人工膝関節置換手術体験記 ⅹ
いよいよ退院です。
7日に所用があり、事前にお願いしていた血液検査とレントゲン検査を仕事始めの6日朝に済ませ、即日退院が許可されました。
準備の都合で15時退院となり、昼食後に病室にある私物の片付け、入院費用の支払いを済ませました。
「どれくらい費用がかかった?」とよく聞かれます。
受ける治療(保険適用・保険外費用)や本人の年齢・保険の種類・所帯の所得・個室利用などオプション加算のあるなしによっても変わってきます。
詳しくは入院時に配布される「入院のご案内」に記載されています。
・「入院費の支払いと計算方式」→ ダウンロード - siharaikeisan.pdf
・「高額医療と自己負担限度額」→ ダウンロード - gendogaku.pdf
入院費精算は1ヶ月分を翌日10日まで、もちろん支払いしないと退院できません。
支払いは、クレジットカードが利用できます。
病院内に郵便局・但馬を拠点とする3金融機関のATMが設置されています。
私の場合、自己負担限度額を超えた分が助成され、月をまたいだ33日の入院で、1日4千数百円程度でした。
明細を見ると食材費相当額に加え、調理費相当額が加わり、結構な金額となります。
そんなこんなで無事退院、受け入れ側の我が家では階段手すり、風呂の手すりとシャワーチェア、予備の一本杖が設置してあります。
転ばぬ先の杖とお風呂
階段手すりと滑り止め
退院してすぐに自宅に帰り、ゆっくりくつろぎました。
1週間遅れのお正月として待ちに待ったお酒も、缶ビール2本をなめるようにいただきました。社会復帰の始まりです。!(^^)!
腫れも徐々に引いてきました
何人かの方からいろいろ質問を受け、この病気で悩んでいる方が多いのに気づきました。
その疑問にお答えするため、膝関節治療の内容や病院生活の様子を10回に分けてアップしました。
「自虐ネタ」ですが、同病で悩んでいる方やご家族の皆さんの参考になれば幸いです。
病院関係者の皆さんには本当にお世話になりました。
お仕事とはいえ、それぞれのスタッフの心のこもった対応にはただただ「感謝」しかありません。
退院後20日ほど経過して、車の運転は問題なく、近場の歩きは杖が不要となり、腫れも引いてだんだん曲がるようになりました。
片方の脚にも不安を抱えていますが、退院後のケアや自分でのリハビリを積み、日常生活が問題なく送れるよう励みます。
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