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2018年8月31日 (金)

2018 夏山物語で盛り上がる

山仲間の有志が「神鍋ビアナイト」で、それぞれの夏山物語を肴に盛り上がりました。

会場は100人近い予約客で満員、私は7月の「チームF1B暑気払い」についで2回目ですが、F女史はなんと3回目と仰っていました。
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山好き話し好き酒好き16人の夏山物語は、南アルプス:北岳・間ノ岳・農鳥岳縦走、甲斐駒ヶ岳。
北アルプス:白馬岳、槍ヶ岳、乗鞍岳、水晶岳。
そして伊吹山でした。
中には仕事が忙しくどこにも行かなかった「稼ぎ組」も。
豪雨や台風の合間を縫って、それぞれの夏をしっかり楽しんだようです。
明日から9月、暑さから解放され、快適な山歩きが期待できるでしょう。
 
明日9月1日(土)19時30分 NHKBS3で「グレートトラバース3」が放送されます。
 
田中陽希君が3百名山を目指す旅を続けていますが、今回は「中国~近畿」が舞台です。
開山1300年の大山を始め、蒜山・那岐山・扇ノ山・氷の山など身近な山が登場します。
 
たまたま但馬山友会の大山例会で一緒になった陽希君と写真を撮った仲間もいます。
ひょっとして誰かが登場するかも知れません。
総合テレビの中年ラガーマン達をモデルにした「不惑のスクラム」もおもしろそうでが、こちらは録画で見ます。
 
 
 
 

2018年8月28日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 8月例会 阿瀬渓谷

7月・8月の例会は1度だけと決めていて、7月10日以来の観察で、阿瀬渓谷に集まりました。

阿瀬渓谷はシカが多く生息している南但(妙見山)と地続きとなることで、いち早くシカが進出し、さらに蘇武・神鍋へと広がりました。
特徴は林間にササなどの下草がほとんどなく、獣道や食害跡が目立ちます。
このため阿瀬渓谷への進入路や遊歩道のあちこちで、崩れが発生しています。
 
笹など下層の植物や山野草に被害が広がる一方、鹿が食べない植物だけが残り、生物多様性が損なわれます。
この日の観察でもダンドボロギク、ベニバナボロギク、タケニグサ、マツカゼソウ、シダ類など嫌鹿植物が幅をきかせていました。
 
阿瀬渓谷入り口                 遊歩道
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ハグロソウ                    渓谷歩き                  
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イワタバコ                     花も苔も水分不足
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オトギリソウ                   ヒメキンミズヒキ
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源太夫の滝                     渓谷美 
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異常な暑さと水不足の夏ですが、懐が深い渓谷でも植物への影響は少なからずあります。
また、シカ被害の一方で集中豪雨による渓谷への被害も一部懸念されます。
秋には恒例の「阿瀬もみじまつり」が開催されますが、暑さと水不足が紅葉にどう影響するのか気になります。
 
この日の観察の詳細は 「神鍋山野草を愛でる会ブログ 阿瀬渓谷」をクリックでどうぞ!
 
 

2018年8月26日 (日)

2018 但馬山友会  シワガラの滝、西ヶ丸原生林

7月に予定されていた「久斗山・蓮台山」、「木曽駒ヶ岳」が豪雨や台風で中止となり、久しぶりの登山に2人の体験入会も合わせて47人が集まりました。

2日前の台風20号の直撃が心配されましたが、当地は雨も風もほとんど影響なく、予定通りの開催となりました。
 
集合は上山高原ふるさと館         滝入り口
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一番のお目当ては「シワガラの滝」で、滝ファンやカメラマンなど知る人ぞ知る人気の滝です。
ちょっぴりスリルのあるクサリ場やロープ場を越え、川の中を進み洞窟内に入るとやっと滝が現れます。
 
クサリ場は慎重に・                 ロープ場も越えて
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川を渡り洞窟に入ると・・             不思議な滝が現れます
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洞窟から外の眺め               探検隊47人
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長靴に履き替えて、壁をつたい進むと洞窟は意外に広く、ほぼ全員が入ることができます。
苔むした岩肌を滑り落ちる滝、森の緑と苔の深緑、黒い岩肌と落水の白とのコントラストが見事です。
 
シシウド                      イワタバコ
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                  上山高原でランチタイム
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晴れときどき曇りのお天気ながら相変わらず湿気が高く、少し動くと汗が吹き出します。
ランチタイムの上山高原は標高900m、日陰は涼しく感じられます。
 
                    森林ウオーク 
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ヤマジノホトトギス                 ボタンヅル 
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豪雨災害募金                  浜坂三山縦走大会の案内
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この日のリーダー&サブは新温泉町の4人が担当され、集合場所や駐車場・トイレを始め、安全にいろいろ気を配って頂きました。
参加の皆さんには、小又川渓谷と上山高原の魅力を感じて頂いたことでしょう。
 
会員で「加藤文太郎山の会」メンバーから、「第4回浜坂三山縦走大会」のパンフ配布と案内もされました。
これからもお互いのスタンスを尊重しながら、協力しあえたらと願っています。
 
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西日本豪雨災害募金は9,501円集まり、神戸新聞厚生事業団に預託しました。
次回例会は、9月9日(日)に西床ノ尾山~東床ノ尾山縦走が予定されています。
 
 
 
 

2018年8月16日 (木)

2018 伊佐屋菜園 お盆

夏野菜もスイカ・メロン・トマトが終わり、キュウリやナス・ピーマン・シシトウ・オクラが水不足で苦戦しています。
暇があるのと雨が降らないのも手伝って、雑草はほとんど取り尽くしました。

伊佐屋菜園A                    伊佐屋菜園B(サツマイモと黒豆)
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ピーマンやナス                  イチゴの苗作り
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小豆                    七夕豆
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丹波黒豆                      水不足で苦戦するサトイモ
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これからの菜園仕事はお天気を見ながらニンジンやコマツナなどの種を播きます。
苗作りが面倒なキャベツやブロッコリーは苗を買い、レタスやハクサイは自前で苗を作ります。
 
 
 
 

2018年8月12日 (日)

庭の草花 2018 8月編

7月14日から続いた猛暑も8月6日以降少し緩やかになりました。

7月5日・6日の豪雨から雨が降らず、29日の台風12号が僅かに湿りをもたらしただけで、庭も畑も日照り状態が続きます。
 
レインリリー                  ブルワリア
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アサガオ                        ヒオウギ
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ノウゼンカズラ                   ガウラ(ハクチョウソウ)
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キキョウ                    ミニトマト
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ゴーヤ                        ミニバラ
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キンセンカ                       センニチコウ
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ワレモコウ                     キバナコスモス
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ヒャクニチソウ                   ミソハギ
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オミナエシ                     アラゲハンゴンソウ
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カボチャ
P8120415_2菜園Bにある花畑のオミナエシなどが頑張っていて、お墓のお供えは自前で賄えます。
 
 
 
 

2018年8月11日 (土)

伊吹山 1,377m 下山編

ご来光を迎えたあとは朝食を食べ、山頂のお花畑を巡ります。

朝食はパン 食後のコーヒー付き       琵琶湖周辺の朝雲
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午前7時頃になると夜明けからの早起き組がどんどん登ってきます。
木陰がほとんど無い伊吹山は、早朝かご来光目当てに未明から登る人が主流のようです。
 
                  夜明けからの登山組
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山頂からの景色は朝は空気が澄んでいてはっきり見えます。
琵琶湖や米原・長浜の町並みを眺めながらの下山です。
滋賀の人が、「母なる琵琶湖と父なる伊吹山」と呼ぶのが理解できます。
 
                   下山中の景色
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山頂のお花畑をめぐり下山開始が8時前で、土曜日でもあり、どんどん登ってきて挨拶が大変です。
涼しいはずだったのが気温がぐんぐん上がり、暑さと歩きにくさで3時間の予定が大幅に超過してしまいました。
 
伊吹山全景                    登山口到着
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伊吹山下山後、伊吹薬草の里付設のお風呂で汗を流し、道の駅伊吹の里で昼食と「伊吹尽くし」ののち帰路につきました。
 
もちろん登山届けは忘れず、今回「山と自然ネットワーク コンパス 」を使い、パソコンで提出し、下山届けはスマホで済ませました。
 
遠征登山中止は残念でしたが、伊吹山山頂からの大パノラマ、花めぐり、黄昏&満天の星&夜景&ご来光と楽しんだ贅沢な山旅でした。
 
 
 

2018年8月10日 (金)

伊吹山 花めぐり編

伊吹山は、夏は伊勢湾から、冬は若狭湾から風がふきつけて、霧が発生しやすく、冬は大雪も降り積もります。
豊かな自然環境の中、春から秋にかけてたくさんの花が咲き、その数は1000種類にも及ぶといわれます。
 
3合目にお花畑が広がり、登るにつれて花が見られるのと鳥のさえずりが聞こえます。
山頂付近には広大なお花畑が広がっていて、ドライブウエイをバスや自動車で観光客が多く訪れます。
 
ヒメヒオウギズイセン               カワラナデシコ
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                  オオバキボウシ
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クサフジ                       イブキジャコウソウ
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ただ、近年シカの食害が進み、ネットや柵で囲い込みがすすめられ、「コロニー化」で守られている感じです。
登っていても4合・5合目近くになると、動物の排泄物による野生の匂いが強く感じられました。
また、さまざまな外来種が侵入し始め、豊かな植物の生育環境を脅かしていています。
これらから高山植物を守るボランティアの活動も続けられています。
 
コオニユリ                     シモツケソウ
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アカソ                        ルリトラノオ
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イブキトラノオ                   イブキフウロ
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ツリガネニンジン                   メタカラコウ
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クガイソウ                  ヤマホタルブクロ
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キオン                        クルマバソウ
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ワレモコウ                     キバナノレンリソウ
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キンバイソウ                    ミヤマコアザミ
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ダイコンソウ                      シュロソウ
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レモンイエローのユウスゲ           ミヤマトウキ?
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シカから攻められ、外来種の侵入に伊吹山の高山植物は危機にさらされ、有名な薬草も採取されなくなっているようです。
 
神鍋山野草を愛でる会」で活動して5年目、覚えては忘れることの繰り返しでしたが、少しずつ頭の中の在庫が増えてきたように思えます。
柄にもないと笑われましたが、花を知ることで、山歩きの楽しさも増えてきました。
 
 
 
 

2018年8月 7日 (火)

伊吹山 黄昏&満天の星&ご来光編

日没は7時過ぎで、松仙館さんの夕食は午後6時過ぎとなります。

宿泊料は1泊2食でなんと5,000円(税込み)、内訳は泊まりが2,500円、夕食が1,500円、朝食が1,000円です。
料金が約2倍するアルプスの山小屋は、カレーライスやハンバーグやコロッケ・鳥のカラアゲがメインですが、稚鮎の佃煮やシジミ汁・野菜と山菜の天ぷらもついたご馳走です。
イケメンのお兄さんの応対も丁寧で、本格的な山小屋初体験の2人も安心したようです。
 
すぐ近くの公衆トイレを使用しますが、山頂とは思えないほど立派で清潔なトイレです。
伊吹山は琵琶湖国定公園となっていて、高山植物や薬草の宝庫として、観光客も多いこともあるのでしょう。
 
                 ご馳走が並ぶ夕食
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                   日没と星座探し                 
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琵琶湖:長浜・米原の夜景           岐阜:関ヶ原・垂井方面の夜景
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満天の星を見上げると火星と金星はすぐ見つかります。
さらにはくちょう座デネブ · わし座アルタイル · こと座ベガが結ぶ夏の大三角を探します。
北斗七星や北極星を見つけたりすると、思わず「星めぐりの歌」を口ずさみます。
 
登りに吹いた風がさらに強まり、寒くはないけど真夏とは思えない涼しさです。
西に目を向けると岐阜県方面の夜景が、西に目を向けると琵琶湖の弧に沿って長浜・米原の夜景が見事です。
 
小屋に帰って飲めない山とも三人を相手に酒飲みの私の山談義?が始まります。
登山の疲れもあって、消灯の9時前には (_ _) Zzzzz・・・・。
 
ご来光は5時過ぎと聞いて4時半に起床し外にでてみると、あちこちに人だかりができていてびっくり。
夜は人がいなかったのに、たぶん夜間登山組とドライブウエイ利用組がご来光目当てに、登ってきたのでしょう。
 
                  ご来光を待つ登山客
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                      ご来光 
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2018年8月 6日 (月)

伊吹山 1,377m 登山編

「山域全体に広がる高山植物」、「山頂からのパノラマ」、「快晴下の黄昏」、「満天の星空」、「東西に広がる夜景」、「荘厳なご来光」を楽しむ山旅です。

28日~29日に予定した遠征登山も台風12号のおかげで取りやめとなり、リベンジとばかりに、山仲間を誘って3日から一泊で登ってきました。

伊吹山は滋賀県と岐阜県にまたがる標高1,377mの山で、日本百名山、新花の百名山に挙げられています。
山域は高山植物が広がっていて、「イブキ○○○○」と名がつく花は22種あって、「ハクサン」の18種を上回るそうです。
山頂へは伊吹山ドライブウエイで上がれるのと、正面登山道からは標高差1150mを4時間かけて登ります。
 
道の駅伊吹の里から伊吹山          3合目
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3合目まで登るとやっと伊吹山が正面に見渡せます。
登山道に木陰がほとんどないため、夏は暑さを避けるため夜明け前の早朝から登ったり、夜間登山で知られています。
時折雲が広がり風が吹くのと、野草と出合う都度カメラを向けるゆっくりペースで、さほど暑さを感じませんでした。
 
イブキジャコウソウ                3合目と伊吹の町並み
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7合目を過ぎる頃から岩場の急登が始まります。
9合目から山頂まではすぐ、4軒の山小屋や休憩所売店が迎えてくれます。
登山だけでなく、山頂からのパノラマ、小屋の黄昏・満天の星と翌朝のご来光を体感すべく、山小屋「松仙館・ 山のカフェ 」さんに宿泊予約を入れておきました。
 
9合目付近                    山頂到着
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山頂記念写真                   関ヶ原方面
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琵琶湖:中央は竹生島             黄昏る山小屋
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松仙館さんの宿泊は私たちのグループだけ、夏真っ盛りながらも、山頂で宿泊する人が少なく、夕方になると人影はまばらでした。
 
宿泊することで、高山植物のお花畑だけでなく、山頂での黄昏、地上とはひと味違う満天の星空、ご来光など伊吹山の魅力をめいっぱい堪能できるのです。
 
 
 
 

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