笑って学ぶ江戸時代 Ⅱ
豊岡歴史博物館の「ミュージアム寄席」第2回が13日に開催され、前回に続いて参加してきました。
まずは、「尼乃屋河鹿」さんの「初天神」です。
年の初め1月に開催される天神様の縁日にお参りした親子が繰り広げる飴屋・団子屋とのやりとりや子どもそっちのけでたこ揚げに興じる親父を面白おかしく体全体を使って演じられました。
そよかぜちゃんは小学4年生と聞きびっくり、長くて難しい噺を立派に演じました。
トリは「春歌亭丹馬」さんの「藪入り」です。
奉公に出した可愛い息子が3年ぶりに休暇をもらって家に帰った親の喜び驚くさまが表現されます。
学校もない当時、お店に奉公して礼儀作法・読み書き算盤まで学び成長する様子がわかります。
元ネタではまだまだ続くのですが、時間の関係で半分で終わったのが少し残念でした。
正月は年神様をお迎えし、正月飾りで身を浄め、三が日で新年を祝い、鏡開きに次いで小正月になると年神様を火に乗せて天に見送るどんど焼きの行事があります。
お参りでは「初観音」が18日、21日が「初大師」、25日が「初天神」、そして「初不動」の28日と縁日が続きます。
正月遊びも、百人一首・かるた・花札・福笑いなど室内行事に、羽根つき・たこ揚げ・コマ回しと外遊びもいろいろでした。
戦後に生まれ、古いしきたりや行事が残っていた昭和の中期を過ごしたものとして、楽しい思い出です。
パソコンやスマホ・ゲーム機が取って代わった現代、子供たちはどう過ごしているのでしょう。
「明治」だけでなく、「昭和」も遠くなりにけりですね。
第3回は2月24日(土)午後1時30分で、演目は「かぜうどん」と「延陽伯・(たらちね)」が予定されています。
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コメント
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広告か新聞か広報かのいずれかで見かけました。
投稿: 栄治 | 2018年1月18日 (木) 07時31分