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2017年12月30日 (土)

敬老会補助金廃止前提の予算を否定

12月9日付けで記事にした「敬老会補助金廃止はおかしい」の続編です。

豊岡市議会は12月26日、「敬老金補助金廃止を前提とする、平成30年度の高齢者福祉事業の債務負担行為は認めない」という補正予算修正を全会一致で決めました。
 
予算決算委員会委員長の報告は、市区長連合会の意見や老人会の補助継続の要望がある中での見切り提案は認めないとの趣旨が書かれています。
 
その上で・・・
・敬老会補助によって各区で敬老会が開催され、高齢者への感謝と長寿を祝い、地域の繋がりを保つ有意義な行事となっていること。
・代替案の福祉3施策は従来から実施されていて、今後より時間をかけて関係団体と協議して進めてもらいたいこと。
との意見を付けています。
 
全会一致で補正予算が修正されるのは中貝市政初めてだそうで、市議選を通じて市民の声が反映されたのと議員個々の矜持も見せてもらいました。
 
次の山場は新年度予算審議です。
予算編成と議会への提案権は市長にあります。
12月議会審議前の11月末に、市は「議会の審議による」としながら、各区長宛に今回の補助金廃止の内容を通知しています。
これを見ても議会や市民の声を甘く見ているのが分かります。
 
市民の要望や議会の意思を尊重し、新年度予算で再度敬老会補助金の廃止提案をしないよう市長に強く求めます。
 
 

2017年12月28日 (木)

5年越しの夢達成

朝起きてすぐの日課は新聞読み、時間はたっぷりあるので購読の2紙を朝食後もさらに深読みします。

今朝の朝日新聞12面「声」の欄に但馬山友会の大先輩早川さんの投書が載っていました。
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朝日新聞の「声」欄に早川さんの投書が載るのは、近年では三度目です。
 
84歳 マラソン・富士山再挑戦(2017.1.18)
81歳の挑戦 マラソンと登山(2014.1.1)
 
40数年の歴史を持つ但馬山友会のチャーターメンバーであり、今も顧問を務めながら今年も剣蛇ヶ岳のリーダーを担当していただきました。
 
毎日のように健康スポーツ施設「ウエルストーク豊岡」のジムで汗を流していらっしゃるのとストレッチを欠かさないとお聞きしています。
11月の納会を終えるとシーズンオフと決め込んでいる会員が多い中で、お天気を見計らってスノーシューやアイゼンを付けて氷ノ山や鉢伏山などの冬山を仲間と楽しんでいらっしゃいます。
 
70歳になったばかりの私が、腰がいたい・膝が痛い・足がむくむなどと泣き言を言っていられませんね。
 
但馬山友会も2018年も16回登山例会を予定しています。
例会でご一緒しできるのを楽しみにしつつ、あらたな目標にチャレンジして頂き、次の「声」への投書を期待しています。
 
 

2017年12月26日 (火)

2017 登り納め 虚空蔵山 592m

2017年初登りは宍粟50山の一つ、東山1016mを選び、登り納めは昨年と同じ、三田市北部の虚空蔵山(こくぞうさん)592mとしました。
 
同じ丹波でも春日町の三尾山と鋸山に登るつもりが、曇りの予報で急遽変更しました。
篠山市や三田市の予報は晴れときどき曇り、山仲間のUKさんとTRさんに声をかけ26日に
登山口の藍本駅に到着しました。
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虚空蔵堂にお参り                尾根の分岐
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山頂592mから六甲方向            登頂記念                    
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生まれた地域も歳もほぼ同じの3人、ワイワイガヤガヤ&のんびりの楽しい山歩きでした。
帰りは道の駅但馬楽座の温泉に立ち寄ると、26日は「ふろの日」として半額250円で入浴できのが頑張ったご褒美でした。        
 
2017年の山行を調べてみると、但馬山友会 14回、チームF1Bほか個人・グループで5回、加藤文太郎山の会 3回、合計22回で、うち大山谷川岳穂高にも遠征しました。
雪国但馬人はオフシーズンのトレーニングが課題で、 山歩きも1月と3月が1回だけ、2月は0回でした。
足や腰に問題を抱えながら、2018年も初登りとして1月に和気アルプスを目指します。
 
 
 

2017年12月24日 (日)

2017 迎春準備 餅つき編

世間より一足早く、クリスマスイブの餅つきです。
嫁さんの実家から届いた餅米でまずは白餅、つづいて自家栽培の小豆の餡を包んだ餡餅を作ります。
同じく自家栽培の黒豆のほか海苔、海老、、昆布を混ぜたなまこ型の五目餅、あわせて6臼を搗き(捏ね)あげました。
 
94年製 餅つき器 HITACHI  HM-230
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我が家に餅つき器(餅捏ね専用器)が登場したのが1973年頃、1994年購入の二代目は蒸し捏ね両方ができる便利なもので、厚さ調整が可能な餅切り機も早くから購入、丸餅専用の「まる餅くん」も数年前に購入しました。
 
伊佐屋の家業である菓子舗は戦争で餅米や砂糖など材料が手に入らなくなって休業、戦後祖父秀蔵も亡くなり、後継者が無いため廃業となりました。
 
大正から昭和にかけての「伊佐屋菓子店」の様子は菅村驛一氏の「匂うふるさと」の中の、「手辺村繁盛記 」で紹介されていて、それぞれクリックしてご覧ください。
 
秀蔵の長男は昭和の始めにブラジルへ移住、教員の次男・役場勤めの四男は日中戦争で戦死し、造船所の設計技師だった五男は結核で病死、辛うじて生き残った三男の父は大陸から復員後国府村役場に勤め、家業を興すことはありませんでした。
 
ということで伊佐屋の跡継ぎたる私に秘伝?の伝承が無く、生来の不器用を道具でカバーしながら孫や子が喜ぶ餅作りを続けています。
 
 

2017年12月19日 (火)

笑って学ぶ江戸時代 Ⅰ

豊岡歴史博物館で「ミュージアム寄席」が16日に開催されました。

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第1回のテーマは「江戸時代の交通」で、当時の交通手段である駕籠と船です。
演目は、迷探亭小ん南さんが兵庫の港から乗り合う「兵庫船」、ろっ亭あいすちゃんが豆腐釜を担いで逃げる泥棒「釜泥」、トリは春歌亭丹馬師匠の住吉大社詣での客目当て「住吉駕籠」で、いずれもアマチュア「たんたん落語会」のメンバーです。
 
当時の乗り物と庶民の生活とのかかわりを面白おかしく演じられました。
寄席が終わったあとに、学芸員さんと演者の皆さんとのトークショーがあり、陸の乗り物である駕籠の種類や料金、駕籠かきは親方から駕籠を借りて働く制度など庶民の生業や生活が推し量られます。
 
一方海や川の乗り物の三十石船や金比羅船の様子は興味深いもので、定員や値段・所要時間・トイレの様子も話題になりました。
敷居が高いと思われがちな「豊岡歴史博物館」を身近のものにしたいとの企画でしょう。
 
それにしても春歌亭丹馬師匠はますます円熟味を増しています。
昨年の「こみゅにてぃ寄席」でお聞きした人情噺「井戸の茶碗」も素晴らしかったし、今回時間の関係で端折られた「住吉駕籠」も通しで聞いてみたかったですね。
 
春歌亭丹波さん                   トークショーで江戸時代のお勉強
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第2回は1月13日(土)テーマは「江戸時代のお正月」で、演目は「初天神」「看板の一」が予定されています。
 
 
 
 
 

2017年12月17日 (日)

庭の草花 2017 師走編

師走も半ばを過ぎ、奧神鍋スキー場もオープンしました。

これから2月末まで2ヶ月半、雪国の暮らしが始まります。
 
               葉ボタン                  
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                     マンリョウ
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ロウバイ(蕾)                    マユミ(実)
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ツバキ                       ネコヤナギ(蕾)
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                    センリョウ 
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ナンテン
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元旦となると、まずロウバイが咲き、サザンカが続きます。
昨年降り出しが遅かったものの大雪となり、庭の木々や草花がダメージを受けました。
 
麓の町にはそこそこに、スキー場を抱える山にはしっかりと、そんな程よい雪加減をお願いたいものです。
 
 
 

2017年12月 9日 (土)

敬老会補助金廃止はおかしい

「補助金等の整理合理化」の一環で、「敬老会補助事業は、その効果が一時的であると決めつけて(廃止し)、その財源をより有効に活用すべき」との補正予算案が12月議会で提出されました。

豊岡市ホームページ 平成29年第7回豊岡市議会(定例会)市長総括説明

従来75歳以上の老人を対象に各行政区に対し、「敬老会補助金」として一人当たり1,500円支給されてきました。
府市場区でも70歳以上の98人が招待され、健康等の理由で出席は3分の1を超えるほどですが、欠席者にはお祝いの記念品が届けられます。
区にとっても一大行事で、会食やアトラクションを楽しみ、区を挙げて長寿をお祝いすべく、230,000円の予算が組まれ、豊岡市から87,000円が補助されていました。
 
全市338ヶ所、15,000人が対象で、約2,200万円が補助されています。
前述のようにほとんどの地区で敬老会が開催され、初招待された新人は我が身の「秋」を感じながら老年グループへの活動参加を意識し、古参は増えた仲間を歓迎します。
 
補助金を廃止する代わりの豊岡市案
①高齢者の見守り活動への支援(実施老人会に3万円)
②体操教室「玄さん元気教室」の増加を促進と運営に対する支援(同3万円)
③いきいきサロンの継続支援と実施個所の増加促進への支援(同2万円)
 
個々は高年者福祉政策ですが、わざわざ敬老会補助金を廃止と天秤にかけて採用することはありません。
敬老会補助金を「効果が一時的」と決めつけ、まるで「生きているだけでは補助できない」とさえ感じます。
「見守り活動・体操教室・いきいきサロン」を全市的に広げ、自前で頑張らせることが主眼のようです。
 
「玄さん元気教室」は当区でも1年間継続していますが、運営方法や意識の問題もあるでしょうが、補助金をもらえば活性化することではありません。
338の行政区で、実施しているのが130を越したばかりの現状を打開したいのでしょう。
 
何よりもこれら「高齢者福祉施策の拡充」は、1,535万円となっていて、わざわざ敬老会補助を廃止し振り向けることはなく財源はあるはずです。
少子高齢化・人口の減少・地域力の衰退など課題がある中で、「公助」の中味を見直し、「自助」の意識を高めたい姿勢が感じられます。
 
市長は今春に無投票当選、11月実施の市会議員選挙の時は「市民本位」唱える人がほとんどでした。
この提案に明らかに反対しているのは1会派だけと聞いています。
12月議会で安易に決めることなく、市民の声を聞き慎重審議されることを求めます。
 
「補充金が減らされたから敬老会開催は止める」などという行政区はなく、区民の負担が増えるだけとなります。
長寿を祝われる側も座り心地が悪くなります。
 
強い権力者にものを言わない議員、それを忖度し政策を実施する役人。
国政でまかり通っている「弱肉強食」、そんなことが我が町に起きませぬように・・・・。
 
 

2017年12月 6日 (水)

七夕豆が横浜へお嫁に

我が家で25年以上前から作っている「七夕豆」が横浜にお嫁に行きました。
嫁入り先は横浜市内に住むOさん宅。
 
10月21日に「兵庫県在来種保存会」のYさんからの転送メールを受け取りました。
「本年9月末に豊岡・出石・竹田を観光し、七夕豆を購入して横浜の方に帰りました。
茹でて頂いた所、他のインゲンに無い美味しいものでした。
来年、家庭菜園で作ろうとネットであちこち探しましたが販売されておらず、兵庫在来種保存会様が七夕豆の記事を掲載されていましたので連絡させて頂きました。」
横浜で栽培が可能であるなら育てたいので、種を分けて欲しいとの依頼でした。
 
七夕豆とは、我が家で作り続けている豆で、この地方で自家採種によって継続して栽培されてきたもので、「在来作物」「伝統野菜」と呼ばれ、七夕過ぎに種を蒔くことからそう名付けたものと思われます。
 
平莢インゲンの一種でも播種・収穫時期も違い、筋もなく湯がいて生姜醤油で食べたり、煮ても揚げても柔らかく美味しいので、直販所にも少しですが販売されていることもあります。
主に若莢を食べますが、熟して採るふっくらとした白豆も美味しくいただけます。
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左:アズキ 右:七夕豆             採取した伊佐屋菜園の種
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Oさんに自然乾燥させて採取した種を11月末にお送りしたところ、丁寧なお礼メールを頂きました。
 
もとはと言えば、近所の農家から種を頂いたもので、その方も隣村からいただき、さらに隣村の方も出石の知り合いからもらったそうでルーツは定かでありません。
聞けば旧豊岡市内に住む山仲間も作っているとか。
 
台風21号の強風で倒壊寸前
20171023_101811背丈が2mを越し葉が茂ることと、台風時期と重なることで強風で倒壊することがあります。
 
今年も三度の台風で、被害を受けた農家さんからも種の依頼を受けました。
 
幸い我が家は心配したダメージもなく十分な種を採ることができました。
災害や不作でもお互い融通しながら、種をつないでできたのです。
 
横浜のOさんは私と同じ団塊世代とお聞きしました。
種が取り持つ縁を感じつつ、但馬の在来野菜が気候も風土も違う横浜で、根をはり実を付けてくれることを願っています。
 
 

2017年12月 3日 (日)

2017 冬支度

高気圧に覆われた3日だけ晴れ、いっきに冬仕事として採取したクロマメをむしろ干ししました。
正月分だけ早取りして、のこりは天日頼りの乾燥で年内は無理でしょう

アズキは収穫が1ヶ月早く、選別を終えペットボトルにしまいました。
我が家から見える妙見山・蘇武神鍋連峰に雪が積もり出しました、

南:妙見山から西:蘇武岳まで冠雪が確認できます。
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但馬の古老曰く、「山の雪が二度続くと、三度目には里に降る」。
予報も5日から6日にかけて雪マークが混じります。
 
「伊佐屋三木のblog」と「伊佐屋三木のblog」で里に降った初雪を調べてみると・・・
・2010年 → 12月25日
・2011年 → 12月16日
・2012年 → 12月 6日
・2013年 → 12月 4日
・2014年 → 12月 6日
・2015年 → 12月19日
・2016年 → 2017年1月13日
 
暖冬と言われた昨シーズンも1月半ばから降り出して、2月10日から降った雪に11日大雪警報が発令されました。
そろそろタイヤ交換の時期ですね。
 
 

2017年12月 1日 (金)

2017 師走

2017年も残すところあと1ヶ月となりました。

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先日豊岡市から、「国民健康保険高齢受給者証」が送られてきました。
誕生日の翌月、つまり今日から医療費の自己負担が3割負担から2割になると書かれています。
整形外科や内科を受診し、医療費もバカにならないので助かります。
大台に乗った“ご褒美”ですが、嬉しいような悲しいような気持ちです。
 
 
 
 
絵額を冬向きのものに変えました。
すべて小山譲君の書いたものです。
 
大岡山                法起寺(奈良)
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