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2019年の但馬山友会遠征登山は,昨年台風で中止となった中央アルプスの主峰、木曽駒ヶ岳2,956mです。
実施日は7月28日(日)~29日(月)、出発の3日前に台風6号が発生し、役員が急遽集まり、台風の規模・コースなど検討した上で実施することにしました。
台風の影響もあって曇りがちのお天気ながらも日が差したり、雲の切れ間に周囲の山々を展望することができました。
日程及びルートは「2019 遠征登山説明会」。
27日の反省会には、43名のメンバーのうち34名が参加し、宝剣岳の岩場の緊張感や例年になく見事だった高山植物の思い出を語り合いました。
地蔵盆も過ぎ、さすがの猛暑も少し和らぎました。
真夏はお休みしていた例会も、8月27日に神鍋高原に一足早い秋を求めてきました。
ヒヨドリバナとクズ
キキョウとヤマハギ
オミナエシとススキ(尾花)
カワラナデシコ
秋の七草の覚え方は七五調で・・・
「背高のっぽの おみなえし はぎ くず ききょう ふじばかま 恥ずかしがり屋の なでしこさん すすきが風に揺れている 秋の七草 美しい 色とりどりに美しい」こんな感じでしたかね。
それぞれの頭の文字一字を入れて「おすきなふくは」が簡単ですね。
春の七草も
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」と一気に覚えました。
この日の観察の詳細は・・・・
神鍋山野草を愛でる会のブログ記事 → 2019 8月例会 神鍋山周辺 をクリックしてご覧ください。
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お地蔵さまはすべての民を救済してくださり、関西では子供を守る仏として、府市場でも8月23日の「地蔵盆」には子供たちが主役で、お団子をお供えしお祭りしてきました。
昭和の時代、国府市場(こうのいちば 6・7隣保)では、お団子の代わりに木型を使ってタイやハスの形を作り、食紅で色をつけて蒸した手作りのお菓子をお供えしていました。
2005年(平成17年)から子供中心の「地蔵盆」を「地蔵まつり」と変えて、区全体で取り組み、バザーを用意し、区民の懇親・交流をはかる夏祭りとなりました。
会場は今年から子供広場から、公民館に変わりました。
「役員の負担を減らし、衛生的で快適な場所で皆さんに楽しんでもらう」ための10数年ぶりの変更です。
場所を変えることのメリットを箇条書きにすれば・・・・
①猛暑のなか屋外での会場の設営・撤去を担当する役員の負担が軽減される
②台風や秋雨による雨や風に対応できる
③トイレも炊事場も完備されていて清潔な環境である
④綿菓子・ポップコーン・フランクフルトや投光器などの電源確保も十分である
⑤なにより参加者に冷房の効いた快適な場所で懇談してもらえる
地蔵まつりビラと7地蔵めぐりの案内
会場設営(外)
中の会場づくり
観音堂横のお地蔵さまと子供たちによるお団子作り
おでんセット160食とフランクフルト150本
大人気の特製焼きそばは200食
子供たちにはヨーヨーつり・かき氷・ポップコーンとジュース
生ビール販売所・和やかな会場風景
チケット交換の行列と夜の屋台
予報通りの土砂降りの雨にも、テントと通路に張ったブルーシートが効果的でした。
24日夜の反省会には会場の様子を記録した動画風DVD(10分)を楽しみました。
新しい会場で新しい試みのよい記録になるでしょう。
反省会風景と記録DVD
反省会で貴重な意見をいただきました。
① 地蔵盆との関連をより深めるために、7地蔵をめぐるスタンプラリーを実施してはどうか
② 料理持ち帰りのお客が少なからずあった。
懇親会場にとどまってもらうために、時間を決めて景品が当たる抽選会を行なってはどうか(例えば19時)
また、従来からほぼ独立採算で運営してきましたが、役員20名の人件費はゼロでも材料コストが増え、今後赤字決算となることはやむをえないことです。
区を挙げての大行事であり、次年度から必要経費の予算化が提案されるでしょう。
小豆栽培が我が家にとって欠かせないのは、祖父が営んでいた「伊佐屋菓子舗」と関係があります。
マイブログ記事 → 伊佐屋菓子店のお菓子Ⅰ、伊佐屋菓子店のお菓子Ⅱ
小豆は羊羹や饅頭など和菓子に欠くことができないものです。
我が家はジャガイモの栽培跡に必ず小豆を植え、収穫すると親戚にも配っていました。
軒先に掛けていた看板と和菓子製造用銅鍋
アジア太平洋戦争が激化して物資の不足が進み、菓子材料である小麦・小豆・大豆など手に入らなくなりました。
特に砂糖が入らないのが決定的な打撃でした。
当然菓子屋は休業状態となり、戦後の復興が進み少しずつ手に入るようになったときは、祖父秀蔵が脳の病で倒れてしまいました。
三男だった父は中国で商社の仕事をして、丙種ながら18年に現地召集されたものの、大きな戦闘を経験せずに中国で敗戦を迎えました。
昭和の初めにブラジルに渡った長男は苦労を重ねつつ家族をもうけ、いまでは三世が家族の中心となり四世まで繋がっています。
次男・四男は戦死、三菱の造船技師だった五男は仕事の無理がたたって結核で病死、男児で唯一残った父が伊佐屋を継ぐことになりました。
21年に中国から復員してきた父に菓子製造の技術はなく、祖父秀蔵の病と死とともに伊佐屋菓子舗は廃業となりました。
もちろん自給は無理でも和菓子材料として大切だった小豆も作れずに、芋やカボチャなど量のある作物を優先して作った苦い思い出が、その後の伊佐屋の小豆に対するこだわりを生んだのでしょう。
13日に2羽が巣立ち、その後巣塔に帰っていました。
観察を続けると、16日に1羽が餌取りに出て2羽が留守番していました。
17日の朝は3羽とも巣にいて、14時過ぎに見てみると巣はもぬけの殻でした。
たぶんこの日、全羽が巣立ったのでしょう。
3月1日に「2019 コウノトリ 山本巣塔 産卵間近」を記事にしてから、4ヶ月半でやっと巣立ちを見届けました。
自宅のすぐ近くにあることから外出時は気になってチェックしてきました。
巣立ちを終えた3羽が豊かな国府平野の環境の中で、すくすく育ってくれると期待しています。
種を播いたのが22日、直後に梅雨明け前の強雨がが続き心配しましたが、小豆が生えそろいました。
第1回の土寄せが終わった小豆
月末に種を播く農家も多く、25日の梅雨明け後に猛暑日が続き、種の発芽と生えそろいに苦戦しているようです。
伊佐屋は黒大豆と同様、JAの「美方大納言栽培こよみ」に基づいた栽培法にしてみました。
元肥は「かがやき有機766」と「PK化成40」でチッソ控えめの肥料構成です。
伊佐屋菜園の生育は如何に。
23日に播いた七夕豆がその後の強雨で生えが悪く、別のところで育てていた苗を補植しつつやっと形になりました。
つる有りインゲンなので、そろそろ支柱をしてやりました。
昨年不作だったので、府市場区のTさんから種を分けていただきました。
余ったものを、近所のTOさんに譲りました。
昔からお互いが融通し合いながらつなぐ「種のリレー」です。
こうして市販されていない在来種を長年守ってきたのです。
毎日うだるような暑さが続きます。
梅雨明けの7月24日以後、30度越えの真夏日どころか連日35度を超える猛暑日が続きます。
伊佐屋菜園も雨が無く、猛暑に焼かれてサトイモ・ナス・キュウリは青息吐息です。
農作業は朝5時から7時まで、夕方の水やりくらいです。
主に除草が中心で、草も雨が降らないことでバテバテ。
特にこの時期は「スベリヒユ」が大敵で、種が広がらないよう花が咲くまでに根こそぎ除去します。
菜園A全景
で
それぞれ日中は葉を萎れさせ蒸散を防ぎ、夜になると葉をいっぱい広げて25度台に下がっでできた露を取り込んでいます。
出揃った小豆と寒冷紗で養生中の七夕豆
息絶え絶えの第一次キュウリとこれからが楽しみな第二次キュウリ
イチゴの苗作り
周りの畑と較べて草が少ないのが自慢です。
自然に帰ろうとする植物本来の力と、必要なものだけを残したい人意とのせめぎ合いです。
膝腰の痛みを辛抱しながらの菜園作業です。
次の雨は台風頼みでしかないようです。
歴史好きな孫3君が楽しみにしているのが、山城探訪のようですが、同じ歴史でも人類でなく地球の歴史を訪ねてきました。
鳥取県東部から兵庫県北部さらに京丹後市の丹後半島までが世界ジオパーク・山陰海岸ジオパークに指定されています。
ジオパークエリア内では、約2,500万年前の日本海形成の時代から現在に至るまでの過程を知ることが出来る貴重な地質や地形が数多く見られます。
ガイドは2009年に但馬検定一級検定に合格した「伊佐屋爺ちゃん」です。
新温泉町 山陰海岸ジオパーク館
うだるような暑さにもかかわらず、地球や日本列島の生い立ちを学びました。
抜けるような青い空と海の青・白い雲が織りなす山陰海岸の景観美は特別でした。
ジオのお勉強の後は、新温泉町浜坂から香住・竹野と海岸線を走り、城崎町を経て玄武洞到着です。
玄武洞ミュージアムのアジア象と世界の岩石展示
ジオの旅、最後に玄武洞見学
先ずは玄武洞ミュージアムを見学のあと、玄武洞を見学します。
帰るとすぐに山本巣塔のコウノトリの巣立ちの様子を見に行きました。
6日・7日と観察しましたが、まだ巣立っていません。
焼けつくような炎天下に3羽がひしめき合っていて、うち2羽は立って羽根を広げたり下を見下ろしたり巣立ちの時期は早そうです。
巣立ち間近の山本巣塔
猛暑にバテて長い夏休みをいただきました。 m(_ _)m
夏休みに入って横浜に住む中等部2年の孫2君が新幹線特急と乗り継いでやってきました。
小学1年にとき、羽田から大阪伊丹空港乗り継ぎで但馬空港への一人旅。
小学4年のときも妹の孫3ちゃんと飛行機を使ったGW二人旅も経験していて、今回は余裕たっぷりのようでした。
身長は158CM、声変わりしていました。
さっそく爺ちゃんと山本のコウノトリの巣立ちを見に行きました。
巣塔には幼鳥3羽がひしめいていて、1羽が羽を広げたりしてやる気十分に見えました。
次の伊佐屋夏物語は、孫1ちゃんが、塾の夏季講習が終わった10日に京都からやってきます。
こちらは中3なので春には高校進学を控える受験生です。
それぞれの家族は12日にやって来て、海水浴や多目的広場でのバーベキュー・花火を楽しみにしています。
老人2人世帯の我が家も賑やかなお盆となるでしょう。