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2019年11月23日 (土)

2019 黒大豆栽培(番外編)黒鶴

伊佐屋菜園では赤・白・黒の豆を栽培していて、赤は美方大納言小豆、白は七夕豆、黒は丹波黒の三種です。
ところが番外編として、黒豆の在来種「黒鶴(くろつる)」2粒を丹波黒の横に播いたところ、どんどん成長して鈴なりに実をつけました。

実はこの種、今年の2月大屋町での講演会「種子は地域の財産(たから)」で参加者が2粒ずついただいたものです。
講師の保田茂先生が、在来種を受け継ぐ大切さを説いて、養父エンドウと但東町で作られている「黒鶴」の種を配られました。


Img_20191124_0001  Img_20191124_0002

収穫した黒鶴 丹波黒との比較
Pb240119 Pb240121
もう一つの養父エンドウは播き時期が過ぎていて、実りませんでした。

本の記事にあるとおり、コウノトリのことを地元では「鶴=ツル」と呼んでいました。
丹波黒に較べて、早生かつ小粒で平たくほのかで上品な風味がします。
ビールのお供にエダマメで食べたら絶品でした。

育てたもう一株を種としました。
量ってみると300粒弱ありました。

土質や気候が合ったのか、単身(一粒)サヤが多かった丹波黒に較べて、鈴なりに実をつけました。
一粒の種が成せるすごさに感動するとともに、2020年以降も、美味しくて収量の多い黒鶴を育て広げていきたいと思います。






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