伊吹山 花めぐり編
伊吹山は、夏は伊勢湾から、冬は若狭湾から風がふきつけて、霧が発生しやすく、冬は大雪も降り積もります。
豊かな自然環境の中、春から秋にかけてたくさんの花が咲き、その数は1000種類にも及ぶといわれます。
3合目にお花畑が広がり、登るにつれて花が見られるのと鳥のさえずりが聞こえます。
山頂付近には広大なお花畑が広がっていて、ドライブウエイをバスや自動車で観光客が多く訪れます。
ヒメヒオウギズイセン カワラナデシコ
オオバキボウシ
クサフジ イブキジャコウソウ
ただ、近年シカの食害が進み、ネットや柵で囲い込みがすすめられ、「コロニー化」で守られている感じです。
登っていても4合・5合目近くになると、動物の排泄物による野生の匂いが強く感じられました。
また、さまざまな外来種が侵入し始め、豊かな植物の生育環境を脅かしていています。
これらから高山植物を守るボランティアの活動も続けられています。
コオニユリ シモツケソウ
アカソ ルリトラノオ
イブキトラノオ イブキフウロ
ツリガネニンジン メタカラコウ
クガイソウ ヤマホタルブクロ
キオン クルマバソウ
ワレモコウ キバナノレンリソウ
キンバイソウ ミヤマコアザミ
ダイコンソウ シュロソウ
レモンイエローのユウスゲ ミヤマトウキ?
シカから攻められ、外来種の侵入に伊吹山の高山植物は危機にさらされ、有名な薬草も採取されなくなっているようです。
「神鍋山野草を愛でる会」で活動して5年目、覚えては忘れることの繰り返しでしたが、少しずつ頭の中の在庫が増えてきたように思えます。
柄にもないと笑われましたが、花を知ることで、山歩きの楽しさも増えてきました。
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