2018 但馬山友会 大山夏山開き 登山編
前夜から続々登山者が詰めかけていて旅館街は満員となり、周辺地域で宿泊し登山するグループや団体も見受けられます。
急遽出発時間を5時に早め、登山を開始しました。
お天気は相変わらず快晴、麓から大山がよく見えます。
大山から崩落した石を、登山者に一人ひとつずつ持って山頂に登る「一木一石運動」に協力します。
一度失われてしまった緑を復活させ、大山の山頂を崩落の危機から守っていこうという取り組みです。
登山開始は5時10分 登山口の「石置き場」
大山名物 階段上り
崩落しやすい登山道と登山者の安全確保から夏山登山道・行者道はほぼ全行程が階段歩きです。
出発を早めたのが奏功し、さほどの混雑もありませんでした。
ギンリョウソウ タニウツギ
クルマバソウ コケイラン
6合目で大休憩 新設された仮設トイレブース
6合目まで約2時間、トイレは山頂に3基置かれているだけで、登山道脇や6合目避難小屋内で排せつ物の放置があり、ハエの発生源ともなって問題視されていました。
夏山開きに合せて「大山ガイドクラブ」の協力で仮設トイレブースが設置されました。
ただ、使い方が慣れないので戸惑って使用をためらっている方が見られました。
<使用方法> 「bessi_riyouhouhou.pdf」をダウンロード を広めることが課題です。
麓の景色 ツガザクラ
コイワカガミ ダイセンクワガタ
マイズルソウ ノビネチドリ
山頂付近の木道歩き 山頂小屋前の石置き場
弥山山頂(1709m) 最高峰剣が峰へ続く縦走路(立入り禁止)
大展望を眼下に食事を楽しむ仲間 この人も忙しそう
グレートトラバース3で三百名山を踏破中の田中陽希君に、登山道で追い越され、山頂では神事の開催を待っているようでした。
ホームページには「応援いただく皆さまへ」で、お願いと禁止事項が載せられています。
今回は夏山開きに合せて敢えて人混みの中に身を置いたのでしょう。
写真撮影やサイン、差し入れにも応じていました。
接触したのは昨日と今日の4回、移動や登山中はともかく、前夜祭や山頂では登山者の中にいて楽しんでいるようでした。
「飛んで火に入ったのは貴方」と勝手に判断し、このブログにも遠慮がちに掲載させてもらいました。
山頂記念写真 続々と登山者の列
山の日が制定されて3年目、記念全国大会が鳥取県大山で開催されるという横断幕をお借りして、40人が記念写真に収まりました。
三鈷峰へと続く峰々 大展望を眼下に下る
続々と登山者が増え、下りの大混雑が予想されるので、山頂祭開催前の9時30分に下山を決めました。
登りと下りで大混雑 途中で行者道へ
大堰堤の河原に到着 大山よさらば♪
朝出発の登山者のの列にすれ違いの時間待ちを繰り返しながら、途中で行者道に下るとまったく混雑がありません。
急な階段歩きが登りより下りの道として選ぶ理由です。
山腹の大神山神社奥宮まで約2時間、順調に下山できました。
二日間を通じて、これ以上望むべくもない好天に恵まれました。
前夜祭で幻想的な伝統行事に、たいまつを持って参加できたのは印象的でした。
また40人全員が山頂を踏み、無事に下山できたことが何よりの喜びでした。
田中陽希君との出会いもサプライズで、彼がより身近に感じられました。
2014年の「グレートトラバース」から応援していましたが、次はいよいよ兵庫の山に登るようです。
8月始めのテレビ放映では今回の様子も見られるでしょう。
反省点は下山時間が早まったことで班ごとへの連絡が不十分となり、下山後の手順がちぐはぐになったことでした。
次の例会は6月16日(土)、兎和野高原から瀞川山(1039m)まで歩きます。
併せて登山コンパスを使ったルート確認方法を学びます。
« 2018 但馬山友会 大山夏山開き 前夜祭編 | トップページ | 2018 コウノトリ 山本巣塔 子育て中 »
「但馬山友会」カテゴリの記事
- 2024 第24回但馬山友会総会(2024.02.25)
- 但馬山友会 レジェンド逝く(2023.10.19)
- 2023 但馬山友会 鉢伏山 1,221m(2023.09.25)
- 2023 但馬山友会 播磨妙見山 693m(2023.09.10)
- 2023 但馬山友会 高竜寺ヶ岳 697m(2023.08.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント