菜園仕事が一段落し、今日まで好天が続くとの予報です。
オフに衰えた筋力を鍛えるべく、週に一度はトレーニングとして近場の山歩きを考えています。
里の桜の見頃は終わり、樽見の巨木も葉桜となり、残るは糸原のみづめ桜が「散り始め」との情報です。
場所は大屋町糸原、御祓山7773mの途中、標高570mの登山道途中です。
この時期コバノミツバツツジの群落も見られるので、樽見と合せて巨木をハシゴする京阪神からの客も多く見られます。
糸原区保存会 啓白 「みづめ桜と一万有余の秘境のツツジ」
ミツバツツジこの名は小さな葉が3枚づつ付いていることから付けられたもので、麓は咲き初めが中腹近くなると蕾が多く、双方を楽しむことができます。
馬酔木(アセビ)も麓は花がなくなって新葉が伸び、中腹からは白い花をいっぱいつけています。
麓の東屋 コバノミツバツツジ
ツツジの群落 大杉山と須留ヶ峰
アセビも群生 奧に藤無山
厳しい風雪のためかあちこちに倒木があり、もぐったり越えたりしながら進みます。
桜の標高は570m、麓の東屋は約200mなので、標高差380mあります。
所要時間は約1時間半、花見というよりは山歩きの覚悟が要ります。
ツツジやアセビを愛でながら、山の中腹途中「東屋まで1400m、みづめ桜まで800m」の標識を越えさらに進むと、途中の斜面にいきなり大木が見えてきます。
桜は急斜面に立っていて、根元保護もあって、ぐるりを巻くように道がついています。
みづめ桜は樽見の仙桜とともに、「見にいく」のでは失礼で、「会いにいく」という言葉がふさわしい風格が感じられます。
樹齢600年 樹高15m 幹周り4.25m
みづめ桜越しに雪を頂く氷ノ山(杉ヶ沢高原の左斜め下にうっすら天滝が)
じっくり桜と辺りの景色を楽しんだ後、御祓山山頂まで残る標高200mを進みます。
結構急坂の連続で、登山の覚悟が要ります。
御祓山までは急登の連続
アセビに囲まれた御祓山773m 立木越しに氷ノ山・鉢伏山
南東方向:粟鹿山・朝来山・青倉山 熊よけの鈴も装着
山頂で一人ランチした後、下山。
駐車場到着が14時、これから桜まで登るという山仲間のNさんにお会いしました。
昨日は残雪が多い扇ノ山に登ったとか、10歳年上にもかかわらず、体力はまったく衰えがないようです。
平日でもあり、道中お会いしたのは7組10人、平年より早い開花です。
明日明後日の週末は混雑するでしょうが、土曜午後から花散らしの雨の予報です。