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2018年2月 3日 (土)

2017 伊智神社節分祭

伊智神社の例祭としては、元旦祭・節分祭・秋祭りの三つがあげられます。
 
積雪なしの伊智神社
20180203_152023
節分とは各季節の分かれ目を意味しますが、立春の節分である2月3日は冬から春に向かうことで、神様へのお参りや豆まき行事で、邪気を追い払い、一年の無病息災を願う行事として引き継がれてきました。
今年は積雪もほとんどなく、神社には大きな火が焚かれました。
府市場区にはどんど焼きがないので、この日に正月飾りを持参して焼きます。
 
昔はあちこちで節分の夕方に「ムクロ打ち」「虫封じ」という行事があったと聞きます。
お隣上郷区では、「ムクロもちどけどけ~丹後の方へいけいけ!」
夏栗区では「ヌカ虫送った~丹後のかたへいけいけ!」
山宮区では「ムクロもち送った~丹後の方へいけいけ!」や榧の木の葉の先に雑魚を挟んで出入り口に置き、悪霊が来ないように祈ったとされています。
 
ムクロとはモグラのことで、畦を壊されたり、トンネルを掘られて作物を枯らされたり、相当手を焼いていました。
 
ヌカ虫も米ぬかに発生して米を台無しにしてしまいます。
どちらも農家にとって大敵、子供たちが金だらいやバケツを叩いてはやしたてたそうで、送り先を「丹後の方」と共通しているのはおもしろい。
七草時期の「鳥追い」も稲など穀物を食べる害鳥として追い払います。
 
最近では恵方巻き(巻き寿司)を食べることが習慣化して、新聞チラシには各種の太巻きとイワシ'が並んでいます。
ヒイラギや榧の木の枝葉にイワシの頭を刺して玄関にぶら下げる魔除けは古くからの習慣ですが、新旧入り交じった混習に違和感がなくなりました。
 
伊智神社にお参りした際に、本社・日吉社・五社にお供えを載せた三宝が置かれていましたが、向きがおかしいので当番に指摘しておきました。
どこの家でも在ったはずの三宝も飾られることがないのか、神様を主体にお供えする向きも気にされることもなくなったのは少し寂しいですね。
 
 

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コメント

昔は当方荒川区でもどんど焼きをしていましたが
その習慣もなくなりました。

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