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2020年2月20日 (木)

マラソン中止騒ぎに寄せて

新型コロナ感染を避けるためマラソンの変更や中止が相次いでいます。
1日に予定されていた東京マラソンは一般参加を取り止め、8日に予定されている名古屋ウイメンズマラソンも一般ランナー抜きが検討されています。
近くではABC丹波篠山マラソンも中止となりました。

不特定多数が集まるイベントはウイルスの感染拡大の危険性があることは理解できますが、「参加料は返さない」というのは気になるところです。

私も同様な経験をしたことがあります。
2009年年5月24日(日)に予定されていた「第23回新温泉町麒麟獅子マラソン大会』が、新型インフルエンザの兵庫県内感染確認に伴い中止されました。
このときは但馬各市町に感染者が出て、更に広がる恐れがありました。

参加すればイカやハタハタ・甘エビなど海鮮物のお土産がもらえる人気のマラソンでした。
中止にはなりましたが、参加料の返金はないものの「参加賞」として、全員がTシャツを申し込むようになっていたので、後日参加者のもとに郵送されてきました。

マラソンブームのかこつけて大都市が後追い的にマラソン大会を実施するようになりました。
東京・大阪・神戸・京都などなど、今までこつこつと積み重ねていた地方都市主催の大会が客を奪われました。

マラソン適期と曜日は限られていて、重複すると地方には勝ち目がありません。
第40回を迎える「神鍋高原全国マラソン大会」も参加者減が続き、ボランティア問題や経費削減もあって以後は取りやめになりました。

大が小を飲み込む、都市が地方を凌駕するのは気に入りません。
規模の大きさにまかせて人を集め、募集要項を楯に返金なしは無責任でしょう。

そんな中でも「みかた残酷マラソン」のように規模は小さくとも、地域と人とのふれあいを大事にして頑張って入るのは立派です。














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