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2019年9月27日 (金)

御岳山噴火から5年

長野・岐阜両県にまたがる御嶽山(3,067m)の噴火で、登山者で死者58人と不明者5人を出す大災害が発生して5年が経ちました。

紅葉真っ盛りの9月末、週末の土曜日でかつ晴天、昼食時間の山頂付近での大噴火は、人が集まるのを狙い撃ったとも思えるほどでした。
登頂の充実感の中、雄大な景色を眺めながらお弁当を広げていた人がかなりいたでしょう。
誰を怨むこともできない自然災害に対し、「神様はむごい仕打ちをなさる」これが実感でした。

噴火の前年(2013年)の7月末、但馬山友会の遠征登山で日本百名山でもある御嶽山に登りました。
夜行バスで但馬を出て、朝7時には田の原登山口から登り始め、山頂についたのが正午前でした。
頑張って登り、独立峰らしい雄大な景色を楽しみながら弁当を食べたのと、近くから噴煙が上がっていて改めて活火山だと感じたのを覚えています。

御嶽山山頂と二の池、摩利支天岳、右奧に雲がかかった乗鞍岳
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「信仰の山」らしく途中のあちこちに霊神碑(仏像や石碑)が建立され、王滝口と黒沢口の両登山道には2万基超と聞きびっくり。

二の池付近の霊神碑、登拝者の「御山は快晴 散華散華六根清浄」
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「花の山」としても名高く、登りでは名の由来となったオンタデ、キバナシャクナゲ、モミジカラマツ、ゴゼンタチバナ、オオカサモチ、ツガザクラ、イワオトギリに、山頂付近ではミヤマダイコンソウ、アオノツガザクラ、チングルマ、イワツメグサ、イワギキョウ、下りの樹林帯ではツマトリソウ・マイズルソウ、イワギキョウ、ギンリョウソウ、ヒメウメバチソウに出合うことができました。

ゴゼンタチバナとツマトリソウ
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 2013年「伊佐屋三木のblog」の記事 ↓ クリックでご覧ください! 

「木曽御岳紀行Ⅰ」
「木曽御岳紀行Ⅱ」                 
「木曽御岳紀行Ⅲ」


楽しかった山行を思い出しつつ、「犠牲者を悼むとともに、悲劇を繰り返さない」ことを祈ります。








2019年9月25日 (水)

2019  七夕豆栽培Ⅳ、小豆栽培Ⅴ

2m近くに成長する七夕豆がもっとも怖れていたのは台風による強風です。
過去に何回か根こそぎたおされたこともありました。
今回の台風17号は当地は雨はさほど降ることもなく、中心から離れるものの強風域が広いことが心配でした。

過去の経験を踏まえ、支柱に何本か筋交いを入れておいたのと、接近前に前中後の6ヶ所にロープで補強しておきました。

無傷の七夕豆
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小豆もなんとか
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22日夜半から翌23日の午前まで相当な風が吹きました。
七夕豆は補強が効いてなんとか無傷で済みました。
一方小豆はほとんどが風方向に傾いていたものの起こして土寄せしておきました。

まだ台風襲来の可能性があり油断はできませんが、無事に収穫期を迎えたいものです。

 

  

2019年9月24日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 9月例会神鍋山周辺 

彼岸に入り秋も進んできました。
前回は溶岩流周辺を巡り、今回は神鍋山周辺の秋を観察します


観察風景ナンバンギセル
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ツルニンジンツリガネニンジン
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ゲンノショウコ花後にできた種を飛ばした後(ミコシバナと呼ぶ所以)
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アキノノゲシノアザミと蝶
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クサボタンツリフネソウ
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気圧の谷の影響で午前中は曇り時々雨の予報でしたが、なんとか雨に遭わずに済みました。
次回の観察は10月、第2週はブリ火山(385m)17万年前噴火 周辺午前散策。
第4週三川山(888m)山頂周辺を9時30分~15時まで観察する予定です。

この日の観察は 神鍋山野草を愛でる会のブログ でどうぞ!


2019年9月22日 (日)

伊佐屋菜園 受難

21日(土)のこと、菜園隣のBさんが畑に車が落ちたのではないかとの話があり、それぞれ関係者が調査したところ次のとおりと推定しました。

①伊佐屋菜園に沿って東西を走る県道の上郷橋から、TさんとBさんの畑にダイブした
②いろいろ探した結果、伊佐屋菜園南側から国道沿いに畑を走り公民館までたどり着いた
③公民館横の狭い通路を上り国道に出た。


車の轍をもとに運転者の心理を推し量ってみると次のルートが判明しました。
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上郷橋からまっすぐに畑に向かい、6~7mをダイブして畑に着地した
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カボチャとキャベツとレタスなどの被害
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大外を回って公民館へと走り建物横の通路から国道にあがる
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被害は伊佐屋菜園が少々と府市場水環境保全会が育てていたソバが踏み荒らされたくらいでした。
この畑は過去に国道から飛び込んだ例はありますが、上橋付近からダイブしたのは初めてです。

たぶん20日深夜か21日早朝でしょうが、運転手も車もさしたる損傷が無かったように思われます。
いずれも緩くカーブしているところで、直線と思い込み誤ったものでしょう。
作物にも当人も車も大きな被害がなかったようでやれやれです。

 

 

 

2019年9月20日 (金)

2019 ラグビーワールドカップ日本開催

今日からラグビーワールドカップか開会します。
アジアで初の日本開催で、A~Dに分かれた20チームが国内12都市12会場で予選ラウンドを闘います。
それぞれのプール5チームから2チームが次の決勝ラウンドに進み、世界一を競います。
近くでは神戸市御崎公園球技場で4試合が組まれているのですが、コップ片手に観戦した若い頃とは違い、テレビ観戦を決め込んでいます。

2015年ワールドカップに関するマイブログ記事 →「楕円球の魅力 ラグビーフットボール

ラグビーはほかのスポーツと違って、国籍がなくても3年以上継続して住むなどで、その国の代表になることができるのです。
もともと国対抗というより、クラブチーム主体で闘ってきたことと、発祥の地イギリスから植民地を中心に普及してきた経緯によるもので、英国以外の国でも代表になれることを考えたともいわれます。

日本代表31人の中で外国出身者が11人なのも、①日本で生まれた②両親、祖父母の6人のうち誰かが日本で生まれた③日本に継続して3年以上住んでいる要件が満たされればよいからです。
サッカーなどと較べて違和感を感じる人もあるでしょうが、これがラグビーらしいところでもあります。
ジョセフ監督曰く「全員日本人ではないが、誰もが日本のために闘う」。

先週最終回となった、テレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」の話題性もあって、池井戸潤氏原作「ノーサイド・ゲーム」は豊岡市立図書館で24人待ち、やっと順番が来た17日に借りるとまだ15人待ちでした。
2日で読み切ってすぐに返却したものの、ワールドカップ開催も相まって大人気です。

原作にあったように、現在のトップリーグも国内大企業による財政的支えで成り立っていて、スポーツとして自立しているとは言えません。
協会財政基盤の弱さ、集客力の弱さ、サッカーと較べてファンの偏り(高齢化)など多くの問題を抱えています。
’21年にはプロ化も予定されているそうですが、開催を機に国内ラグビーも更に新しいステージに育っていくことを願います。





 

 

2019年9月15日 (日)

駆除のシカ肉

朝ご飯の後、近くに住む薫製仲間のAさんから電話がありました。
猟期は終わっていますが、駆除のためにくくり罠にかかったシカがいるとのこと。
家の近くの山で猟をするYさんと懇意なので、今までも彼を通じて時々もらっています。
今度は山で捌いて、もも肉を持って帰ってくれました。
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まだ体温が残っている生々しいものですが、何回か経験すると驚かなくなりました。
草しか食べないシカ肉はヘルシーで、新鮮なものできちんと処理すれば美味しく食べられます。

骨に沿ってもも肉を切り離し、分割水洗いしてジップロックして冷凍庫で保存します。
10月に入ると気温や湿度も安定する薫製適期となるので、孫達が好きなシカ燻やジャーキーに変わるでしょう。





 

 

2019年9月14日 (土)

2019 水稲収穫作業

13日に稲刈りをお願いして、府市場営農組合作業所の乾燥機へ収納しました。

刈った籾は軽トラのコンテナへ
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コンテナーから乾燥機へ直送
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翌14日には乾燥を終え、隣接する籾摺り機へ送り、玄米が出来上がりました。

倉庫の玄米と菜園用の稲わら作り
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つい5年前までは、刈った稲を乾燥袋に入れて乾燥機まで運び、乾燥を終えた袋を作業場に運び、籾摺りするなど2度の横持ち作業が必要でだった頃に較べると手間が省けるようになりました。

便利になった反面、30kg入りの玄米を扱うのが年々辛くなってきました。

 

 

2019年9月10日 (火)

神鍋山野草を愛でる会 9月例会 溶岩流周辺

9月例会は「秋の気配を見つける」をテーマに、久しぶりの溶岩流周辺観察です。
午後から雷雨の予報でもあり当初計画を変えて、急ぎ足で午前中だけの観察にしました。
35度近い酷暑の中で、15人が「道の駅かんなべ高原」に集まり、山宮チェーン脱着場まで移動し、石井から栃本をめぐりました。

キツネノマゴとマメアサガオ
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グロソウと雌雄異熟のゲンノショウコ
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センニンソウと ツクバネソウ
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クサノオウとクサネム
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この日の観察の詳細は・・・・
神鍋山野草を愛でる会のブログ記事 → 2019 9月例会 溶岩流周辺 をクリックしてご覧ください。

左端の戻るボタン「←」で元の記事に戻れます。





2019年9月 8日 (日)

2019  七夕豆栽培Ⅲ、小豆栽培Ⅳ

7月23日播いた七夕豆が順調に育ち、花をつけてきました。
台風が来なければ、秋彼岸前に収穫ができます。

2012記事 在来作物 七夕豆 ← クリック


mを越すつる有り種の七夕豆と白花
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一方同時期に植えた小豆も順調に生育し花をつけています。

小豆と黄花
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オクラの花とニラの花
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夏場になるとニラは花を咲かせます。
綺麗な花なのですが、放置すると株が弱るので、片っ端から切り取ります。
秋が進むとまた柔らかくて美味しい葉が出てくるのです。





 

 

2019年9月 7日 (土)

2019 府市場ソバ 再チャレンジ

2008年頃から国府平野の府市場耕作地のソバの植え付けが始まりました。
国府平野 米どころがソバどころに」、その後2012年の「大豊作の府市場ソバ」、2014年の「凶作の府市場ソバ」を経験して、2019年に3圃場でそばの種まきが終わりました。
 
それぞれをクリックすると記事にリンクします。戻るボタン(←)で元の記事に戻ります。

府市場営農組合組合が減反政策に応じて、転作作物としてソバを作ってきました。
もちろん補助金ももらいますが、できたソバは近くのソバ組合に買ってもらったり、行事などで手打ちにして提供されてきました。
播種時期や天候に関係して豊作の年は少なく、ほとんど芽出しに失敗したりして、近年ソバ作りは一部農家の趣味で行なわれてきました。

2019年の今年、「府市場環境保全会」の取り組みとして3つの圃場でそばの種まきが終わり、いまのところ順調に育っています。

芽が出揃った伊佐屋菜園横と区内のソバ畑
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肥沃な土地や水はけの悪い圃場には向かないというソバですが、芽が出れば大雨が来ない限り順調に育つでしょう。
麦や大豆の収穫にも使う「汎用コンバイン」も購入が予定されていて、自前の収穫風景が見られるかもしれません。
11月の収穫祭での府市場ソバの提供が期待されます。

 

 

 

 

2019年9月 6日 (金)

2019 秋冬野菜準備

この時期は夏野菜の片付けと同時に秋冬野菜を植えるための、畑の準備と苗作りが仕事です。
地蔵盆の頃に播いたハクサイとタカナが成長しています。

ハクサイ(金将)と漬け物用タカナ
20190906_075044キャベツ・ブロッコリー、玉レタスは数も少ないので苗を購入します。
10日過ぎには来るので、一緒に定植予定ですが、ずっと真夏日が続いていて模様眺めです。

9月に入るとまずダイコンを播き、ホウレンソウ、カブ、キクナなど順次播きます。
農事の目安となるのが、9月23日の秋彼岸です。

 

 

2019年9月 4日 (水)

庭の草花 2019 9月上旬編

9月に入ると秋の気配が感じられるようになりました。
ツクツクボウシが鳴いたり、秋の七草もあちことで見られるようになりました。
朝からの雨で庭の草花もしっとり上品な花を咲かせています。

ツユクサとミソハギ
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キバナコスモスとカセンソウ
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西洋オトギリの残り花とサルビア
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オミナエシとブルワリア 
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テッポウユリとオキザリス
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ホトトギスとシュウメイギク(蕾)
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ミニバラとアゲラタム
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タマスダレとゲンノショウコ
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サギソウ(鉢)と24日のイワタバコ(鉢)
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サギソウは何年か前に近くの方からいただいたものを嫁さんが大事に育てています。
イワタバコは別の方からいただいたものですが、出所不明です。
どちらも我が家だけに残っています。

夏から残っている花はアサガオ、ノウゼンカズラ、ヒメヒオウギズイセン、キキョウ、ヤブラン、トレニアなどなどです。

秋の果物であるカキもほとんど実をつけていません。
3本あるスモモはまったく実をつけず、レモン、ユズ、スダチもほとんど無し、春に花が咲き実をつける頃に厳しい天候だったのかもしれません。

 




   






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