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2020年1月20日 (月)

人工膝関節置換手術体験記 Ⅳ

「リハビリ編」です。
手術後2~3日経って、血液受けのドレンや尿道カテーテル、点滴から解放され、管から自由の身となりました。
さっそくトイレやリハビリに車イスで行動ですが、もちろん運転免許はもらえず介助が必要です。


記憶のままに時系列で書くと・・・
4日手術、
5日からCPM(持続的他動運動装置)によるリハビリ開始(5度ずつ角度を増やし21日で終了)
6日、点滴や管を取り外し、車イス利用。

左右のブレーキをかけること、ペダル位置の確認、制御推進の要であるホイール操作を教えてもらいます。
初めての体験なので乗り移りや方向転換など、なかなかうまくいかず、4日後にやっと自走許可が出ました。
同時期に平行棒を持ちながら歩行訓練のリハビリが始まりました。

7日にベッドに腰掛けができ、リハビリ室で平行棒を頼りに歩行訓練、8日に車イスの「運転免許」が出ました。
9日から車いすで病棟階を巡行許可もでました。

車イスと歩行器
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転ばぬ先の杖
P1250217 13日に歩行器使用がOKとなりました。
両者の違いはなにより座るのと立っているのとの姿勢の差です。
歩行器は身体が直立でき、足に負担をかけぬよう腕と正常な足で調整してどんどん歩けます。
トイレやデイルーム(談話室)にも自由に行くことができ、病棟内歩行はもちろん2階の売店にも行けます。

歩行や膝患部のマッサージ、筋力アップ訓練が行なわれる一方、補助手段も車イス→歩行器→一本杖と進みます。
退院の目安は、平地の「杖つき歩行」と階段の上り下りができることだそうです。

リハビリに休日がなく、年末年始も先生方が交代で対応していただけます
先生方には根気強く丁寧に処置していただきました。
腫れと熱を持った膝の屈伸などときには泪がでましたが、できることが一つずつ増えるのが嬉しいことでした。

杖歩行の許可が出ると、病棟の6階廊下(片道約100m)を往復したり、年末年始の人気がないときは用もないのに2階の売店に降りたり、1階各所を回る「訓練=徘徊」に励みました。

年明けになると病棟に1箇所ある「デイルーム」に朝・昼・夜と出かけ、コーヒーを飲んだり、読書したり、テレビを見たりして、病室に帰るのに杖を忘れることもありました。

 

 

 

 

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