登山シーズン開幕にあたって思うこと
新型コロナウイルス問題に関連し、例会活動について、このまま実施することは心配との意見が一部に出ています。
新年度活動第一弾の「中山縦走」が取りやめとなったのは、貸し切りバス利用だったのと場所が都市部の宝塚市であり、ツツジの花見客による混雑が懸念されたからでしょう。
ウイルスの感染状況には地域差があり、全国一律の対応が求められているわけでもありません。
人が集まって動くからにはリスクはゼロではありませんが、慎むべきは、「密閉」「密集」「密接」の三つの「密」が揃う状態だとされています。
兵庫県の感染者が報告されていますが、兵庫県北部で感染者は報告されていません。
学校も朝来市を除く小中学校の授業が16日から再開され、兵庫県も4月8日から新学期の学校再開を決めています。
都市部と地方では人口密度も経済活動にも大きく差があります。
会員対象の屋外での健康的な運動まで取り止めるのは、過度な警戒となり、生活の質まで犠牲にすることになリかねません。
ただ、実施に当たっては、例会担当役員さんに「濃厚接触」とならないような工夫をしていただく必要があります。
今後、国から法に基づく「緊急事態宣言」が出て、県や居住する自治体から「外出自粛要請」などがあれば話は別です。
次回例会は4月9日(木)に「城崎大師山ウオーク」が、26日(日)には丹後の「金剛童子山登山」が計画されています。
例会はすべて自主参加を基本としています。
手洗いの励行やマスクの着用など感染防止に努めるのと定期的な検温も必要です。
各々体調管理に留意した上で、参加を決めてもらえばよいと思います。
ただ、但馬山友会20周年記念イベントとして計画されている、宿泊&山の歌ライブ付きの「20周年記念の集い」と記念登山の「立山縦走」は三つの「密」を作る懸念があるので、状況の進展を見ながら考える必要があるでしょう。
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