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2019年1月22日 (火)

アコンカグアへの挑戦

プロスキーヤーの三浦雄一郎さん(86歳)が、南米大陸の最高峰6,961mの登頂を6,000mの地点でドクターストップがかかり、登頂を断念しました。

三浦さんは2013年にも80歳でエベレスト登頂に成功しました。
それ以前にエベレストの標高8,000m地点からスキー滑降に成功したり、世界7大陸の最高峰からスキー滑降に成功したことでも知られています。

登頂中止の決断は同行した大城和恵医師の判断と勧告にしたがったとされています。
大城さんは日本初の国際山岳医、著書「登山外来へようこそ」で、登山におけるリスクと予防や緊急時の対応など山を歩く私たちにとって知っておくべき知識の数々を教えてくれます。

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三浦さんは、高齢に加え心臓に持病を抱えている身で、持ち前の体力とチームの準備やサポートで登頂を目指しましたが、同チームの次男豪太さんらに南米大陸最高峰アコンカグア登頂の夢を託して下山を受け入れたといいます。

アコンカグアの名は、私にとってちょっぴり身近なものです。
一つは「チームF1B」の山登り隊のU隊長が学生のころ登頂したと聞いていました。
いま一つは但馬山友会の仲間で、百名山も完登されたS女子が、2002年に登頂を目指すも、5,950m地点で降り止まぬ雪のため登頂を断念したという記録を読みました。

登頂を目指すには、事前の訓練や装備、現地に入っても高度順化訓練などなど、想像以上の「努力や思い」の積み重ねがあったことを考えると、「勇気ある決断」と片付けるのは複雑な気がします。 

 

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コメント

新聞で大きく取り上げられていましたね。
とても大変な決断だったと思います。

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