2018 手辺の観音まつり
昨日17日は府市場観音まつりで、私の所属する二隣保が当番を務めました。
18日が観音さまの縁日であることから、前日の夜からおまつりします。
観音堂 堂内
堂内にツバメの巣があって、5羽のヒナがひしめき合っています。
一度カラスに襲われヒナを 食べられたのは確認しましたが、次を生み育てているのです。
親鳥は心配げに外で様子を見守っています。
普段は静かなのに大勢が押しかけて、鉦を鳴らしご詠歌をお供えする賑やかさにはびっくりしていることでしょう。
一晩だけなので辛抱してもらうしかありません。
身動きせずにひたすら耐えるツバメの雛たち
この観音さまは十一面千手観音さまで、正面からは見えませんが、頭の周りに10体の観音さまが飾られています。
製作時期も作者も不詳で、御丈は40cm、内陣も厨子も閉扉していることで、いつまでも神々しいお姿のままです。
脇侍として右に不動明王、左の弘法大師の石仏が配置されています。
昭和14年に土地と堂宇を寄進され移設してから79年、内部も傷みが目立ってきました。
十一面千手観音立像
不動明王 弘法大師
7月17日は府市場の観音祭り、昭和の中頃までは「手辺の観音さん」と呼ばれ、国府市場(こうのいちば)の「薬師さん」、土居の「川濯(かわすそ)さん」、府中新の「六地蔵さん」が近隣のお祭りでした。
今までは「観音さん」が終われば梅雨明け間近、いよいよ夏の到来ということでしたが、今年は10日前に梅雨が明け、猛暑の中でのお祭りとなりました。
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コメント
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うちの区も観音講やってます。
ここまで盛大ではありませんが。
提燈を飾ってお団子をお供えして
子どもたちがご飯を食べ
大人が飲んで
ワイワイ騒いで、、、とそんな感じです。
しかしツバメのヒナたちも
代々伝えていくんでしょうね、17日はにぎやかだって。
投稿: 栄治 | 2018年7月19日 (木) 07時23分