
明けやらぬ涸沢の10月1日(日)午前3時半に部屋の電気が点灯しました。
次の目的地、奧穂高岳や北穂高岳に登る人がさっそく準備を始めています。
落石事故で命を落とす人も出て、北ア遭対協がヘルメットの着用を勧めていることもあって、持参している人がずいぶん増えました。
チームF1Bでは、来た道を下る三木隊はノーヘル、奧穂高岳から前穂高岳を目指す植村隊はヘルメットを持参しています。

(写真はクリックで拡大して絶景をお楽しみください。拡大した写真右上の×ボタンで元に戻ります)
 
日の出は5時44分、予報は晴れ      2回目、4時半の朝食
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奧穂高岳へ登りは、吊り尾根を経て前穂高岳を目指す植村隊5名は朝4時には出発し、ご来光やモルゲンロートは途中のザイテングラートで楽しんだことでしょう。
 
                    涸沢の朝                       
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                 モルゲンロート(朝焼け) 
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前穂高岳                      奧穂高岳        
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三木隊1名は朝焼けを十分楽しんだあと、6時半に涸沢小屋を出発し、標高約2500mの合流地点から、パノラマコースをぐるりと回り涸沢ロッジへ下りました。
 
涸沢岳                        北穂高岳
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2017 涸沢の紅葉
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ビュースポット 涸沢ロッジのテラス     三木隊1名
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2009年、2012年に続く3回目となる涸沢の紅葉をゆっくり楽しんだあと下山を始めました。
時間が経つにつれ、紅葉を楽しんで下る人と、これから登って楽しもうとする人で混雑してきました。
土曜は無理として日曜泊りに「○○○ツーリズム」の何本かのツアーとすれ違いました。
「上り優先」などと暢気なことをいっていたらいつまでも下れません。
分岐の横尾で昼食をとり、本日の宿泊地明神池横の嘉門次小屋についたのが3時頃で、さすがに2夜連続の寝不足が堪えました。
 
穂高よさらば♪                  明神橋
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嘉門次小屋到着                  囲炉裏部屋
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40分かけるイワナの塩焼き     猟銃とウエストン寄贈のピッケル 
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風情のある佇まい               夕食は小屋前の食堂
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今回は総隊長の植村さんの奨めで、早々と「嘉門次小屋」を予約しました。
小屋の創設者上条嘉門次氏は、上高地を世界に広く称賛し、登山の楽しみを日本人に紹介した英国人宣教師ウォルター・ウェストンの案内人として名を知られています。
ウエストンは登山を日本に浸透させた功労者として、梓川沿いの広場にレリーフが掲げられ、毎年「ウエストン祭」が開かれています。
 
130年の歴史を持ち、四代目が引き継ぐ小屋で、4部屋30人収容の小規模ですが、初代の面影を残す囲炉裏とじっくり時間をかけるイワナの塩焼きで有名です。
 
オリジナル「嘉門次」         焼きイワナと野菜の天ぷら
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オリジナルの清酒「嘉門次」も美味しかったし、イワナの塩焼きも40分近くかけて炭火でじっくり焼かれ、頭から尻尾まで食べることができます。
お風呂も用意されていて汗を流すことができ、部屋は満室でも一人に布団一枚があてがわれ、やっと手足を伸ばして寝ることができました。
小規模ながら風情ある昔ながらの山小屋は、どこよりも思い出になる小屋でした。
 
 
 

2017年10月14日 (土)

2017 涸沢・穂高紀行 Ⅰ

29日の金曜夜に総勢6人でF1B村を出発しました。

目指すは岐阜県平湯温泉の市営あかんだな駐車場、上高地方面へのシャトルバス利用者専用の有料駐車場で自家用車約850台を収容します。
以前はいつでも入れたのが開門は4時に変わり、待っていると3時半にゲートが開きました。
上高地から槍穂高の紅葉を目当てに満車に近い状態です。
 
混雑の駐車場                   6時始発のバスに長蛇の列
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上高地バスターミナル              まずは河童橋
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明神                        徳沢
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槍と穂高の分岐点横尾             横尾大橋
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屏風岩                       人で溢れる本谷橋
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ガレ場の登り                   ちょっと怖い岩場を通過 
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涸沢カールが見えた              ピークに近い紅葉
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涸沢小屋から涸沢ヒュッテを望む       何をおいてもカンパーイ!
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カール・前穂をバックに飲(や)る      メザシの炙りが美味い
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黄昏れる穂高の峰々               涸沢小屋受付
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晩ご飯は5時半から                部屋は満員でテラスで一息
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半月+満天の星                超混雑の寝所
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2015年の飛騨槍ヶ岳紀行の槍ヶ岳山荘の混雑も凄いものでしたが、こちらの方が一枚上の感がします。
涸沢小屋のホームページには・・・・
「9月23日(土)から10月8日(日)はかなりの混雑のため予約受付終了しました。紅葉の季節はシーズンで1番混雑します。1枚のお布団で2~3名様ご一緒になり、ご予約されてる方も到着順でお部屋にご案内致します。申し訳ございませんが、ご了承の上お越し下さいませ。」と書いてあるのです。
 
夜中にトイレに行くと、部屋から半身がはみ出ている人や廊下で寝る人はあちこちに、もっと凄いのは階段で座りながら寝ている人がいます。
帰ってくると寝場所がなくなっているので、両横を押し広げて確保します。
 
テラスに出るとハーフムーンと満天の星、真上にオリオンの三つ星が輝き、明日の好天を保証してくれています。
 
 
 

2017年10月13日 (金)

スマホ破損 データのバックアップと復元

6月に換えたスマホを落として画面を破損させてしまいました。

ずっと昔に落下による破損があったので、ブックケースに入れて注意していましたが、デジカメの代わりとして手持ちしていて不覚にも落としてしまいました。
 
ひび割れた液晶画面          ブログもこのとおり
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やむなくドコモ販売店に相談したところ、修理は2週間程度かかるし、代替機へのデータバンクアップがすぐに必要で、修理後もデーター移行が必要です。
少し高くつくが「ケータイ補償サービス」なら、2日後に同機種が自宅へ送られるので、データ移行さえすればすぐに使えるとのお話しでした。
補償保険に加入していても何千円か必要ですが、個人情報の塊であり、今や主要な通信手段となっているスマホなしでは、自分も困るし人にも迷惑をかけます。
 
10日に手続きすると12日に同機種が到着、マニュアルに従ってデータ移行しました。
①破損スマホのアプリ「データーコピー」からSDカードに「バックアップ」する。
②ドコモUIMカードとデータバックアップ済みのSDカードを旧機から新スマホにセット。
③新スマホのソフトで「復元」し、初期設定を済ませる。
他にカスタマイズやダウンロードしたアプリの再取得などに少し時間がかかりました。
 
感心したのが「ドコモクラウド」、電話帳やメール・スケジュールなどをドコモのサーバでも管理してくれていて、基本的データ移行が簡単にできました。
万一携帯を無くした場合でも、バックアップがとれているほか、機種変更時のデータ移行もらくらくできる便利なサービスです。
 
恥ずかしながらクラウドサービスを知らずに、間違って消した電話帳を手作業で少しずつ復旧していました。
なんとクラウドにはスマホに換えた2008年から電話帳も残っていて、すべて復旧できました。
 
旧と新スマホケース
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右側が新スマホで、落としても蓋が開かないよう磁石でとまります。
また探すのに楽な目立つ色にしました。
左の現行ケースは落とすと蓋が開、き本体表面が地面にあたるのと迷彩模様が目立たなくしていました。
 
旧スマホはすべてデータを削除(初期化)して、同封されている封筒で送り返します。
 
本来はしなくてもよい作業でしたが、クラウドサービスやバックアップ・復元など仕組みが理解できよい勉強になりました。
 

2017年10月10日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 10月10日例会 兎和野高原

10月前半の例会は場所を変えて、香美町にある木の殿堂周辺を散策しました。
参加者は23人、サラシナショウマとトリカブトが盛りを迎えている地元神鍋を観察した後、木の殿堂に移動です。
 
イブキトリカブト                 サラシナショウマ
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キバナアキギリ                  リンドウ
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ママコナ                       ツルリンドウ
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木の殿堂から兎和野野外教育センターまでの林間の観察は快適なもので、途中の観察デッキでの弁当タイムでは、今が旬のナツメやヤマブドウのジャムもいただきました。
兎和野の大カツラ付近ではカツラの紅葉した葉から甘いカルメラ臭が漂い、山の秋を匂いでも感じることができました。
 
観察の詳細はブログ右の「神鍋山野草を愛でる会 」をクリックでご覧ください!
 
 

2017年10月 9日 (月)

2017 但馬山友会 三嶽 小金ヶ嶽

<丹波の修験道場・多紀アルプス>として案内された10月例会です。

主峰の三嶽(793m)と小金ヶ嶽(725m)を同時に登る企画です。
9月の明神山とは違う岩場歩きやクサリ場が随所に設置されていて、コースレートは「中級+」です。
まずは、三嶽(793m)、大埞(おおたわ)駐車場から直登で標高差280mの整備された道で1時間のコースに46人が参加しました。
 
登山口のミーティング              向かいのアドベンチャー施設も盛況
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さわやかな林間の登り             岩場歩き
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三嶽山頂                     どでかい方位盤
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                  三嶽山頂からの眺め
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秋らしいさわやかなお天気のはずが、30度近い気温に汗をかき、ピストンで大埞(おおたわ)駐車場に下山し、昼休憩を取りました。
小金ヶ嶽へは県道を2km下った登山口から登り、大埞(おおたわ)に下る周回コースです。
 
次は小金ヶ嶽                                       まずは普通の登り
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最初の岩場                  次々と岩場が出現
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アケボノソウ                     ママコナ
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                 小金ヶ嶽山頂
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山頂からの眺め                 大埞(おおたわ)へ下る
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連続するクサリ場                先頭は岩稜と格闘中
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               クサリ場のオンパレード
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下りはスリル満点のクサリ場が続きます。
遠くに見える岩稜に先頭が取りついているのを見て、「エッ!こんなの聞いてないよ」との愚痴も聞こえます。
 
そんなこんなで但馬にはない岩稜、連続するクサリ場と格闘しつつ全員無事降りてきました。
周到な下見によるコース配分がなされ、事故のないように先導・中盤・最後尾に位置し、気を配って頂いた担当CL&SLに感謝しつつ、同乗の中高年4人満足して帰路につきました。
 
次回は29日(日)<姫ボタル瀞川平トレラン>のうち、鉢伏山(1221m)を中心としたコースを歩きます。
コースレイトは健脚ですが、(山賊コース周回)を省いた中級コースも設定されました。
 

2017年10月 7日 (土)

辰鼓楼 平成の大修理 第4回見学会

重要伝統的建築群保存地区(重伝建)選定十周年記念事業の一環として行われた、「辰鼓楼 平成の大修理」の完工が近づきました。

6月9日の第1回7月9日の第2回と記事にしましたが、10月7日に最終の見学会が実施されました。
周りのシートも外され足場だけが残っているので、外からも完工間近だとわかります。
 
 辰鼓楼修理工事を知らせるパネル
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工期は4月28日から10月20日まで、出石の一大イベントである「お城まつり」には改装なった辰鼓楼が市民や観光客にお目見えします。
 
三の丸側から                   見学受付の列
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開始1時間前から見学者の列ができ、私がゲットしたのは67番の札、その後もどんどん増えて、150人近くになっていました。
 
設計監理・施工・建築指導の三方         正面入り口       
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見学の前に福岡設計士さんから、辰鼓楼の概要に続き、修理前の状況と修理工事について説明がありました。
地震に耐え50年は持つことを考え、基礎や柱、梁や外壁など交換や補強工事がなされています。
外壁板も当時の写真から推測できる明治期の24cm幅に戻されました。
火災にも気を配り、自動火災報知設備はもちろん外観を配慮して屋根瓦に配線した避雷針も設置されました。
 
施工担当の大木本社長から伝統建築を施工する職人(大工等)の確保の苦労があり、伝統建築を担当する職人さんや技術の継承が必要なことが強調されました。
 
伝統建築の指導役、田中定さんから水平レベルと垂直レベルなど技術面の苦労のほか、辰鼓楼を作った先代の職人の工夫が話されました。
 
               外壁と土台
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芯柱付近                   30cmのコンクリート基礎と平成修理の焼き印
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筋交い                      耐震のため対角線状にブレース
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「平成仮設材」の焼き印            「平成29年度年度修保」の焼き印
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梁と柱のズレも一部残る            4階 時計の裏側
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                  4階からの眺め
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過去3回見学して、「地震や台風・風雪に耐える建物を残してきた先人の気概と業」と「出石のシンボル・伝統的建築を守り、後世に伝えようとする関係の方々の気概と技術力」が感じられました。
創建から140数年、昭和初期の大修理からも80年以上経っていて修復記録や図面がほとんど残っていない状況で、その場その場で対応する作業でしたでしょう。
今回の修理の記録は後世に残り、辰鼓楼をさらに引き継ぐ貴重な資料となります。
 
最終仕上げがなされ、あらたな辰鼓楼がお目見えするわけですが、黒っぽい外壁だったのが褐色に変わっています。
黒く見えたのは焼き板を使用していたのではなく、腐食止めのクレオソートを塗り返されたからのようです。
今回は焦げ茶色の防腐防虫塗料が塗られていて、本来のものに近い感じになるそうです。
出石城正面の追手門から、辰鼓楼とともに有子山と出石城を望む「絵になる風景」がもうすぐ復活します。
 
 

2017年10月 6日 (金)

庭の草花 2017 10月上旬編

4日が中秋の名月であっても、満月になるのはになるのは6日だそうです。

あいにく今日は雨模様なので、ウサギに会えることはありません。
秋も深まり始めた庭の草花です。
 
ルコウソウ                     ブルワリア
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                     トレニア
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                     コスモス
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                   アサガオ
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ガウラ                       シンビジウム(鉢)
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アブチロン                スーパーベルスター(鉢)
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ハナトラノオ                      ヤエザキヒャクニチソウ
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                    ヒャクニチソウ
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カセンソウ                     シュウメイギク
Pa060715 Pa060699
 
フジバカマ                     フヨウ 
Pa060721 Pa060725
 
先代の愛犬 晋平                 寒がりのハル
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2017年10月 3日 (火)

2017 涸沢・穂高連峰

9月29日夜出発で車中泊、30日(日)と1日(月)は山小屋に泊まり、錦秋の穂高を楽しんできました。

山の季語で秋は「粧(よそお)う」といい、まさにピークの紅葉が楽しめました。
取り急ぎ、日本で屈指の紅葉、涸沢の粧いをお伝えします。
 
                   涸沢カールから穂高を望む
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700張りを越えるテント村           モルゲンロート(朝焼け) 
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ランニングと山歩きを楽しむ「チームF1B 」の秋の恒例行事です。
涸沢から奧穂高岳にチャレンジしたのが2011年、6年ぶりの穂高です。
今回は涸沢散策チームとさらに奧穂高岳~前穂高岳への縦走チームに分かれました。
これから徐々にアップしていきます。
 

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