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2017年12月24日 (日)

2017 迎春準備 餅つき編

世間より一足早く、クリスマスイブの餅つきです。
嫁さんの実家から届いた餅米でまずは白餅、つづいて自家栽培の小豆の餡を包んだ餡餅を作ります。
同じく自家栽培の黒豆のほか海苔、海老、、昆布を混ぜたなまこ型の五目餅、あわせて6臼を搗き(捏ね)あげました。
 
94年製 餅つき器 HITACHI  HM-230
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我が家に餅つき器(餅捏ね専用器)が登場したのが1973年頃、1994年購入の二代目は蒸し捏ね両方ができる便利なもので、厚さ調整が可能な餅切り機も早くから購入、丸餅専用の「まる餅くん」も数年前に購入しました。
 
伊佐屋の家業である菓子舗は戦争で餅米や砂糖など材料が手に入らなくなって休業、戦後祖父秀蔵も亡くなり、後継者が無いため廃業となりました。
 
大正から昭和にかけての「伊佐屋菓子店」の様子は菅村驛一氏の「匂うふるさと」の中の、「手辺村繁盛記 」で紹介されていて、それぞれクリックしてご覧ください。
 
秀蔵の長男は昭和の始めにブラジルへ移住、教員の次男・役場勤めの四男は日中戦争で戦死し、造船所の設計技師だった五男は結核で病死、辛うじて生き残った三男の父は大陸から復員後国府村役場に勤め、家業を興すことはありませんでした。
 
ということで伊佐屋の跡継ぎたる私に秘伝?の伝承が無く、生来の不器用を道具でカバーしながら孫や子が喜ぶ餅作りを続けています。
 
 

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コメント

うちも28か29に予定してます。
お正月ですね。
あっという間です。
しかし毎年みせていただきますが
本当に上手にされるんですね。
美味しそうです!

毎年この記事を拝見するたびに「今年もあと○日かぁ~」と思っています
でもついこの前拝見したような感じでしたが、本当に歳を重ねる毎に月日の経つ早さを実感します

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