人工膝関節置換手術体験記 Ⅲ
手術1日前に入院し、病棟看護師、手術時の看護師、麻酔医の方々、最後に主治医の先生から説明を受け、付添人ともども手術同意書にサインします。
手術の方法とリスクを丁寧に説明していただきます。
特に細菌感染(化膿)、血液上の問題(血栓症・貧血による輸血など)、ほかに創部周辺の知覚異常(痺れ)、人工材料による異常反応などなど。
事前に聞いたり調べたりしていたので、特に質問もなく「まな板上の鯉」になるしかありません。
手術当日は食事抜き、朝9時開始予定で、手術室入室前や手術台でも、手術場所の確認が行なわれます。
あとは全身麻酔が効いてきて、気がつくと「終わりましたよ」とベッドに乗せられて病室へ帰ります。
左腕に点滴、手術した膝に血液を出すドレンと溜める袋がつけられ、尿道カテーテルが入れられています。
全身麻酔なので病室に移動しても、自己呼吸が定まる夕方まで酸素マスクをつけていました。
水蒸気と一緒に送られるので、鼻や口のあたりに水分がたまり煩わしかったのを覚えています。
人工膝関節全置換術 (参考動画) ↓
点滴で痛み止めの効果もあって、患部にはほど痛みは感じられませんが、発熱によるものか背中と腰の痛みに少し悩まされました。
手術した膝につけたドレンから溜まった自己血(600ml程度)袋を、点滴で戻されるのには驚きました。
輸血リスクをなくし、事前の貯血もしなくても済みます。
手術箇所と翌日からCPM(持続的他動運動装置)によるリハビリ開始
CPMは最初は60度で一時間、一日ごとに5度増えて、130度まで曲がると卒業です。
一方、理学療法士さんによるリハビリも始まりました。
もちろん自力で右脚を動かすことはできません。
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コメント
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術後の痛みどめ麻酔にはうちのかみさんも
帝王切開後に相当悩まされましたね。
自分も昔看護師だったくせに。。。まぁ初めてってのは誰しもそういうもんですね。
投稿: 栄治 | 2020年1月14日 (火) 07時25分