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2018年10月25日 (木)

2018 伊佐屋の燻炭づくり

稲の収穫も終わり、新米が出回る季節となりました。
刈った籾は乾燥→籾摺り→精米の過程を経てご飯になります。
 
昔は刈り取った稻藁は藁を乾燥させて冬仕事に縄や俵・箒(ほうき)などの材料に使っていましたが、再利用されることはほとんど無く、稲刈りの際にコンバインで切り刻み、そのまま田んぼに拡散します。
一方籾殻(もみがら)は腐りにくいので土壌改良や有機肥料の材料に使われてきましたが、需要は少なく厄介者として畦に広げて燃やしてしまうようになりました。
 
少なくなった再利用として籾殻を燻して菜園に使うのが「燻炭」です。
晩秋の風物詩として籾殻を燻す景色と匂いがあちこちの漂ったものです。
自前で出る籾殻は5袋程度ですが、農会の作業場には廃棄物としてあふれているのでもらってきます。
 
籾摺り後の籾殻                 袋に入れて運搬
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燻煙開始                 出来上がり一歩前
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山を崩す                      広げて水を掛ける
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燻煙器
20181025_152833_2朝8時から始めて、燻煙が終わり水をかけて熱が取れたのが16時、なんと8時間の長丁場です。
もっとも燻煙中は特に仕事が無く、椅子に座って本を読みながらのんびり眺めているだけです。
 
乾燥後は肥料袋に入れて我が家の作業小屋に保管します。
手間がかかりますが、燻炭にして土に混ぜると、水はけや通気性が良くなり、保温、保湿効果もあり、アルカリ性で土壌改良にも役立ちます。
我が家は種をまいたり、苗を植えるときは、燻炭をかけることにしています。
 
 
 
 

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コメント

昨日配達時に通りかかりました。
畑でお姿をお見かけしました。
お元気そうで何よりです。

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