2018 但馬山友会 大山夏山開き 下見編
次の例会は、一泊で大山に登ります。
6月始めには恒例の夏山開き祭が行われ、今年は開山1300年の特別な年となります。
登山もさることながら、お目当ては土曜日に行われる前夜祭のたいまつ行列です。
報告が遅れましたが、リーダーとサブで16日から下見に行ってきました。
「100年に一度の特別」とは、100年前も、100年後も生き証人がいないことでしょうか。
開山1300年 「100年に一度の特別」 ポスター
宿泊は とやま旅館さん 夕食はジンギスカン料理
とやま旅館さんに着いて、前夜祭と翌日登山について打ち合わせです。
参加者が40人を超えるのと特別な日でもあるので相当な混雑が予想されます。
参加者を3班に分け、班単位の行動を決めました。
夕食は本番と同じジンギスカンをメインに、ゴマ豆腐・茶碗蒸し・大山そば・五目ご飯が並び、結構ボリュームがあります。
翌朝は本番と同じ5時30分出発、朝食はとやま旅館評判の特製おにぎり弁当をお願いしました。
登りは夏山登山道 大山名物:階段上り
コース難度は全体としては中級ですが、ほぼ全行程ハードな階段歩きで、下りは特に膝に負担がかかります。
膝腰の負担を軽減し推進力の補助にダブルストックが有効だと思いました。
お天気は曇りの予報で、麓では薄日も差しましたが、登るにつれガスってきて山頂付近はまったく見えません。
雪解けを待ちかねて咲く野草たちやヤマヤナギ・カエデ類・大山キャラボクなど樹木の新芽や若葉が迎えてくれました。
チゴユリ ユキザサ
イワカガミ クルマバソウ
5合目 6合目避難小屋
エンレイソウ ダイセンミツバツツジ
ミヤマカタバミ ヤマシャクヤク
三鈷峰もガスの中 弥山山頂1709m
寒気によるものか山頂は強風と霧のような雨でまったく景色が見えません。
諦めて山頂避難小屋で時間を過ごしました。
9時前になると避難小屋の女性管理人が歩荷(ボッカ)姿で登ってきて、売店の開店準備が始まりました。
聞けばシーズン中荒天以外は毎日麓から歩荷されるようで、そのタフさにびっくりしました。
朝食弁当 具だくさんのおにぎり2本 下りは行者登山道
下りは6合目を過ぎた「行者道分かれ」で右折れし、行者登山道を大神山神社奥宮へ下ります。
こちらも急な階段歩きが続きます。
コケイラン マイヅルソウ
ナナカマド ミヤマキケマン
全国最大級の権現造り 大神山神社奧社
大神山神社奥宮から石畳の参道を博労座まで、前夜祭でたいまつを持って行進する道です。
参道大鳥居 続く石畳
山頂付近からはまったく展望がありませんでしたが、本番には弓ヶ浜や四方の山々や麓の景色が見られることでしょう。
< 2017年夏山開き >
6合目から三鈷峰・ユートピア小屋 山頂から弓ヶ浜
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コメント
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変らずストイックな姿勢でいらっしゃいますね。
頭が下がる思いです。
しかしガスに雲を見るにやはり山の天候ってのは変わりやすいものですね。
投稿: 栄治 | 2018年6月 1日 (金) 07時29分