リハビリ登山 剣蛇ヶ岳
昨年12月に右膝を人工関節に置き換える手術をしました。
その後の経過は、腫れは残るものの痛みはなくなり、不自由なく自転車に乗ることができます。
ところが、こんどは左膝が痛み出して、とうとう11月に手術を予約しました。
どちらも軟骨の磨り減りによる変形が進み、膝関節を片方ずつ交換することは覚悟していました。
日常生活ができるようになると、さらに趣味や生きがいを求めるようになります。
手術後のリハビリ登山として、近くの低山を選びました。
剣蛇ヶ岳(けんじゃがたけ)422mは、豊岡市と京丹後市久美浜町の境にあってる抜群の眺めで知られていて、地元では白雲山とも呼ばれています。
登山口の酒垂神社から標高差が約390m、よく整備されているハイキングコースです。
剣蛇ヶ岳と案内板
なだらかな尾根道と途中の南方向の展望
シカによる食害が進んでいて、シカが食べない植物が幅をきかせています。
下草が無いので周りがよく見渡せ、シカの母子に出合いました。
マツカゼソウ&マムシグサ
ヒトリシズカとキランソウ
密とは無縁の山頂&北東方向に丹後半島北端の依遅ヶ尾山
南から北へ但馬の山、東西床尾山・須留岐山・進美寺山・須留ヶ峰・御祓山・但馬妙見山・氷ノ山・蘇武岳・大岡山・雪をいただく扇ノ山・三川山・矢次山・ 久斗山、来日岳まで見渡せました。
丹後方面では、形がはっきりしている久美浜湾の兜山・金剛童子山・依遅ヶ尾山が確認できます。
山頂からの眺め
妙見山と蘇武岳の間にうっすら氷ノ山、久美浜湾と小天橋
好天の土日は、「ステイホーム」の要請がされていましたが、市内の山でもありウオーキングの延長のようなものです。
「家に居よう、人を救おう」は大切なことですが、東京を始め大都市の施策が過疎の地まで一律に適用されるのはどうでしょうか?
リハビリをかねての必要外出なので、許してもらいましょう。
登山口の法花寺集落で地元の何人かと挨拶を交わしただけで、道中も山頂にもまったく人影はありませんでした。
登りは2時間で下りは1.5時間、休み休みのゆっくり登山でしたが、ダブルストックやサポーター・鎮痛剤に助けられ、手術後初めての山を楽しみました。
ただ、下りとなると手術をしていない左膝が痛み出します。
無理をしないで、筋力強化をしながら徐々に慣れていくしかないようです。
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コメント
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今季も絶景写真、楽しみにしてます!
投稿: 栄治 | 2020年4月27日 (月) 07時23分