出石永楽館全国子ども落語大会
小中学生による「全国こども落語大会」と銘打つ大会は、他の3県でも開催されているそうです。
出石は今回が第1回となり、明治から続く芝居小屋「永楽館」の名を冠しています。
23日(土)の予選が出石町の福成寺本堂とお隣の勝林寺で開催され、伊佐屋の檀那寺でもある福成寺会場に出かけました。
開演前には100人を超す聴衆で本堂が埋まりました。
会場の福成寺 本堂も寄席に変身
プログラム 第2会場(勝林寺) 第1会場(福成寺)
ピコピコ亭たいやき君(小四) 名探亭ちょうちょちゃん(小一)
小1から中2までの28人が得意演目を掲げ競いますが、100人を超す聴衆に物怖じせず、上方落語の古典をベースに創作を交えて語ります。
言葉の芸ではありますが、表情や身振り手振りの仕草を加え、大人顔負けの演技です。
幕間には座布団を返したり、小道具を置いたり、演目のめくりを返したりするお茶子さんが登場します。
もちろん三味線・太鼓の囃子方もついて、寄席の雰囲気がたっぷり楽しめます。
日日晴天丸君(小六) お茶子のふるぅ亭蜜柑さん
演者総出でお見送り
おもしろいのが観客が審査員で、もう一度聞きたい、友だちにも聞かせたい、我が町に呼びたいなどの基準で3人を選びます。
近畿を中心に広島県・愛媛県・愛知県から 、そして兄弟での参加もあります。
こんな家庭には笑いが絶えないでしょう。
予選で勝ち抜いた8人が、24日の芝居小屋「出石永楽館」決勝で競います。
« 2018 黒豆栽培 | トップページ | 神鍋山野草を愛でる会 6月26日例会 »
「文化(歴史・芸術ほか)」カテゴリの記事
- 第3回落語甲子園(2024.08.18)
- 2024 全国子ども落語大会(2024.06.16)
- 第2回落語甲子園 in出石(2023.08.21)
- 豊岡市の無料開放ピアノ(2023.04.02)
- 東大寺 修二会 お松明編(再録)(2023.03.12)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
すばらしき日本文化、古典芸能ですね。
それにふれて実践してる子供ってのは本当にすばらしい。
今朝の神戸新聞にも出てましたね
投稿: 栄治 | 2018年6月24日 (日) 07時58分
新聞記事の「福成寺で落語を聞いていた男性(70)=豊岡市=」とは私です。
投稿: izayamiki | 2018年6月24日 (日) 10時34分
たしかお名前入りで。。。(笑)
投稿: 栄治 | 2018年6月25日 (月) 07時24分