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2018年7月29日 (日)

少しだけ潤いました

雨が欲しい!でも台風はいらん!

「逆走台風」12号が西日本を縦断中です。
25日未明に台風に変わった12号のおかげで、但馬山友会の遠征登山が取りやめとなりました。
申込者は53名で先着45人が決まり、1ヶ月の間誰1人キャンセルがなく楽しみにしていただけに残念です。
 
今回は県北部には強風も無く、窓を開けて寝られるほどでした。
伊佐屋菜園は28日夜から朝にかけて降った雨にちょっぴり救われました。
 
サトイモ                      イチゴ苗作り
20180728_061801 20180728_061811
 
日焼けのナスビ                  からから状態の菜園 
20180728_061832 20180728_064528_2
 
5日から6日にかけての大雨以来一滴も雨が降らず、猛暑日が続き心配しましたが、七夕豆や小豆が芽を出しました。
 
七夕豆             アズキ
20180729_090901  20180729_091047   
 
   

2018年7月28日 (土)

2018 伊佐屋菜園 草闘編

伊佐屋菜園虫闘編獣闘編の次は、草闘編です。

人間の都合がよい作物だけを選び抜き、残りは雑草として殺処分します。
あるがままの状態に帰ろうとする自然と、コントロール下に置こうとする人間とのせめぎ合いとでも言えます。
菜園でも場所や環境によっていろいろ異なりますが、伊佐屋菜園夏の陣の強敵は4種です。
 
スベリヒユ                       スギナ
20180728_064846 20180729_102821
 
オヒシバ                       ?
20180728_064835 20180729_091856
いずれも繁殖力が強く、根こそぎ抜いて捨てなければさらに広がります。
特にスベリヒユは、耕耘してぶち切ろうものなら個々にに再生してさらに広がります。 
昔は食料にしたそうですね。
 
20180728_065002 耕作者の執念と雨が降らないのも幸いし、なんとかコントロール下に置いています。
当然のことですが、草が生えない環境は作物も育だちません。
菜園内は除草剤を使うことは無く、雑草との闘いが続きます。
 
 
 
 

2018年7月21日 (土)

ツバメの巣立ち

17日観音まつりの夜、怖い思いをしたツバメのヒナが無事育ちました。

観音まつりの際は5羽のヒナがひしめき合っていましたが、21日の朝、大きな羽音とともに一斉に巣立ちました。
 
17日の巣                     21日の巣
P7170489 P7220003
卵を産みヒナが育つ前にカラスが襲います。
その様子は、伊佐屋三木のblog 「ツバメ受難」 をクリックしてご覧ください。
今年も巣を壊されましたが、次を生み育てているのです。
 
春先からやってきて、巣作り・子育てで楽しませてくれたツバメも子の巣立ちを終えると、軒先から姿を消します。
そのツバメがお盆を過ぎると、日が沈む頃に群れをなし、円山川の葭(よし)原に降りてきます。
「ツバメの塒(ねぐら)入り」と呼ばれ、このねぐらに集結した群れが最大になると今度は、南に向けて一斉に旅立つそうです。
遅く巣立ちしたヒナたちはそれに間に合うよう体力をつけなければなりません。
 

 

2018年7月20日 (金)

神鍋 Beer Night  2018

夏と言えばなぜかBeer、連日うだるような暑さでバテバテの週末金曜日限定です

府市場区を中心とするRunning&Climbingメンバーで構成する「チームF1B」で、暑気払いに神鍋へ出かけました。
 
            案内チラシ
            P7210002
道の駅神鍋高原東口広場を利用します。
路線バスの利用促進の意味もあって、我々も江原駅から路線バスに乗りました。
この日の参加は90名を超えたそうです。
 
参加者証                      特設会場
20180720_203812  20180720_185047_2
 
予約席(6名+1名)               チームF1B
20180720_183717_2 20180720_185412
 
バイキングコーナー               飲み放題コーナー
20180720_20565220180720_205658
飲み放題でも人気は生ビール、焼酎やウイスキー、日本酒・缶酎ハイも揃っています。
もちろんソフトドリンクも。
すべてセルフサービスですがバイキング+飲み放題、男性3,000円、女性2,800円、ビンゴゲームで7等があたったりして、お得感溢れる夕べを楽しみました。
 
 
 
 

2018年7月17日 (火)

2018 手辺の観音まつり

昨日17日は府市場観音まつりで、私の所属する二隣保が当番を務めました。

18日が観音さまの縁日であることから、前日の夜からおまつりします。
 
観音堂                        堂内
P7170486 20180717_143141
堂内にツバメの巣があって、5羽のヒナがひしめき合っています。 
一度カラスに襲われヒナを 食べられたのは確認しましたが、次を生み育てているのです。
親鳥は心配げに外で様子を見守っています。
 
普段は静かなのに大勢が押しかけて、鉦を鳴らしご詠歌をお供えする賑やかさにはびっくりしていることでしょう。
一晩だけなので辛抱してもらうしかありません。
 
        身動きせずにひたすら耐えるツバメの雛たち                   
          P7170489   
この観音さまは十一面千手観音さまで、正面からは見えませんが、頭の周りに10体の観音さまが飾られています。
製作時期も作者も不詳で、御丈は40cm、内陣も厨子も閉扉していることで、いつまでも神々しいお姿のままです。
脇侍として右に不動明王、左の弘法大師の石仏が配置されています。
昭和14年に土地と堂宇を寄進され移設してから79年、内部も傷みが目立ってきました。
 
              十一面千手観音立像
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不動明王                 弘法大師 
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7月17日は府市場の観音祭り、昭和の中頃までは「手辺の観音さん」と呼ばれ、国府市場(こうのいちば)の「薬師さん」、土居の「川濯(かわすそ)さん」、府中新の「六地蔵さん」が近隣のお祭りでした。
 
今までは「観音さん」が終われば梅雨明け間近、いよいよ夏の到来ということでしたが、今年は10日前に梅雨が明け、猛暑の中でのお祭りとなりました。
 
 
 

2018年7月14日 (土)

シワガラの滝&桂の滝 下見編

但馬山友会8月例会で、小又川渓谷の「シワガラの滝&桂の滝めぐり」が計画されていて、リーダー&サブの5人で下見してきました。

 
小又川渓谷一帯はこの地域の地質の特異性で、珍しい形状の滝が見られます。
特にシワガラの滝は全国でも珍しい洞窟の中にある小さな滝ですが、美しく迫力のある滝で、多くの滝ファンやカメラマンが訪れます。
 
◎上山エコミュージアム「シワガラの滝&桂の滝めぐりマップ」 
 
滝入り口                      分岐を左折して桂の滝へ
P9280006 P5220095
まずは分岐を左折して桂の滝へ、距離1700mで「危険場所あり」の表示があり、コースタイムは片道1時間30分とされています。
 
                    要注意ゾーンのロープ場
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巣立ち直後のオオアカゲラの幼鳥       ヤマアジサイ
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                       シモツケソウ 
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                         桂の滝
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桂の滝は苔むした岩崖を腰をねじるように向きを変え、優美な姿を持つ落差30メートルの滝です。
 
かって快適な遊歩道として作られた道も、台風や大雨で崩れたり埋まったりします。
その都度上山エコミュージアムの方々によって補修され、急な下りや崩れやすい場所にはトラロープが設置されています。
この日は草刈りがなされていて、歩くだけでも大変なのに、草刈り機を運んでの作業に感謝です。
 
滝入り口駐車場を出たのが9時、往復3時間で分岐まで戻りランチタイムです。
豊岡市は35度の猛暑日とのこと、行動中は汗だくでも日陰に入ると600mの高地のせいか涼しく感じられます。
 
午後になってお目当てのシワガラの滝へ、所要時間は片道30分、要注意箇所にはクサリとロープが設置してあります。
ただ、沢を渡るのと洞窟に入るのに履き替えの長靴が必要です。
 
クサリ場                         ロープ場
P7140396   P7140402
 
沢を渡る                   長靴に履き替え
P7140454_2    P7140405_2
 
                       洞窟へ
P7140407_3 P7140421
 
                   緑の洞窟に落ちる神秘の滝
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落差は10m足らずながら苔むした岩肌を滑り落ちる滝が見えます。
森の鮮やかな緑と苔の深緑、黒い岩肌と落水の白のコントラストが見事です。
 
滝めぐりマップには、「外からはまったく見えず、川の中を進み洞窟内に入ることにより、初めてその姿をあらわします。水の煌めき、垣間見える空、岩を覆うコケの緑、そして木々の色とのコントラストには息をのむものがあります」と書かれています。
 
ギンバイソウ                     ミズチドリかも?
P7140400    P7140466
ネットや口コミで人気が高い滝なので40人超の参加が予想され、桂の滝への道は休憩場所もなく、大人数で押しかけるのはリスクもあります。
検討の結果、シワガラの滝だけにして、上山高原に移動し、昼食後「西ヶ丸原生林」を散策することにしました。
 
上山高原 西ヶ丸原生林              カキラン
P7140468   P7140482
 
ヨツバヒヨドリクサ                   ヒヨドリクサ
P7140473 P7140474
上山高原は標高900m、ススキが広がる高原には但馬牛の放牧風景が、その頃にはアキアカネが飛び交うのが見られます。
さらに西ヶ丸原生林に広がるブナを中心とする原生林は、森林セラピー効果で私たちを癒してくれることでしょう。
 
8月例会は26日(日)に予定されています。
 
 
 
 

2018年7月10日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 7月10日例会

当初予定していた溶岩流周辺の観察は、「西日本豪雨」の影響でコースが荒れていて、急遽「栃本~田の口」に林道周辺を観察しました。
梅雨明けも宣言され、これからは30度を超す暑さが続きます
 
林道周辺の観察                  ノリウツギ
P7100309_2 P7100257
 
リョウブの花                     タムシバの実 
P7100269 P7100273
 
エゴの実                      ガマズミの実
P7100288 P7100306
 
モリアオガエル                  ヤマジノホトトギス 
P7100283 P7100316
林道沿いは日陰も多く、時折涼しい風が吹き抜けて一息つかせてくれます。
春の花があちこち実をつけているのと、夏や秋の花も見受けられます。
 
この日の観察の詳細は「神鍋山野草を愛でる会のブログ」をクリックしてご覧ください。
 
 

2018年7月 9日 (月)

岩津ネギの植え時です

岩津ネギの苗が販売開始となり、さっそく2束(約100本)購入してきました。

 
                    JA朝来グリーンセンター
20180709_105303 20180709_105326
博多の「万能ねぎ」、群馬の「下仁田ねぎ」と並ぶ日本三大ネギの一つとしてといわれます。
但馬では九条ネギが主流ですが、朝来市の岩津地区の特産品です。
深い溝を掘って植え、何回か土寄せをして、11月下旬から収穫します。
根の白いところだけを食べる白ネギと違って、青い葉の部分も美味しく食べられるのが特徴で、鍋料理には欠かせません。
 
 
 
 

2018年7月 7日 (土)

梅雨前線による大雨被害状況(続)

午後から雨も弱くなり止む間も広がってきました。

3時頃安全を確かめながら、円山川の状況を確認してきました。
 
              水位が低下した上郷橋付近
20180707_144517 20180707_144609
 
はんらん注意水位まで低下
20180707_144641_2朝7時過ぎと較べて約1.5m水位が低下しています。
国府地区でも北部にあたる八代川が本流と合流する国府駅周辺地区では家屋浸水はないものの、周囲の市道が冠水して孤立状態だと聞きました。
国道・県道・市道を問わず依然として道路の交通規制が行なわれています。
 
今後の雨を予測しながら、豊岡市が避難所縮小を決めました。
依然特別警報は出たままで、今晩にかけて雨が降るでしょうが、峠は越したように思われます。
 
もっとも四国や広島県・岡山県に大きな被害が出ているのと、雨雲が東に移動し岐阜県などに特別警報が発令され、母の出身地でもあり縁者も多いので心配です。
 

梅雨前線による大雨被害状況

台風7号通過のあと復活した梅雨前線が列島を串刺しにして、南からの湿った風を呼び込んで大雨が降り続いています。

 
豊岡市も大雨洪水警報から昨日6日に「特別警報」に切り替わりました。
各家庭に設置されている防災無線や携帯の「ひょうご防災ネット」から昼夜を問わず、矢継ぎばやに今まで降った雨量や今後の予想、避難所の開設、避難準備や避難勧告など防災情報が流れています。
 
とうとう今朝4時24分、私の住む国府地区に「自宅の二階に移動する」よう「避難指示」が出されました。
円山川支流の八代川の水位が上昇し、堤防を越える恐れが出ているからです。
過去何度か八代川が本流に合流する国府駅周辺地区が浸水被害を受けています。
私の住む府市場区は八代川から遠く離れていて、特にアクションは起こしていません。
 
一方、我が家は円山川本流から100mに位置し、県道の上郷橋が通行禁止となりそちらの様子が気になるところです。
府市場区でも役員が深夜、独居老人を訪ね避難の相談をしたと聞きました。
我が家の隣に86歳のお年寄りが住んでいて、夜明けと同時に様子を見てきました。
 
今朝の情報によると豊岡市各所で浸水や土砂災害で通行止めとなり、バスも電車も運休しています。
 
通行禁止の上郷橋                水浸しの伊佐屋菜園A
20180707_071626_2 20180707_071716
 
                増水している上郷橋付近
20180707_071803_2 20180707_071834
 
上流方向                      下流方向
20180707_072115_3 20180707_071905
 
                はんらん危険水位一歩手前
20180707_071919_2 20180707_072021_2
 
                   我が家横の水路
20180707_073400 20180707_073457
円山川の水位は5.2m位で、6mを越えると「はんらん危険水位」の重大事態となるのでしょう。
6時23分の豊岡市防災情報では、「降り始めから345mm、上流の養父市で449mm、朝来市で392mmと、かって降ったことのない大雨が降っており、今後も降り続くことが予想されます」と流してます。
 
合せて「増水した河川や水路に近づかないように」との指示もあったのに、過去の経験でつい近づいてしまいました。
(国交省豊岡河川国道事務所のHPで、上郷橋付近府市場ライブカメラで様子を見ていたのに・・・・)
 
特別警報とは・・・・
警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、「特別警報」を発表し最大級の警戒を呼びかけます。
お住まいの地域は、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあります。
 
過去の経験をもとに、避難指示を解釈したり、増水した河川に近づいたりして入る自分に気がつきます。
そういう意味でもブログ記事にして残すことにします。
遠くに住む家族・親族・知人に状況を知ってもらうのに役立つことでしょう。
 
夜にピークが来るのは避けられましたが、雨は止むまもなく降り続いています。
予報では今日の夕方まで降るようです。
なんとか大事にならぬよう祈るしかありません。
 
 
 
 

2018年7月 3日 (火)

2018 但馬山友会 遠征登山 説明会編

少し前の話になりますが、6月30日に但馬山友会遠征登山説明会が開催されました。

実施日は7月28日(土)から7月29日(日) 山小屋1泊で、中央アルプス木曽駒ヶ岳2,956mです。
参加受付日には1時間足らずで45名が満席になる盛況ぶりです。
相変わらず6割を女性が占め、女性上位の編成です。
 
説明会では・・・・
・参加者名簿(班編制、バス乗降場所)の確認
・行程とルート説明
・注意事項と装備のチェック、救護担当からアドバイス
・役員の紹介と自己紹介
※配付資料:中央アルプス紹介パンフ、駒ヶ岳ロープウエイと周辺のガイド
 
ガイド資料                 DVD放映
P7040254   P7040260
今回はプロジェクターとスクリーンを借りて、「NHKにっぽん百名山木曽駒ヶ岳」の上映と、伊佐屋作成の「2010年木曽駒ヶ岳の花々」を見てもらいました。
パンフレットなど資料も配付されましたが、目で見ることで、山とコースの理解がさらに進んだと思います。
 
ハクサンイチゲ&ミヤマキンポウゲ        ミヤマクロユリ
P7040253 P7040254_2
 
コバイケイソウ                   コマウスユキソウ 
P7040255 P7040256
遠征登山には看護師で体力のある会員2人に、緊急措置物品の携行とともに、緊急時の対応をお願いしています。
合せて「緊急連絡カード」も各自持参します。
日本アルプスや小屋泊まり初体験の方も10名近くあるのと、会員年齢も上がりリスクに応じた対応が求められます。
 
日本アルプス初チャレンジの「ステップアップ」組と、景色や山野草を楽しむゆっくりスタイルに「ステップダウン」したベテラン組が混在しています。
安全を優先し、景色や山野草を愛でながら仲間と触れあう楽しい山旅を目指します。
 
 
 
 

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