7都道府県に例の宣言が出た翌日、夫婦で但馬の春を楽しんできました。
どちらもハードな行動は無理なので、広域林道を利用したらくちんコースです。
但馬の名峰「蘇武岳1074m」も展望所から徒歩20~30分で山頂に到着です。
展望所とタムシバ
雪をいただく氷ノ山・鉢伏山と扇ノ山
風は少し冷たいものの春の日差しが和らげてくれます。
他には神戸ナンバーでご夫婦が1台、神戸から来ましたと申し訳なさそに挨拶されました。
こちらも姫路ナンバーなのですが・・。
イチリンソウとアズマイチゲ
エンレイソウとニリンソウ
樹齢100年近い満開の清滝の大桜
例の宣言の対象地区になってから、イベントや会議はもちろん、山歩きも山野草を愛でる会もすべて中止か延期。
但馬ドームも閉鎖されていて、お目当ての写真展も見られませんでした。
満開の清滝の桜も人通りがほとんどなく、福祉施設のマイクロバスも車窓から愛でていました。
まさに「右向け右」のオンパレードで、中国山地を挟んだ北側の但馬で過度な自粛は不要と思って抵抗したけど、推移を見ると弱気になります。
昭和天皇が逝去される前年(昭和63年)、病気の天皇をおもんぱかってほとんどのイベントや祭事が中止となったことがありました。
府市場区の秋祭りの中止を決めた会議で、「村内安全・五穀豊穣を祝う祭りまで自粛することはない」と発言したところ、役員から「皆が右を向いているときに、左を向くわけにはいかない」と押し切られました。
「ああ、この国はまた戦争をするかも知れんなぁ」と嘆いたことを思い出しました。
ところで、登山アプリの会社「YMAP」のニュースレターにこう書いてあります。
この非常時においては、大局的な視点で現状を捉え、シンプルに2つの判断軸に絞って行動するのが適切だと私たちは考えます。
1. 自身が健康でいること = 感染しないこと
2. 感染している可能性を念頭に、他人(ひと)に移さないようにすること
<登山も例外ではない → 結論:今は家にいよう>
行動するならグループは避け、家族で!
そだね~。