原発マネー還元疑惑
福井県高浜町の元助役から関電幹部に12年間で3億2千万円が渡ったことで、関電が改めて記者会見を開きました。
うち2人は1億円を超える金品を受け取ったとのこと。
金品の中味は、現金・商品券・金貨・金杯・小判・スーツ仕立券とされています。
「断れば厳しい言葉で激高される」「原発事業に影響が出る」などなど、なにおかいわんやです。
「手土産の菓子の袋の底に金貨が入れられていた」に至っては、「悪徳商人と悪代官」の構図そのものです。
少し状況は違いますが、政治の世界でも似たようなことがありました。
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贈与の元となる資金は原発関連工事によるものでしかなく、関電&工事業者&フィクサーである元助役の三角関係が類推されます。
民間会社とはいえ公益企業による疑惑は、税務当局の調査が発端とされます。
今後、収賄・背任容疑も含めて地検特捜部による捜査や株主代表訴訟などで不明朗な関係にメスが入れられ、関係者に対し世間が納得するような処罰が下されなければなりません。
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