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2019年7月25日 (木)

2019 コウノトリ 山本巣塔 子育て中

3羽のヒナが確認された山本巣塔では、巣立ちに向けて子育て真っ最中です。
親鳥と同じくらいに育ったヒナは外敵の心配は無くないますが、餌を運ぶのが大変な仕事です。

豊岡市の公式サイト 「コウノトリについて

山本巣塔 山上はコウノトリ但馬空港、麓には工事中の北近畿豊岡道IC
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親鳥と幼鳥たち 幼鳥にも足輪が
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餌が来た(足輪がないからオスの親鳥)
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食事中のヒナ
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まだ足りないのか、催促?
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1ヶ月経つと幼鳥の一日の食事量はゆうに1kgを超えるそうで、3羽分の食事を確保するのが大変な仕事です。
大きくなるに従って餌やりの間隔が長くなり、巣立ちを促すとのことです。
この日の餌やりの間隔は20分で、どうやら巣立ちはまだ先のようです。

 

 

  

2019年7月24日 (水)

庭の草花 2019 7月下旬編

24日に近畿地方の梅雨明けが報告されました。
気温と湿度の双方が高い日本の夏の到来です。

ヒメヒオウギズイセンとヒオウギ
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ノウゼンカズラとダリア
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ナデシコとミソハギ
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センニチコウ(赤と白)
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ヒャクニチソウ
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オミナエシとカセンソウ
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リアトリスと?
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アサガオとハンゲショウ
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アガパンサスとゴーヤ(グリーンカーテン)
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レインリリーとヤブラン
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秋の七草の中で、キキョウが咲き終わり、オミナエシ・ナデシコが咲き始めました。

 

2019年7月23日 (火)

2019 七夕豆栽培 Ⅰ

黒大豆と小豆に次いで白豆であるの七夕豆も播種も終えました。
通常インゲン豆は春に播いて梅雨から夏に収穫しますが、七夕豆は夏に播いて秋の彼岸すぎから実をつけます。
筋もなく湯がいて生姜醤油で食べたり、煮ても揚げても柔らかく美味しく食べられます。
種は市販されず、在来野菜として農家が自家採取して繋いでいます。

・ブログ記事 → 七夕豆 インゲンの在来種

弱点は収穫時期が秋なので、台風による大風と豪雨被害です。
毎年順調に収穫していた伊佐屋菜園も昨年は台風と虫にやられました。
種が穫れなかったら栽培仲間が融通しあうのもおもしろいところです。
伊佐屋の不作を知って、2軒の仲間が種を融通してくれました。
また、但馬を訪れて七夕豆の存在を知り、是非作りたいと横浜のOさんの依頼で、一昨年差し上げたこともありました。

・ブログ記事 → 七夕豆が横浜にお嫁に
・ブログ記事 → 台風の後始末

友人達からいただいた種
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播種完了
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芽が出て生長し始めたら、支柱や添え木をしっかり補強して、収穫の秋に望みます。

 

 

2019年7月22日 (月)

2019 小豆栽培 Ⅰ

梅雨明け前後は小豆の播種時期です。
当地では蒔き時を表現するのに、立光寺の祭り「清正公さん」が来たらとか、「ネムの花が咲いているうちに」と7月中旬から下旬をいいます。。
タニウツギを「田植え花」と表現したり、「ナワシログミ」と呼ぶのと同様、花の咲く時期を歳時の目安とします。

菓子屋を家業としていた伊佐屋では、小豆は必ず自家栽培し、正月のあん餅やぜんざい・お盆の団子に使用します。

豆や芋類は自家採取のもの種とするのですが、4~5年で種子更新をします
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30CM間隔に3粒
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栽培暦を参考に
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残肥が利用でき連作障害が出ないジャガイモの栽培跡が適地といわれています。
梅雨空が続き、しっかり水分が染みこんだ畑に、黒豆(2~3CM)よりも深植え(7~8CM)し、3粒蒔いて元気のよい2本立ちにします。
欠株がでたら予備で播いたものを補植します。

黒豆同様2度の土寄せを行ない、アブラムシやカメムシの対策しながら10月下旬の収穫時期を迎えます。

 

  

2019年7月12日 (金)

2019 黒大豆栽培 Ⅵ

6月10日に種を播き定植したのが23日、第1回の土寄せが7月3日でした。
いよいよ第2回の土寄せ時期です。

その前に追肥としてPK化成40を土に混ぜ込みます。
P(リン酸)K(カリ)だけなのは、成長に必要なN(チッソ)は豆自体の根に寄生する根粒菌が空気中から取り入れるからです。
通常のようにNが入った複合肥料を与えると、葉や枝が茂っていわゆる「ツルぼけ」になって実がつきにくくなります。

あわせてエダマメとして収穫する予定数の摘心(芽欠き)を行ない、脇芽を増やすことにしました。


初生葉の位置まで土を寄せた1回目から更に初生葉を埋め、第一本葉の下まで土を寄せます。
本来の根とは別に土で埋められた子葉(双葉)と初生葉の間に根が張ってくるそうです。

作業前と作業後(本葉の下まで土寄せ)
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2回目の土寄せが終わった菜園B
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これでひとまず作業は終わり、あとは成長を見守りながら除草をするのと、8月始めの開花期以後防虫作業が必要です。

野菜のエダマメとして食べられるのが10月中旬頃で、穀類の黒豆として収穫するのが12月、長い闘いが続きます。



2019年7月10日 (水)

2019 但馬山友会 此隅山・有子山登山

7月例会は室町期から織豊期まで但馬の守護として君臨した山名氏の城跡を訪ねました。
先ずは本格的で大規模な山城である「此隅山城」です。
ガイドをお願いしたのは城郭研究の第一人者「山名氏城跡保存会」会長の西尾孝昌さんです。お忙しい身にもかかわらず、快く引き受けていただきました。

山城といっても此隅山城は143m、有子山城にしても321m、登山だけでなく、国史跡に指定された山名氏の栄枯盛衰を歴史と城郭の両面からお勉強します。
雨の心配もなく久しぶりの初級レベルということもあって、48人(うち3人は体験)が、いずし古代学習館に集まりました。

案内の西尾孝昌先生と解説パンフ
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尾根伝いの道と此隅山山頂の本丸跡
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途中に堀切・郭・土塁・竪堀・切岸がよく残っていて、西尾先生から都度説明を受けました。
山頂本丸跡から来日岳・矢次山・三川山・大岡山・神鍋、蘇武岳・妙見山・須留岐山が見渡せます。

駐車場から有子山と有子山登山口
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次に向かうは此隅山を落とされ堺に逃れた後戻った山名祐豊が築いた有子山城です。
此隅山城の教訓をもとに、より高く広い場所にさらに堅固な城が築かれています。

有子山城跡縄張り図(作図:西尾孝昌氏)
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直登に近い登山道と石取り場での解説
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山頂本丸跡での解説と眼下に出石城下町
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記念写真と石垣の解説              
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登る途中の何段にも繋がる曲輪や堀切・竪堀や水の手を確保する井戸曲輪、石垣の石を切り出した石取場など見どころが多いのも特徴です。
本丸から城下を見下ろしながら江戸期に完成された総構えの町並みの説明はわかりやすく、室町から安土桃山・江戸・明治に続く歴史にロマンを感じました。
昼食の後、千畳敷の居館跡を見学し、東方向の鯵山峠に下り、谷山川沿いを城下に戻りました。

初級扱いとはいうものの気温が上がり湿度も高く、直登に近い有子山登山にバテ気味の参加者もでましが、歴史と城郭・城下町の多方向からのお勉強は、興味深いものでした。

解散後、山友のお2人も含めた7人のサムライが運営される「㐂らく文庫」に立ち寄りました。
下山時刻がズレて、希望者だけの訪問となったのが残念でした。
臨時開店して冷やしたお餅を提供し接待いただいたU店長には大変お世話になりました。

㐂らく文庫の店先と店内
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2019年7月 8日 (月)

2019 コウノトリ 山本巣塔仕切り直し

3月に産卵し4月に抱卵が確認できた山本巣塔のコウノトリですが、5月になると抱卵をやめ巣を空けることが多くなりました。
伊佐屋三木のblog → 2019 コウノトリ 山本巣塔抱卵中止

今年は無理と諦めていたものの、6月になるとやけに巣塔にいるのが目立ちました。
よく見ると幼鳥らしきものが確認できました。
今朝双眼鏡で確認するとなんと3羽の幼鳥に餌を与えています。

日高町山本巣塔と親鳥
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幼鳥3羽が確認できます
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抱卵を中止してから幼鳥が確認できるまで、何があったか知りませんが全然マークしていませんでした。

ところで3年目を迎える島根県雲南市のコウノトリの夫婦は凄いですね。
2年連続で幼鳥4羽全てが巣立ったことが確認されました。
本場の豊岡市でも多くて2~3羽、卵は4個生んでも生育の差が出て全数巣立ちまでたどり着けません。
あの狭い巣塔でひしめき合い、親鳥がヒナに供給する食事は半端な量ではありません。
アオサギと間違えられてハンターに撃たれる悲しい出来事があったけど、雲南市の豊かな自然と住民の優しい心根が気に入ったのでしょう。

山本のコウノトリも子育て上手、あちこちで巣立ちが確認されているのに較べ、遅くなりましたがきっと元気に巣立たせてくれるでしょう。

 

 

 

2019年7月 7日 (日)

先輩が野党統一候補に

参議院選挙が公示され、21日(日)の投票日を目指して選挙戦が闘われています。
定員1人の32選挙区には、野党統一候補が立って自民党との競り合いを続けています。
鳥取・島根選挙区の候補者は私の2年先輩で、衆議院議員を4期9年続けた中林よし子さんです。
8年前に「サークルのOB会」でお会いしたとき、これからはお母さんの介護にあたると仰っていました。
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1979年と1983年の衆院選で2回、当時は中選挙区制ながら保守王国の島根から当選して、明るい笑顔と人柄から「島根の太陽」と親しまれました。
統一候補といっても、社民党以外は残念ながら「自主支援」にとどまっています。

一年後輩で島根県雲南市在住のY君から・・

『「中林よし子を国政へ送る島根大学卒業生有志・関係者有志の会」で、島大卒業生へ2000通の宣伝物を公示日までに届くよう郵送しました。野党の共同候補といっても、まだ「本気の共闘」にはなってませんが、県民の深部で中林よし子への期待が広がっているのは間違いなく、私も肌身で感じはじめました。』とのメールが届きました。

「農業を守る」、「9条を守る」、「原発ゼロを目指す」、「消費税上げるな」、「年金減らすな」の願いがこもった「島根の太陽」がまた昇ることを期待しています。



 

 

 

2019年7月 5日 (金)

2019 岩津ネギ栽培

昨年に続いて、岩津ネギ苗を購入しました。
電話で確かめると、「今日から販売開始です」。
聞くとまだ数はあるとのこと。
予約はできず、早い者勝ちなので、さっそく車を飛ばしました。

JAたじま朝来支店のネギ苗売り場
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博多の「万能ねぎ」、群馬の「下仁田ねぎ」と並ぶ日本三大ネギの一つといわれます。
但馬では九条ネギが主流ですが、朝来市の岩津地区の特産品です。
深い溝を掘って植え、何回か土寄せをして、11月下旬から収穫します。
根の白いところだけを食べる白ネギと違って、青い葉の部分も美味しく食べられるのが特徴で、鍋料理には欠かせません。

植え穴を掘って植え付け
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2019年7月 3日 (水)

2019 黒大豆栽培  Ⅴ

6月10日の播種から、芽出し、6月23日の定植のあと、順調に生育した黒大豆です。
子葉から初生葉と続き、本葉が数枚出て、いよいよ第1回の土寄せの時期となりました。

土寄せマニュアル
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初生葉の位置まで土を寄せる
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強い味方の「izayamiki2号」
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目的は除草・倒伏防止・不定根を出させることと灌排水をやりやすくすることです。
まさに黒大豆講習会で学んだこととマニュアル通りの作業です。


 

 

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