夫婦カツラの花が咲きました
万場から蘇武岳へ登る登山道の巨樹の谷入り口にある夫婦カツラに会いに行ってきました。
ちょうどこの時期に、葉が出る前に小さな花を咲かせます。
雌雄異株で、雄花は多数の雄しべがあり淡紅色で、雌花は3~4個の雌しべがあり、柱頭は糸状で淡紅色です。
雌雄異株で、雄花は多数の雄しべがあり淡紅色で、雌花は3~4個の雌しべがあり、柱頭は糸状で淡紅色です。
巨樹の谷 夫婦カツラ(魚眼撮影)
雄株 雄花
雌株 雌花
カツラは水が流れるところを好むというように、谷の水辺に自生し大きくなります。
但馬には、糸井の大カツラ、和知の大カツラ、別宮の大カツラ、兎和野の大カツラ、万劫の大カツラなどが有名ですが、巨樹の谷の入り口に並んで立つ夫婦カツラも見事です。
これからハート形の葉が出て実を付け、秋に紅葉して落ちた葉は甘いキャラメルの匂いがすることも知られています。
「光合成をしてでんぷんを葉に蓄え、その葉が枯れることで化学反応を起こし、一種のブドウ糖に変わる。それが甘い香りのもとになっている」そうです。
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