敬老会補助金廃止前提の予算を否定
12月9日付けで記事にした「敬老会補助金廃止はおかしい」の続編です。
豊岡市議会は12月26日、「敬老金補助金廃止を前提とする、平成30年度の高齢者福祉事業の債務負担行為は認めない」という補正予算修正を全会一致で決めました。
予算決算委員会委員長の報告は、市区長連合会の意見や老人会の補助継続の要望がある中での見切り提案は認めないとの趣旨が書かれています。
その上で・・・
・敬老会補助によって各区で敬老会が開催され、高齢者への感謝と長寿を祝い、地域の繋がりを保つ有意義な行事となっていること。
・代替案の福祉3施策は従来から実施されていて、今後より時間をかけて関係団体と協議して進めてもらいたいこと。
との意見を付けています。
全会一致で補正予算が修正されるのは中貝市政初めてだそうで、市議選を通じて市民の声が反映されたのと議員個々の矜持も見せてもらいました。
次の山場は新年度予算審議です。
予算編成と議会への提案権は市長にあります。
12月議会審議前の11月末に、市は「議会の審議による」としながら、各区長宛に今回の補助金廃止の内容を通知しています。
これを見ても議会や市民の声を甘く見ているのが分かります。
市民の要望や議会の意思を尊重し、新年度予算で再度敬老会補助金の廃止提案をしないよう市長に強く求めます。
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